どのスポーツにも活かせる!子供の運動神経UPの秘密は「コーディネーション能力」

どのスポーツにも活かせる!子供の運動神経UPの秘密は「コーディネーション能力」

今回習い事スクスクでは、ZEAL BOXING FITNESS for KIDSを開講する、株式会社ZEALの渡会 雄一(わたらい ゆういち)代表にインタビューをさせていただきました。ボクシングだけに限らず、子供たちにとって学校の体育やスポーツ全般をするうえで必要な「コーディネーション能力」や「成功体験を積み重ねること」の重要性についてお話しいただきました。幼児から小学生のママにとっては非常に参考になる内容ですので、ぜひ最後までお読みください。

渡会 雄一(わたらい ゆういち)
株式会社ZEAL 代表取締役
渡会 雄一(わたらい ゆういち)
株式会社ZEAL(ジール)代表取締役の渡会 雄一(わたらい ゆういち)です。プロボクサーとして活動した経歴を持ちながら、現在は株式会社ZEALを経営。デジタルマーケティングを生業にしながら、キッズ向けのボクシングフィットネス「ZEAL BOXING FITNESS for KIDS」を開講しています。あらゆるスポーツに必要な「コーディネーション能力」の重要性について、保護者の方に届けたいと思っています。
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目次

今回お話を伺ったのは、キッズ向けのボクシングフィットネス「ZEAL BOXING FITNESS for KIDS」の運営元、株式会社ZEALの代表、渡会 雄一(わたらい ゆういち)さんです!

 

――本日はよろしくお願いいたします!

渡会代表:よろしくお願いします!

株式会社ZEAL_渡会社長

画像提供:株式会社ZEAL

ZEAL BOXING FITNESS for KIDSが誕生したきっかけ

――早速ですが、ZEAL BOXING FITNESS for KIDSを開講したきっかけを教えていただけますでしょうか?

 

渡会代表:はい。私はデジタルマーケティングの会社を経営しているのですが、いまの日本のフィットネス業界は、楽しく運動するというよりも筋トレなどの「トレーニング」の提供がメインになっている傾向があります。

 

――たしかに私もジムに通った経験がありますが、筋トレなどのキツい運動をするために月々お金をかけている人は多いですよね。

 

渡会代表:そうですよね。いまのフィットネス業界は4,000億円くらいのマーケットがあるのですが「苦しい」「キツい」メニューがサービスとして多くを占めています。

 

私個人の意見としては、生活の中に運動習慣を取り入れるには「苦しい」「キツい」だけでは途中で折れてしまうと思っています。もっと楽しく運動できたほうが、運動習慣が身につくと思いませんか?

 

――私がジムを退会した理由も「キツイ」という部分がハードルになって足が止まりました(笑)。たしかに、キツい運動をするよりも楽しく体を動かしたいです!

 

渡会代表:そうですよね(笑)。これだけ「健康寿命」などと言われている日本で、運動に対してお金を払っている人は、3~4%しかいないと言われているんです。
ですからこの日本で運動習慣を広めていくためには、運動をエンターテイメントにしなければならないなと思ったことが開講のきっかけです。

ZEAL BOXING FITNESS for KIDS_外観写真

画像提供:株式会社ZEAL

運動習慣を身につけるには理にかなったスポーツ「ボクシング」

――数あるスポーツのなかで、なぜボクシングフィットネスなのでしょうか?

 

渡会代表:「運動を楽しむ何か」を考えたときに、やはりスポーツだなと思ったんです。スポーツの達成感や、技術を覚えることでの高揚感、試合に勝ったときの喜びなど……。スポーツの楽しさを通せば、日々運動することに対してもっとポジティブな人が増えるのではないかと思っています。

 

――ボクシングと聞くと少しハードルが高いイメージもありますが……。

 

渡会代表:私自身ボクシングをやっていたのですが、ボクシングって他のスポーツに比べて「手軽」に始められるスポーツなんです(笑)。お金がかかる用具をたくさん購入する必要もなければ、高価な道着やユニフォームも必要ありません。

 

ボクシングは用意する物もほとんどなく、基本的には手を動かすスポーツなので、運動習慣にしていくには理にかなったスポーツなのではないかと思います。

 

そしてじつは何よりもすべてのスポーツにおいて子供に必要となるコーディネーション能力を、楽しく身につけることができます。

ボクシング_子供

イメージしたとおりに体を動かす「コーディネーション能力」

――「コーディネーション能力」とは、どのようなものなのでしょうか?

 

渡会代表:コーディネーション能力とは、運動神経や運動能力と同じ意味合いで使われていますが、7つの能力(リズム能力、バランス能力、変換能力、反応能力、連結能力、定位能力、識別能力)に分けて考えることが一般的とされています。

たとえばダンスの振りを覚えるときやサッカーのドリブルを練習するときなど、脳内のイメージを体でどこまで表現できるかがポイントになります。コーディネーショントレーニングは、頭でイメージした動きを実際に自分の体を使って、表現・再現できる能力を身につけることができるので、どのスポーツにも活かせておすすめです。

 

――なるほど。子供の発育に大きく関係しているのですね!ちなみに始める適齢などはありますか?

 

渡会代表:神経系の能力は12歳以降大きく変化しないと言われているので、幼少期から小学6年生くらいまでに身につけておくことがとても重要です。

 

たとえばテニスでいえば「リズム能力」はタイミングよくボールを打ち返すために必要ですし、ジャンプして転びそうになったときにはうまく着地するために「バランス能力」が必要です。
また、飛んできたボールに素早く反応するためには「反応能力」が必要ですし、これら7つの能力がバランスよく身につくことで、どのようなスポーツにも適応できる体だといえるのです。

 

――なるほど。コーディネーション能力を養うためのボクシングだということですね。

 

渡会代表:そうです。レッスンではパンチの練習もしますが、思ったように体を動かせるようになるために必要な神経トレーニングや、アニマルウォークなどの神経系のカリキュラムも取り入れています。

 

私たちは、決してボクシングがうまくなってほしいわけではありません。体が正しく動くようになった結果「ボクシングをやってみたらすごくいろいろなことができるようになった!」「自分のイメージどおりに動けた!」ということを子供たちにも感じてもらいたいのです。おじいちゃんおばあちゃんになっても、体が自分の思うように動けば誰だって楽しいですから(笑)!

ライセンスも取得!大学2年生からボクシングを始めプロとしても活躍

――代表自身、ボクシングのご経験があると伺ったのですが……。

 

渡会代表:はい。プロライセンスまで取得しました!

 

――ええー!!そうだったのですか!ちなみに、ボクシングはいつから始められたのでしょうか?

 

渡会代表:ボクシングは大学2年生から始めました。本当は高校生から始めたかったのですが、高校の3年間はラグビーに没頭していたので。ラグビーがめちゃくちゃ楽しくて辞められなくなってしまったんですよね。大学に入って少したって、大学2年生からボクシングを始めてプロになりました!プロとして、6戦くらい試合にも出ましたよ!

 

――プロとして試合にも出られことがあるのですね!そのなかでも印象に残っている試合はありますか?
渡会代表:そうですね。いまユーチューバーとして人気のプロボクサーの赤穂 亮(あかほ りょう)選手と後楽園ホールで戦った試合が印象に残っています。彼の2戦目の対戦対手として出場したのですが、19歳のときの彼にボコボコにされて引退しました(笑)。

 

――えー!赤穂 亮選手、知っています!すごいですね~!
渡会代表:いえ、すごくないですよ(笑)。ボコボコにされたので(笑)。

 

――ちなみに、小さいころに習い事は何かされていましたか?

渡会代表:小学生の頃は、スイミングとサッカーをやっていました。学習塾にも通っていましたね。

株式会社ワンチーム_渡会雄一_プロボクサー

画像提供:株式会社ZEAL

悩んでいる子はぜひ体感してほしい!ボクシングだから味わえる「成功体験」

――これまでボクシングを通して感じた子供たちの変化には、どのようなものがありますか?

 

渡会代表:私が現役でやっていた頃、中学生や高校生の練習相手をすることが多かったのですが、学校でうまくいっていない子や、悩みを持っている子が多かったんです。

そういう状態のときは笑顔も出ないし明るくもなれないものですが、僕がミットを持ってパンチを打たせてあげると、子供たちはとてもテンションが上がるんですよ。

 

それから3カ月くらい通うと、どんどんできることが増えてみんな自信にあふれた顔になってくるんですよね。
なかには、アマチュアの試合に出て「めっちゃ楽しかった!」と言っていた子もいました。

 

――その変化を目の当たりにするとやりがいも感じるでしょうし、感動しそうですね!

 

渡会代表:そうですね。やはりそのような子たちを見ていると、早く成功体験をさせてあげることがすごく重要なのではないかなと思います。

 

たとえばサッカーだとリフティングができないと、周りとの差を感じやすいじゃないですか。でもボクシングの場合、パンチを打つことはリフティングのように難しい動作ではありません。パンチがどれだけ下手だったとしても、ミットで受けるコーチが「バシッ!」っと良い音を出すこともできます。

 

そういう意味でボクシングは他の競技よりも「小さな成功体験」を作り出しやすく、子供の自己肯定感を高めてあげられるのです。

ZEAL BOXING FITNESS for KIDS_コーチ

画像提供:株式会社ZEAL

今後の展望は

――渡会代表の今後の展望をお聞かせいただけますか?

 

渡会代表:今後はボクシングとテクノロジーを融合させていきたいと考えています。

 

――ボ、ボクシングとテクノロジーの融合!?

 

渡会代表:はい(笑)。 簡潔に言うと、仮想世界のなかでもっとボクシングをたくさんの人が楽しめるようにしたいです。とくにお子さんや女性など、ボクシングを楽しみながら、そのなかでも自分の成果を感じる「対戦」ができるようなサービスを提供したいと思っています。

 

――たしかに試合となると敷居が高いですが、仮想アバターで戦えるなら楽しみながら成果を感じられますね!

 

渡会代表:はい。さらにはこれから「レッスン中は英語だけしか使わない」イングリッシュボクシングのスクールもやろうと思って動いています。ボクシングの用語はモチベーションを上げるものが多いのでその特性を活かしたスクールを開講したいです。

 

――イングリッシュ×ボクシングですか!おもしろそうですね!

 

渡会代表:はい。楽しみですね。それからじつは、お子さんの成長や発達に関するお悩みをお持ちの方々にも、ボクシングフィットネスを活用できないかを検討しているところです。
ボクシングフィットネスを通して、一人でも多くのお子さんや保護者の方が、今抱えている悩みを和らげたり、ポジティブなものに変えていけたらと思っています。

株式会社ワンチーム_社員

画像提供:株式会社ZEAL

おわりに

小学5年生と2年生の子供を持つ編集スタッフの私は、今回のインタビューを通して初めて「コーディネーション能力」という言葉を知りました。
ボクシングだけに限らず子供にとって必要な能力だということを、この記事を読む一人でも多くのママパパに知っていただければ嬉しいです。

また、渡会代表ご自身の経験をもって語られた「早く成功体験をさせてあげることが子供たちにとって重要」という話がとても印象に残っています。

 

ZEAL BOXING FITNESS for KIDSでは、ボクシングがやりたいお子さんはもちろん「学校の体育やスポーツがうまくなりたい」「体力が有り余っている」お子さんにぴったりな教室です。
体験レッスンも実施中ですので、福岡県中央区薬院周辺にお住まいのお子さんは、ぜひ下記の「ZEAL BOXING FITNESS for KIDSの教室ページはこちら」より詳細をご覧ください。

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