「帰れる場所」になった絵画教室|人見知りのわが子の変化

「帰れる場所」になった絵画教室|人見知りのわが子の変化

「子どもの習い事、何をさせてあげればよいだろう」そんな悩みを抱える親御さんへ、習い事選びの参考として、今回SUKU×SUKU(スクスク)が紹介するのは『このちから』の芹川さんのブログです。
ブログでは、人見知りの激しかったお子さんが絵画教室に通わせたことで自己肯定感の土台が養われたという経験が語られています。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
芹川 小百合(せりかわ さゆり)
このちから〜子育ては自分育て〜 編集長
芹川 小百合(せりかわ さゆり)
「このちから」は ・知るきっかけをつくる本「このちから〜子育ては自分育て」 ・多様性を尊重する「みんな違ってみんなイイ」ワークショップ ・固定観念に囚われない多角的なデザインと、いろんな “つくる” を考案・発信中。“つくる” ことで育まれるコミュニケーションで感覚を豊かに、子育て・自分育てを面白がりたいと思っている。
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目次

「まさに自由の国」子どもの通っていた絵画教室

お子さんが幼稚園年長の頃に通いだした絵画教室について、「まさに自由の国」そのものだった、と芹川さんはブログで語っています。

芹川さん

芹川さん

縁側の窓が出入り口だったそのちょっと古い教室は、雑多にモノが並べられ、決まった席もなく、みんなやってくる時間も好きずきでバラバラ。自由の国!まさにそんな感じでした。

芹川さんのお子さんは人見知りが激しく、自分から大きな声で挨拶できる場所は、この絵画教室くらいだったといいます。

 

「絵を描くことが特別好きだった訳でもないが、すべてを肯定してくれる先生と、教室の雰囲気が大好きだった」という芹川さんのお子さん。

 

いつしか、お子さんにとって絵画教室は心の拠り所という大きな存在となっていったのだそう。

芹川さん

芹川さん

先生は、絵を描きたくない子どもに無理矢理絵を描かせることはありませんでした。
 
「今日はスライム作ってきたよー」と笑顔で帰ってくることもしばしば。
 
教室でのルールはたったひとつ。
『他人の迷惑になるようなことはしない』これさえ守っていれば、あとは何をしてもよかったそうです。

その日のカリキュラムに応じて授業を進めていくというスタイルの絵画教室も人気ですが、こちらの絵画教室では、子どもの気持ちに寄り添って授業を進めていく、という流れが主流となっていたようです。

 

「絵を描きたくないと子どもが感じているときには絵を描かせない」

 

そんな自由なスタンスが、芹川さんのお子さんの心を優しく解きほぐしていってくれたのでしょうね。

子どもの心を受け止めることで得られる効果

お子さんが絵画教室を心から楽しんでいる様子を見て、微笑ましく感じていたという芹川さん。

 

その一方で、「これで本当に絵画教室っていえるの?」と不安も感じていたといいます。

芹川さん

芹川さん

そんな大人の不安をよそに、すべてを受け止めてくれる先生に心を開いている子どもたちは、とても集中して絵を描くそうです。
だれかが白色絵の具がないと困っていたら、みんなが貸してあげてたそうです。
それは、心が開放されているからだと先生は言ってました。

子どもの心をすべて受け止める、というのはパパママであってもなかなか難しいことかと思います。

 

しかし芹川さんのブログで語られているように、こちらの絵画教室のような「子どもの心を受け止める」という環境は、子どもの集中力向上や他人への優しさといった、とてもうれしい効果をもたらしてくれるようですね。

「続けられなくても大丈夫」という気持ちで習い始めてもOK

お子さんが習い事を始めるとき、「どこまで本気なんだろう」「ちゃんと続けられるのかな」と不安に感じられる親御さんもおられるのではないでしょうか。

 

お子さんが幼稚園年長でなにか習い事を始めたいと言い出したとき、芹川さんも「全力で応援してあげたい気持ちはあるけど、どこまで本気なんだろう」「やるからには最後まで頑張ってほしい」
当初はそんな不安や葛藤でいっぱいだったといいます。

 

ですが、先輩ママさんからのひとことで、「続けられなくても大丈夫」と気持ちが軽くなったのだそう。

芹川さん

芹川さん

先輩ママから「そんな小さいうちから最後までやり通せる何かを、やる前から見つけられる訳がないよ」と教えてもらいました。

 

『こうあるべき』と子育てに対して「くそ」がつくほど真面目だった私の性格を思っての言葉だったと思います。
 
「嫌だったらやめればいいじゃない。それくらいの気持ちでいたほうがいいよ」と言われ、当時の私には、目から鱗でした。

「子育てはこうあるべき」という概念は、誰しも気付かないうちに抱いてしまっているのではないでしょうか。

 

お子さんの習い事に関しても、あまりに初めから理想を高く持ちすぎてしまうと途中でがっかりさせられてしまう、ということも……。

 

芹川さんが実践したように、気負わないスタンスで新たな世界へ飛び込ませてあげることで、芹川さんのお子さんのように素敵な経験や、一生の財産が得られるかもしれませんね。

絵画教室を通して親が学んだこと

子どもの心をすべて受け止めてくれる絵画教室にお子さんを通わせたことで、芹川さんは親として大事なことを学ぶことができたとブログで仰っています。

芹川さん

芹川さん

あれダメこれダメと言っていると、どんどん心が閉じて、つまらなくなって、嫌な気持ちになる。開放されていれば、楽しくなって、人にも優しくなれる。

 

親である私は、子どもを通してそんなことを学びました。

子どもを思うあまり、ついあれこれと口出ししてしまう……そんな親御さんは多いのではないでしょうか。

 

けれども、ときにはこちらの言いたいことをぐっとこらえ、子どもの気持ちを受け止めてあげることで、お子さんの心を大きく成長させてあげたいですね!

 

言いたいことをぐっとこらえるというのはとても忍耐のいることではありますが、芹川さんのお子さんが絵画教室で経験された素敵な経験を励みに、できる限り心掛けていきたいですね。

まとめ

子どもの習い事選びの参考として、「このちから〜子育ては自分育て〜」編集長芹川さんのブログを紹介しました。

 

習い事には、お子さんの体力作りや技術力向上など、さまざまなメリットがあります。

 

人見知りが激しかったという芹川さんのお子さんは、「他人の迷惑になるようなことはしない」これさえ守っていれば、あとは何をしてもよいという自由な絵画教室へ通ったことで、自己肯定感の土台を築けたのだといいます。

 

お子さんの心をすべて受け止めてくれる先生と出会えたことで、芹川さん自身も大きな学びを得られたようですね。ぜひ、習い事選びの参考にされてくださいね。

今回取材にご協力いただいた方

今回、取材にご協力いただいた『このちから〜子育ては自分育て〜』の詳細は以下のリンクからご覧ください。

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