年長さんのママ・パパたちは、小学校入学に備えてランドセルや上履き、筆記用具など準備するものがたくさんありますよね。道具は準備万端でも、お子さんの心の準備はいかがでしょうか?ワクワクしている子もいれば、新しい環境へ飛び込むことに不安を抱えている子もいるかもしれません。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、小学生のお子さんを持つりんごさんのブログ『りんごの時間』に注目!入学前に子どもに読ませてよかった本について紹介します。
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目次
りんごさんのお子さん「しーちゃん」は、心配性で警戒心が強いタイプなのだそう。小学校入学を控えたしーちゃんの不安を取り除くのに役立った!とりんごさんがおすすめする本は「小学生になったら図鑑」
年長の2月に購入してから入学するまでの数ヶ月、しーちゃんは毎日のように読んでいたそうです。
りんごさん
この図鑑は、
・小学校ってどんなところ?
・1年生の1日が知りたい!
・学童ってなに?
・夏休みはどうすごす?
といった学校に関することから、生活面や友達との付き合い方、学習のことや安全面のことなど、小学生に関わりのある事柄がたくさん載っています!
小学校ではどんなことをするのか、事前に把握できていることが、しーちゃんにとっては心強かったとりんごさんはブログ内で語ります。
りんごさん
小学生になってこのあたりの肝は据わってきたように思いますが、入学前はまだまだ繊細ちゃんでした。
「図鑑から情報を得る」というのは、かなり心の支えとなったように感じました。
ワクワクできる事柄を見つけることで小学校への不安が減っていき、学校へ通うのが楽しみになったように思います。
知らない場所に対して不安を抱えやすいお子さんは、この図鑑を読むことで気持ちが和らぐかもしれませんね。実際にしーちゃんはこの図鑑のおかげで、小学校に対してよいイメージが持てたそうです!
図鑑のなかでも「算数」はめずらしいですよね。図鑑というだけあってカラフルで、足し算や引き算も図形を使って解説されています。めくったり組み立てたりする仕掛けも満載!この本を読むと、算数の基本が楽しく学べるそうです。
りんごさん
展開図を実際に組み立てて立方体にしてみたり、分数を視覚的に学べたり。実際に動かせるのが直感的に分かりやすくてすごくよいと感じました!
勉強に不安がある子は、絵本のように楽しめる本で概要だけでもつかんでおくとよいかもしれませんね。算数図鑑には分数やかけ算まで載っているそうなので、入学前に買っておけば長く使えることもメリットです。
りんごさん
図鑑の内容は本当に基礎的な部分ではありますが、算数に興味を持ってもらうきっかけになると思います!
小学生になると、集団登校でも家から集合場所までは一人だったり、友達の家にも一人で行ったりすることが増えるでしょう。これまでのようにママ・パパとの行動は減るため、防犯対策を教えることも必要です。
りんごさん曰く、しーちゃんの防犯意識を高めるために、この本が役に立ったそうです。
りんごさん
この本には、
・どんな場所が危ないか
・こんなときどうする?自分の身の守り方
・家に一人でいるときの注意点
・何かあったら相談を必ずすること
などが、分かりやすくまとめられています。
ただでさえ緊張する入学前に怖がらせるのは……という気もするのですが、一人で行動する以上「悪い人もいる」ということは知っておいてほしいのです。
そして、その「悪い人」は「一見いい人に見える場合もある」ということも。
「知らない人にはついていかない」は家や園で教わっていても、どのような場所が危険なのか、もし声をかけられたらどうすればよいのか、具体的なことはまだ分かっていないかもしれません。
防犯対策の絵本は、入学前に1冊用意してシミュレーションしておくとよさそうですね。
りんごさんが入学前に限らずおすすめしたいという「よのなかルールブック」は、大人になる前に知っておいてほしいルールがまとめられた本だそうです。すでにシリーズ化されていて、しーちゃんだけではなく、りんごさん自身も愛読しているのだとか。
りんごさん
大人が読んでもすごく胸に響く言葉ですし「この言葉が好き」「こういう風になりたい」という指針があるのは、子どもにとってよいことだと感じます。
しーちゃんに関して言うと、入学前にこの本に出会えたのはよかったと思っています!
子ども向けの本ですが、大人のファンも多い「ルールブックシリーズ」親子で読んで、感想を話し合うのも楽しいかもしれませんね。
ただでさえ緊張や不安がつきまとう、第一子の小学校入学。りんごさんのときは、コロナ禍で入学式どころか卒園式さえも、無事に行なわれるかどうかという状況だったそう。
そのような中、親子の不安な気持ちを和らげてくれたというお墨付きの本たち。新一年生の準備品に、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか。
今回、取材にご協力いただいたりんごさんのブログは以下のリンクからご覧ください。
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