ラボ・パーティで身につく英語力「国際共通語としての英語」
今年の夏も豊かな国際交流(夏のホームステイ)を実施する事ができました。
ラボ・パーティでは、国際共通語としての英語力が身につきます。
【ラボ・パーティでどのような英語力が育つのか(テーマ活動で身につく英語力)】
〔7つの英語力〕
ラボ・パーティで育てる英語力は,7つ挙げられる。
1. テーマ活動では,母語を身につけるのと同じように,自己内対話をしたり,思考したり,トライアンドエラーしたりすることによって,自分のことばとして英語を蓄積していくことができる。そのようにして。自分の言いたいことが言える「自己表現のできる英語力」が育つ。
2. 英語は日本語とは異なり,音声に強弱やアクセントがあり,それによって抑揚やリズムが生まれ,英語らしい音になる。この英語音声特有の「音の流れ」を身につけることは,日本人には難しい。子どもは,仲間と学ぶという動機と,(物語の)内容への興味から,自宅でも英語を大量に聞くことを続けられる。文字を介さずに英語を聞いて理解し,発語し,さらには暗唱もできるようになる。その積み重ねにより「音の流れから意味を捉え,運用する英語力」が育ち,英語らしい音を聞いたり,話したりすることができるようになる。
3. 教材としている物語(文学作品)は,豊かな語彙や表現で構成されている。さらに劇表現にして(英語を学ぶ活動をして)いくことで,単語や文章に豊かなイメージが結びつく。登場人物の気持ちになってセリフを言ったり,場面の解釈を伴ったナレーションを語ったりすることで,文脈の中で英語を理解したり,使われるシチュエーションも理解できるようになる。「自分の気持ちを伝えられる」「心のこもった表現」など,実際に英語で人とやりとり(コミュニケーション)する際に重要な,「表現力をともなった英語力」を身につけることができる。
4. 教材である物語を,(文字のように後戻りできない)音声で理解していくことに慣れ,一つの単語,部分がわからなくても大意を把握する力がつく。その力は長文の文章を読む際に生かされる。劇表現にするためには物語の全体像をつかむ必要もあるため,内容も音声も重要な部分をとらえることができ,「長文に耐えうる英語力」が育つ。
5. 幼い頃から英語に特別な壁や,苦手意識をもたずに英語を身につけていける。また日本人にとってむずかしい英語の音声を聞いたり,話したりする力も身につけられる。そのように(な力?を)身につけることで,将来,仕事や旅行などで必要な場合でも,必要になった時に英語を自分から積極的に学ぶことができる,「自律して学ぶ基礎となる英語力」が育つ。これは,いま学校教育でも重要視している,「自律的学習者」につながるものである。
6. 人とコミュニケーションする際,たとえば最適な語彙を知らなくても,自分が知っている英語を使って,何とか伝えるといったこと(=「方略的能力(strategic competence」)が必要になる。ラボでは人とコミュニケーションすることを楽しいと感じながら育つため,英語を使用する場合でも,なんとかして相手とコミュニケーションしたいと思うようになり,この「方略的能力を伴った英語力」が育まれる。これは英語の知識に加えて,実際にコミュニケーションをする際に必要となる英語力である。
7. 縦長グループやホームステイ体験,また初対面の交流行事などを重ねることで,チャレンジ精神,異文化を理解しようとする態度,多様性への寛容さが生まれ,「文化が異なる(どこの国の人とでも),意思疎通を図ろうとする英語力」が育つ。
〔まとめ〕
ことばは一生をかけて学ぶものである。到達目標や試験の合否などを目的とする英語力ではなく,真に「自己表現のできる英語力」「他者と対話できる英語力」を,育んでいる。
ラボ・パーティでは、国際共通語としての英語力が身につきます。
【ラボ・パーティでどのような英語力が育つのか(テーマ活動で身につく英語力)】
〔7つの英語力〕
ラボ・パーティで育てる英語力は,7つ挙げられる。
1. テーマ活動では,母語を身につけるのと同じように,自己内対話をしたり,思考したり,トライアンドエラーしたりすることによって,自分のことばとして英語を蓄積していくことができる。そのようにして。自分の言いたいことが言える「自己表現のできる英語力」が育つ。
2. 英語は日本語とは異なり,音声に強弱やアクセントがあり,それによって抑揚やリズムが生まれ,英語らしい音になる。この英語音声特有の「音の流れ」を身につけることは,日本人には難しい。子どもは,仲間と学ぶという動機と,(物語の)内容への興味から,自宅でも英語を大量に聞くことを続けられる。文字を介さずに英語を聞いて理解し,発語し,さらには暗唱もできるようになる。その積み重ねにより「音の流れから意味を捉え,運用する英語力」が育ち,英語らしい音を聞いたり,話したりすることができるようになる。
3. 教材としている物語(文学作品)は,豊かな語彙や表現で構成されている。さらに劇表現にして(英語を学ぶ活動をして)いくことで,単語や文章に豊かなイメージが結びつく。登場人物の気持ちになってセリフを言ったり,場面の解釈を伴ったナレーションを語ったりすることで,文脈の中で英語を理解したり,使われるシチュエーションも理解できるようになる。「自分の気持ちを伝えられる」「心のこもった表現」など,実際に英語で人とやりとり(コミュニケーション)する際に重要な,「表現力をともなった英語力」を身につけることができる。
4. 教材である物語を,(文字のように後戻りできない)音声で理解していくことに慣れ,一つの単語,部分がわからなくても大意を把握する力がつく。その力は長文の文章を読む際に生かされる。劇表現にするためには物語の全体像をつかむ必要もあるため,内容も音声も重要な部分をとらえることができ,「長文に耐えうる英語力」が育つ。
5. 幼い頃から英語に特別な壁や,苦手意識をもたずに英語を身につけていける。また日本人にとってむずかしい英語の音声を聞いたり,話したりする力も身につけられる。そのように(な力?を)身につけることで,将来,仕事や旅行などで必要な場合でも,必要になった時に英語を自分から積極的に学ぶことができる,「自律して学ぶ基礎となる英語力」が育つ。これは,いま学校教育でも重要視している,「自律的学習者」につながるものである。
6. 人とコミュニケーションする際,たとえば最適な語彙を知らなくても,自分が知っている英語を使って,何とか伝えるといったこと(=「方略的能力(strategic competence」)が必要になる。ラボでは人とコミュニケーションすることを楽しいと感じながら育つため,英語を使用する場合でも,なんとかして相手とコミュニケーションしたいと思うようになり,この「方略的能力を伴った英語力」が育まれる。これは英語の知識に加えて,実際にコミュニケーションをする際に必要となる英語力である。
7. 縦長グループやホームステイ体験,また初対面の交流行事などを重ねることで,チャレンジ精神,異文化を理解しようとする態度,多様性への寛容さが生まれ,「文化が異なる(どこの国の人とでも),意思疎通を図ろうとする英語力」が育つ。
〔まとめ〕
ことばは一生をかけて学ぶものである。到達目標や試験の合否などを目的とする英語力ではなく,真に「自己表現のできる英語力」「他者と対話できる英語力」を,育んでいる。