「子どもが絵を描くことが好きだから」と、お子さんの習い事に絵画教室を考えられる親御さんは多いでしょう。絵画教室は、近年とても人気のある習い事の1つです。
ですが実際に絵画教室へ通うとなると費用はどのくらいかかるのか、家でも絵は描けるけど通わせるのにはどんなメリットがあるのか……気になることは多いはず。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)では、絵画教室の気になる疑問についてご紹介していきたいと思います!
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目次
子どもの感性を刺激し、表現力や集中力を高めてくれるアート。近頃は「子どもが小さなうちから積極的にアートに触れさせたい」とお子さんの習い事に絵画教室を検討される親御さんも増えてきているそう。
ですが、実際に習わせるとなると気になることはあれこれ出てくるかと思います。
こちらでは、まず絵画教室を習うにあたって知っておきたい基本知識を見ていきたいと思います。
絵画教室では、基本的な絵の描き方や表現方法、色彩や作品の見方など、さまざまなことを教えてくれます。
絵画教室を検討されているお子さんのなかには「家でもよく絵を描いている」というお子さんも多いかと思いますが、絵画教室では単なるお絵かきにとどまらず、水彩画や油絵、デッサンなどさまざまな画材を使用した表現方法を学ぶことができるため、お子さんの絵を描く力や表現力をさらに高めていくことができます。
絵画教室の対象年齢は教室によってさまざまです。未就園児から通えるところもあれば、小学生からしか習えないというところもあります。
また、親御さんのなかには、兄弟一緒に同じ絵画教室を習わせたいと考える方もおられるでしょう。こうした親御さんのために、教室によっては月謝をお得にしてくれる「兄弟割サービス」を行っているところも。
ぜひ教室選びをされる際の選ポイントにしてみてください。
子どもの通う絵画教室は、基本的に「子どもの好きなように描かせる」というところが多くなっているようです。
さらにお子さんが絵の描き方に煮詰まっているときには、プロの講師から表現を広げるための適切なアドバイスをその都度得ることができるため、おうちで描いている以上に豊かな感性・想像力・表現力が養われます。
自分の頭の中にあるイメージを外に出して表現することが上手くできるようになると、コミュニケーション能力の発達にも役立つという思わぬ効能も!
絵画教室では多くの有名な作品に触れることができるため、美術の知識が高まるだけでなく、お子さんの世界観を広げることにも役立つでしょう。
指先をたくさん使用することで脳を活発に刺激することができ、お絵かきは指先をよく使う動作のため、脳を活発に刺激し、思考力・記憶力も活性化してくれるようです。
絵画教室のレッスン時間は60分~90分の間で設定されているところが一般的。このレッスン時間のなかで、「子どもは与えられた課題をどのように表現するか、質のよい作品に仕上げるためにはどうすればよいのか」を懸命に考え、作業に没頭します。
「家では集中力が続かず、夏休みの宿題の絵を描かせるのも大変」というお子さんも多いかと思いますが、絵画教室では家とは別人のように筆を進め作業に没頭されるお子さんがほとんど。
なかにはあまりにレッスンに集中しすぎて帰りの車ではいつも疲れて熟睡してしまう……というお子さんもおられるほど。
絵を描くことで養われた集中力が勉強にも応用されている、と感じられるお子さんも多いようですよ。
さまざまな種類の画材を使用することができることも、絵画教室に通う大きなメリットといえます。たくさんの画材に触れることで、子どもの表現方法の幅はさらに広がります。
おうちでたくさんの画材を揃えようとなると費用もかさみますし、家計の面からも大きなメリットといえますね。
絵画教室は子どもに多くのメリットを与えてくれますが、お子さんを習わせるのを悩んでおられる親御さんも多いことでしょう。
そこでこちらでは、絵画教室の気になるポイントをいくつかご紹介します。
絵画教室というと、単にお絵かきを教えるというイメージを持たれる方も多いかもしれません。「お絵かきなら家でもやっているし、あえてお金をかけて習わせなくてもよいのでは?」と考えられる方もおられることと思います。
ですが、絵画教室ではプロの先生がお子さんの様子を見ながら適切なアドバイスを与えてくれ、お子さんの表現の幅を上手に引き出してくれます。素人ではとても想像できないような斬新な表現方法を教えてもらえることも。
こうしたことは素人ではなかなか難しいですし、あまりに口出ししすぎてしまうと、せっかくの子どもの個性を潰し子どもがお絵かきを嫌いになってしまう……というケースもなきにしもあらず。
さらに絵画教室のメリットである豊富な種類の画材を提供してくれるという点も、おうちではなかなか難しいのではないでしょうか。
またグループレッスンの場合、他のお子さんと作品を通じて関わることができるため、おうちで黙々と1人で作業をしているよりも刺激が多く得られます。「家で描いているときよりも教室で描いているときのほうが楽しい」と感じるお子さんも多いようです。
絵画教室は入会金・月謝の他に材料費が必要となってくるところが多くあります。材料費の内訳は主に画材や額縁代が多いようですが、こうした費用がかさめばいくら子どものためとはいえ、苦痛に感じてしまいますよね。
また有名な先生が教えている教室では、講師料として一般の絵画教室と比べてさらに月謝が高くなるというケースも多いようですが、有名な先生が必ずしも教えるのが上手とは限りません。ましてや子どもを相手にする教室となれば、なおさらです。
絵画教室の口コミや、実際に体験教室を受けさせることでお子さんと先生の相性を見て判断されることをおすすめします。
こうした点を踏まえてお子さんの絵画教室を選ばれる際には、「材料費は必要となってくるのか。必要であれば大体どのくらい年間で必要なのか事前に確認しておく」「先生は子どもに教えるのが上手なのか、口コミや体験教室でのお子さんの反応などで判断する」といった点をポイントに置くとよいでしょう。
お子さんが絵画教室に通われている親御さんのなかには「もう何年も通っているけど子どもの絵が上手くなったように感じない」という方も。けれど絵の才能というのはお子さんによってそれぞれで、絵画教室へ習わせたからといって誰もがめきめき上達するとは限りません。
先生が少しアドバイスするだけでぐんと上手くなる子どももいれば、飲み込むスピードが遅いと感じられる子どももいるでしょう。これはどの習い事にもいえることですが、絵画教室でもやはり飲み込むスピードには差が生じてしまうのだそう。
このため、「絵画教室へ通う=絵が必ず上手くなる」と期待してお子さんに習わせるよりも、「絵が今より上手くなるだけでなく、子どもの表現力や脳への刺激にもなるし、なにより楽しそうだから習わせてみようかな」と、あまり構えないスタンスで習わせてみるとよいかもしれませんね。
ただし、先生が変わることで子どもの可能性が広がるということも。どうしても納得がいかない場合は、他の教室へ通わせることを検討してみるのもよいかと思います。
また、本格的に絵を学びたいと考えているお子さんには、技術的に指導をしてくれる教室に通うとよいです。
小学生が通う絵画教室の月謝の相場は、平均的に5千円~1万円程度(月に4回のレッスン)。初月はここに入会金がプラスされるところも。
さらに絵画教室ではたくさんの画材を使用するため、月謝に加えて材料費がかさんでくることも多いです。
また、別途展示会への出展料がかかる教室もあるようなので、事前にチェックしておくと安心です。
つづいて絵画教室の選び方のポイントをそれぞれくわしく見ていきましょう。
絵画教室によっては、個別のロッカーで個人の用具が管理してもらえるところもあります。こうした教室だと、手ぶらで通えるため学校帰りにそのままお子さん1人で通うことができるため、親御さんも送迎の手間が省かれます。
とくに長期的に続けられる場合には、通いやすさも考慮しておきたいですね。
絵画教室をどのような目的で習わせるのか、も事前に整理しておきたいポイント!
■長期レッスン
子どもが絵を描く能力を本格的に伸ばしたい、のびのびと個性を主張させてあげたい、と考えられる親御さんには長期的にレッスンに通わせてあげることをおすすめします。長期的なカリキュラムをこなすことで、絵を描く際に必要となる基礎的な知識をしっかりと身につけることができますよ。
■短期レッスン
絵画教室を習わせたいけれど、他にも習い事をしているため余裕がない……という方には短期レッスンがおすすめ。夏休みや冬休みといった余裕のある時期にレッスンが組めるので「普段は他の習い事の送迎でいっぱいいっぱい……」という親御さんにもぴったり。
■自由レッスン
「絵を上手に描けるようになってほしい」ということよりも、アートに触れることでお子さんの個性をのびのびと解放させてあげたい、と考えられている親御さんには自由レッスンをおすすめします。
カリキュラムが決まっていない自由なスタイルなので、お子さんは自分の思うままに描きたいものを描くことが可能。先生はお子さんの個性が最大限に発揮できるように完成へ向けて上手にサポートしてくれるので、お子さんが本来持っている表現力や思考力を最大限に引き出してもらえることでしょう。
■小学受験のためのレッスン・親子レッスン
絵画教室の中には、小学校の受験対策を目的としたレッスンを受けられるところもあります。過去の受験問題を参考に、プロの視点からしっかりとした対策を組んでもらえるため安心。
他にも親子での時間を大切にしたいという方には、「親子レッスン」がおすすめです。お子さんと一緒にじっくり絵と向き合うことでリラックスしたひとときを楽しむことができるのでは?
画材や服の汚れを防ぐためのエプロンなどすべてを貸してもらえる教室はとても良心的ですよね。先に述べた通いやすさにもつながりますし、家庭であれこれ用具を準備する手間も省けて一石二鳥。
絵画教室には、大きく分けて「自由な教室」と「本格的に習える教室」の2種類があり、こうした指導方針とお子さんとの相性はとても重要なポイント!
お子さんの感性・個性を伸ばしてあげることを重点に置くのであれば、子どもの意見を否定せず自由な発想を褒めて伸ばしてくれる先生を選んであげるとよいかと思います。
大きな会場などで作品を発表する機会があれば、たくさんの人にお子さんの作品を見てもらうことができ、絵画教室を続けるモチベーションアップにも◎。
また、市内で賞などを受賞している子がいる教室は優秀な講師がいる可能性が高いので、発表会へ足を運ぶことも選ぶ際のポイントになりますね。
なかには絵画教室へ通わせたいけど、「近くによい教室がない」「下の子どもがいて送迎が大変」という方もおられるのでは。そんな方にはオンラインレッスンもおすすめですよ。
こちらではオンラインレッスンのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
オンラインレッスンのメリットとして大きいものは、やはり送迎の手間が省けることでしょう。
とくに下のお子さんがいて送迎を苦痛に感じてしまうという方には、好きな時間や日程でおうちでの受講ができるオンラインレッスンは需要が高いのではないでしょうか。「遠くまで行かないとよい教室がない」という方にもおすすめ。
また、レッスン時間がきっちりと定まっている対面形式での絵画教室とは異なり、おうちでのオンラインレッスンはレッスンが終わってもそのまま作業を続けられるため、子どものペースでゆったりと作品作りに取り組むことができます。
さらにお子さんの絵に取り組んでいる姿を間近で観察することができる点も◎。普段とは違ったお子さんの姿を、垣間見ることもできるでしょう。
オンラインレッスンの大きなデメリットは、やはりおうちでレッスンを行うためおうちが汚れてしまったり作業後の片づけをしなくてはならないという点でしょう。レッスン前には事前に材料の準備なども必要に。
また、なかには教室ではないため気持ちの切り替えができず、モチベーションが維持できないというお子さんもおられるでしょう。下のお子さんの邪魔が入らないよう配慮しなくてはならないことも親御さんにとって負担となるでしょう。
さらにレッスン画像を映し出しているパソコンの画面が小さくて見づらかったり、途中で映像がフリーズしてしまうといったオンラインレッスン特有の悩みも考えられますね。
こうしたさまざまなデメリットを踏まえ、保護者の負担を減らすために「困ったときのサポート方法を事前に知らせる」「講師と直接メールでやりとりができる」など、さまざまなサポート体制を整えてくれている教室もありますよ。
メリット・デメリットを踏まえたうえで、ぜひオンラインレッスンでの絵画教室も参考にしてみてください。
「お絵かきは家でもできるのに、わざわざ絵画教室へ通わせなくてもよいのでは?」と考えられる親御さんもおられるかと思います。
ですが、絵画教室には子どもの感性・想像力・表現力を伸ばして脳への刺激も活性化してくれるなど、「ただ絵が上手くなる」以上にメリットが豊富にあることが伝わったのではないでしょうか。
絵画教室で養われた表現力や集中力は、コミュニケーション力や記憶力のアップなどさまざまな方面にもつながります。最近ではオンラインレッスンでの受講も行われており、忙しいママさんにおすすめ。
ぜひ、この機会にお子さんの習い事の候補に絵画教室を検討されてみては。
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