ボールの軌道が見える!?卓球コーチが教える4つの自宅トレーニング

ボールの軌道が見える!?卓球コーチが教える4つの自宅トレーニング

卓球を上達させるトレーニング方法

スクスク編集部では、卓球教室が休みになり、なかなか練習ができていない子どもたちに向けて、自宅で簡単にできる「ビジョントレーニング」をご紹介します!ビジョントレーニングを行うことで、卓球の上達に必要な「素早く視点を切り替える力」を鍛えることができるんです!教室が再開する頃には今よりも卓球を上達させましょう!

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
林 祐麻
TACTIVEスタッフ
林 祐麻
卓球教室TACTIVE(タクティブ)渋谷店店長・マネージャー。戦型は左シェーク裏裏。 【出身】 高校: 仙台育英学園高校 大学: 明治大学 実業団: 東信電気 【主な戦績】 ・中学 北信越大会 団体準優勝、シングルス2年連続ベスト4 全日本カデット シングルスベスト16、ダブルスベスト16 全国中学 団体出場、シングルス2年連続出場 ・高校 インターハイ 団体優勝、シングルス出場、ダブルス出場 全国高校選抜 団体2年連続準優勝 インターハイ 団体準優勝、シングルス出場、ダブルス7位 全日本ジュニア 2年連続シングルス出場 全日本選手権 シングルス3回戦 ・大学 関東学生新人 ダブルスベスト8 関東学生 ダブルス3年連続ベスト8 全日本学生 ダブルス7位 全日本選手権 ダブルス9位 国体(長野県) 団体出場 関東学生リーグ 秋季大会4年連続優勝 ・実業団 日本リーグ 新人賞 日本リーグ 1部2部通算19勝 日本リーグ 2部優勝 関東社会人 ダブルス2位 全日本実業団 2年連続ベスト8 全日本社会人 シングルス5回戦、ダブルス3回戦
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目次

誰でも自宅で簡単にできる!卓球のスキルアップトレーニングをご紹介

卓球教室が休みになり、子どもたちも試合ができない状況が続いています。「教室が休みの間にも卓球を上達させたい!」という子どもたちのために、実戦スキルをアップさせるトレーニング方法をご紹介します!

この記事で身につけられる卓球のスキル
・動体視力、眼球運動を鍛えることでプレーの幅を広げる

前回に引き続き、今回のトレーニングも全国で11教室を開講している卓球教室TACTIVE(タクティブ)さんにご協力いただきました!

前回はラケットとボールを使った楽しい練習方法を、動画つきで教えていただきました!
こちらもぜひチェックしてみてくださいね♪

卓球ラケットと卓球ボール
【動画で解説】自宅でも1人で楽しく卓球ができる!3つの練習方法まとめ

ビジョントレーニングとは?

今回林先生が教えてくださるのは、ビジョントレーニングというトレーニング方法です。

ビジョントレーニング・・・ビジョントレーニングでは、この眼の諸機能(視覚機能)を鍛えることによって、脳を活性化させ視空間認知能力を向上させるとともに、人が本来持つ集中力・判断力・情報処理能力など、様々な能力を高めていきます。

一般社団法人日本ビジョントレーニング普及協会「ビジョントレーニングとは」

実はこのトレーニング方法、卓球だけでなく視野を広くする必要のあるスポーツ(サッカーやバスケットボール、テニスなど)にも取り入れられているそうですよ!

視点の切り替えスピードを鍛えてプレーの幅を広げよう!

林さん

タクティブ講師

林さん

卓球で相手と戦うには、早いスピードで自分のコートと相手のコートで視点を切り替える必要がありますよね?このトレーニングでは、そのために欠かせない視点を素早く切り替える力を鍛えることができるんです!

普段卓球教室で相手と対戦する時は自然とやっている視点の切り替えの動作も、対人練習ができない期間が続くと鈍ってきてしまいます。そこの感覚を忘れないことが大切だと林先生は仰います。

 

今回、編集部スタッフが実際に手順に沿ってトレーニングを試してみたところ、思ったよりもちょっとだけ地味なトレーニングでした!(笑)
ですがこのトレーニングを続けることで、教室が再開する頃には今よりももっとスピードのあるボールを目で追えるようになっているはずです。卓球教室が再開したあとにも、ぜひ続けてほしいと思います!

自宅練習①ビジョントレーニング(左右)

目的・・・左右の視点切替スピードをあげ、打球後に素早く相手コートに視点を移せるようになる

トレーニング方法

①両腕を前方にまっすぐ伸ばし肩幅ぐらいに開く
②人差し指を立て、目線と同じ高さに合わせる
③目を動かし右の人差し指と左の人差し指を1秒ずつ交互に視点を合わせる

林さん

タクティブ講師

林さん

顔を固定して目だけを動かし、20~30往復程度行いましょう。指の爪がハッキリ認識できるぐらいに、しっかり視点を合わせることがポイントです!

自宅練習②ビジョントレーニング(前後)

目的・・・前後の視点切替スピードをあげ、ボールの距離感を正確に判断できるようになる

トレーニング方法

①右腕を顔の前方にまっすぐ伸ばし、左手は顔と右手の中間位置に置き、顔・左手・右手が一直線になるようにする
②人差し指を立て、目線と同じ高さに合わせる
③目を動かし右の人差し指と左の人差し指を1秒ずつ交互に視点を合わせる

林さん

タクティブ講師

林さん

顔を固定して目だけを動かし、20~30往復程度行いましょう。
慣れてきたら、視点を切り替えるスピードを上げていくと効果的です!

自宅練習➂ビジョントレーニング(動体)

目的・・・速いラリーに対応できるよう、動いているものに対して正確に視点を合わせられるようになる

トレーニング方法

①右腕を前方へまっすぐ伸ばし、人差し指を立てる
②右腕を30㎝間隔で左右に動かす
③左右に動く指先に視点を合わせ続ける

林さん

タクティブ講師

林さん

顔を固定して目だけを動かし、20~30秒程度行いましょう。
左右のほかに上下・前後・斜めに手を動かし様々な方向への動きに対しても鍛えていきましょう!

自宅練習④目と手の協応動作トレーニング

目的・・・目から入った情報を素早く処理し、身体や手をイメージ通りに動かせるようになる

トレーニング方法

①力を抜いた状態で真っすぐ立ち、両肘を前方へ90度曲げる
②手を卓球のサーブと同じように指を揃え上に向け、右手の掌に卓球ボールを載せる
③右手から左手に向かって山なりにボールをトスする(トスしたボールの頂点が、目線よりも上になるように)
④飛んできたボールを左手でキャッチしたら、同じように右手に向かって山なりでトスを繰り返す

林さん

タクティブ講師

林さん

手首を使いすぎず、肘の曲げ伸ばしの力を使いボールをトスするように上げます。このときに、顔は正面のやや上を向き、ボールの頂点付近に視点を合わせることがポイントです。手を視界に入れず、ボールをキャッチできるようにしましょう!

まとめ

視点の切り替えスピードを鍛えることで、卓球を上達させる

 

ビジョントレーニングで、視覚機能を鍛えて視空間認知能力を向上させる

 

卓球教室が再開されてもトレーニングを続けると、より効果的

今回タクティブさんに教えていただいたビジョントレーニングは、休み中のプレー感覚を忘れないためだけでなく、普段の試合での実戦スキルをアップさせるためのものです。StayHome期間中だけでなく、卓球教室の再開後も継続してトレーニングに取り入れて、実践に活かしましょう!

 

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