囲碁は、子供から大人まで楽しめる伝統的なゲームです。「頭がよくなりそう」「集中力が身につきそう」というイメージをもつ人が多く、習い事としても人気があります。そこで今回習い事スクスクでは、囲碁教室の選び方や習うメリット、気になる月謝などをまとめてみました!お子さんの習い事に囲碁を検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
囲碁は、碁盤上で自分の陣地をいかに多く取るかを競うゲームです。陣地をつくるために、碁石を打っていきます。
初めに知っておきたい囲碁の基本ルールは、以下の4つです。
1.線と線が交差しているところに打つ
2.黒と白が交互に打つ
3.相手の石を囲むと取れる
4.石で囲んだ陣地(交点の数)の多いほうが勝ち
碁盤は、9路盤、13路盤、19路盤が代表的な大きさです。段の取得を目指すには19路盤で打てなくてはなりませんが、初心者は9路盤もしくはそれ以下の路盤から始めてみましょう。
囲碁教室には、団体が運営する教室と地域で不定期に開催される教室、オンラインの教室などがあります。
囲碁団体が運営する教室は、習得レベルや年齢でクラス分けされています。プロ棋士に指導してもらえる機会があることがメリットです。
「積極的に昇格を目指したい」「将来プロになりたい」という子は、囲碁団体運営の教室で腕を磨くとよいでしょう。
地域の公民館や地区センターでは、長期休暇中や週末に不定期で囲碁教室が開催されることがあります。無料もしくは数百円程度で参加でき、囲碁の基本的なルールを教わることが可能です。
お試しでやってみたい子は、このようなイベントに参加してみるとよいでしょう。
最近は、オンラインで指導を受けられる囲碁教室もあります。マンツーマンや少人数制にしているところが多く、全国各地の仲間と対局できるチャンスがあります。
また保護者にとっても送迎の必要がないほか、子供の対局の様子を見ることができるので人気を集めているようです。
囲碁教室には、個別指導とグループ指導があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
個別指導
・自分に合った指導を受けられる
・周りを気にせず質問しやすい
・曜日や時間の融通がききやすい
グループ指導
・同年代の仲間ができる
・いろいろな人と対局できる
・曜日や時間は固定されている
個別指導とグループ指導は、どちらにもメリットがあります。子供がひとりでマイペースに取り組みたいタイプなのか、それとも仲間と交流しながらやっていきたいタイプなのか、性格に合わせて選ぶとよいでしょう。
囲碁教室には、月謝制と回数券制があります。月謝の場合は、週1回で5,000円前後が目安です。回数券は、1回1,000~2,000円が相場になります。
月謝以外には、入会金やテキスト代、公式戦に出る場合は参加費や交通費などがかかります。
囲碁教室での保護者の負担は、そこまで大きくありません。教室までの送迎や大会の付き添いがメインになります。
もし子供がオンライン対戦に参加する場合は、インターネットの準備やアプリのダウンロードが必要です。また家で練習する場合は、碁盤や碁石などの道具代がかかります。
囲碁を上達させるには、対局中はもちろん先生の指導を受ける際も集中しなくてはなりません。つまり、教室にいるほとんどの時間は集中力を要するのです。
長く囲碁に親しんでいると、自然に集中力が身についてきます。
囲碁は、相手の動きを読みながら次の一手を考える必要があるため、常に頭はフル回転の状態です。さまざまな局面において、その都度最良の手を考え続けなければ勝てません。よって、考える力が鍛えられます。
囲碁は、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで幅広い世代に親しまれています。そのため、囲碁を習っていると日頃接する機会のない世代の人と会話が弾み、交流するきっかけになります。
また、目上の人と交流することで言葉遣いやマナー、礼儀作法なども学べるでしょう。
子供が楽しく教室に通うためには、先生との相性が大切です。教室の規模や先生のキャリアよりも、子供との相性を重視しましょう。
囲碁はピアノやスイミングなどの習い事と比べると、教室が少ないため選択肢は少ないかもしれませんが、オンラインも含めなるべく多くの場所を見学することがおすすめです。
趣味程度で楽しめたらよいのか、それともプロを目指したいのかで選ぶ教室は変わってきます。習う目的と教室の指導方針がズレている場合、子供は楽しめません。
入会する前に子供の気持ちを確認して、指導方針が合う教室を選びましょう。
老若男女が楽しめる習い事として昔から人気のある囲碁教室。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんが囲碁教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんに囲碁をやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
囲碁は、早くて3~4歳から始められます。知育の一環として、幼少期から習い始める子は少なくありません。
しかし実際には、囲碁のルールを理解し、先生や相手とスムーズにコミュニケーションが取れるようになる小学校入学後から始める子が多いようです。
囲碁に必要な道具は教室に揃っていますが、家でも練習する場合は囲碁盤などの道具が必要です。初めは必要な道具がすべて揃った囲碁盤セットを購入すると、すぐに楽しめるのでおすすめです。
高級な碁石は、白はつやのある蛤貝、黒は粘板岩から作られています。リーズナブルな碁石の素材は、プラスチックやガラスなどさまざまです。
碁石を収納する器です。対局中、上蓋(うわぶた)には相手から取った石を入れておきます。
囲碁教室には、未経験から始めるお子さんが多くいます。それぞれの進度に合わせて教えてもらえるケースがほとんどなので、安心して通えるはずです。
必要な道具は囲碁教室に揃っているので、何も持って行かなくても大丈夫です。
囲碁教室では、週末や長期休みに独自の大会を開催したり、市が主催する大会に参加したりできる場合もあります。参加できる大会やイベントについては、事前に教室にお問い合わせください。
囲碁は、年代も国籍も問わず楽しめるゲームです。囲碁ができるだけで、交流の幅はかなり広がるでしょう。コミュニケーション手段として有効なだけではなく、子供のさまざまな力を育んでくれるので習得しておいて損はありません。
一度覚えてしまえば長く楽しめるので、習い事を検討する場合は囲碁も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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