2023.04.10 教室だより

春休みに交流合宿をしました

ラボで大切にしていることが3つあります

・ことば
・物語
・交流

の3つです。

この3つは独立しているわけではなく、それぞれが影響しあっているのですが
その中で「交流」が大きなテーマとなる「合宿」を時間の取れる春休みに開催しました!


テーマとなるお話は『秘密の花園』~The Secret Garden~

これは植物や動物、仲間、労働(庭仕事)、遊び、食べること、
などを通して子ども達が「子どもらしさ」を取り戻し「生きる力」を発揮してゆく物語です。
春の桜満開の時期で、お話のテーマとも重なり幸せいっぱいでした。



日本に住み、日本語を話している人たち同士でも
幼い子供にとっては
家族以外の人たちは「外国」といってもくらい、違いがあります。

ラボ・パーティでは英語力だけでなく
『世界中のどこへ行っても自分らしく活躍できる人』を育てたいと願っています。

外国に行く前に、まず日本語の通じる中で
「家族以外の人とお互いに気持ちよく生活ができるか?」から取り組んでいます。

そんな練習の機会を用意するのが、合宿の目的の一つでした。

プログラムは
・お話の劇活動(英語&日本語の音声を流しながら自分たちで場面を表現して行く)

・お話につながるワークショップとして
 グループでのアート制作やお花に触れる体験


お家でも、お水をあげてお世話してね。

それから、

・子ども達の年代では、ちょっと難しいフォークソング、「クールスコ・ホロ」(ブルガリアのダンス曲)

などでした!


それから大のお楽しみの
・カレー作り

・ミニバーベキューなど


火があるとワクワクしますね!

実は子どもたちの感想で一番多かったのが「カレーが(マシュマロが、朝ごはんが)おいしかった」です。
自分たちで食べるものを用意して、みんなで食べる!
これもとっても大事なプログラムの一つ。

そして、
お母さんから離れて寝られること
一人でお風呂に入れること

こんなチャレンジをさりげなく応援しています。
それを見守る大きな子達にとっても学び。大人にとっても学び。

実はコロナの影響で
幼稚園であるはずだったお泊まり保育ができていない年代があります。

みんなで「エイヤ!」でやっちゃえば、
多少涙を流しながらでもできることもあるのですが
一度立ち止まってしまうと「怖い」となってしまうこともあります。

そんな年代の子たちには
「最初は怖いかもしれないけど大丈夫!楽しいことの方が多いよ!」
っていうメッセージを伝えたい。
そんな想いも持って企画しています。

もちろんこちらの思惑通りに事が運ぶかどうかはわかりません。
Step by Step 
時には止まったっていい。
一歩ずつ進めば、人は絶対成長します。

そしてそうやって育ってきた子たちは、今度はみんなの良きリーダーになる事ができます。
最初から上手にできることも素晴らしい!
だけど「うまくいかなかったな」「ドキドキしたな」っていう経験を乗り越えた人は優しいリーダーになれます。

初めてラボに参加してくださったお母様からはこんな感想をいただきました。
一部を引用させていただきます。
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テーマ活動(ラボの劇活動)でCDに合わせてストーリーを動き出したら、みんなが次々とその場面の何かになっていくのがすごかったです。

その場面場面で考えて役割を見つけるという習慣が身についているのですね。

日々ついついやらせてしまっていることの多いことに気がつきました。

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ラボが初めての方からこんな風に言っていただけるのはとってもうれしいです。

また来年も企画できたらいいなと思っています。

そして、合宿から、今度は全国キャンプにたくさん参加してほしいなと思っています!