2023.11.25 教室だより

★★★パーティだより まつぼっくり11月号★★★


          2023九州支部中高生テーマ活動交流発表会「福北地区 バベルの塔」

芸術祭「おおかみと七ひきのこやぎ」・・・ごっこ遊びを楽しみながら表現を考え、みんなで創り上げていく

今回はS(高2)とK(大2)が全体のヘッドになってテーマ活動を進めています。役割が決まり、背景をどうするかも大まかに決まりながら、おおかみが入ってくる場面では、ハーモニーホールのカーテンの後ろなどに本当に隠れてワイワイやっている状況です。このぐちゃぐちゃがひとつになって発表できるまでの過程に大事なことがたくさんあります。背景や振り付けを考えるときは、「自分が感じていることをオープンマインドで伝える」。「人の意見はちゃんと聞いて、意見が違っていても一度受け止める」。意見が分かれたときは「動いてみてみんなで決める。」そういうことを大切にしていきたいです。そのために「ひとりひとりがお話を聞いて、感じて、動く」ことを大切にしていきたいです。お家でも親子で聞いて感じたことを話し合ってください。何であれ「親が本気で一緒に楽しむこと」は大切な愛情表現のひとつです。子どもの自己肯定感を高め、一生の親子関係にも影響します。




保護者会でのワークショップ「ラボやってきてよかったこと。」


子育てはひとりではできません。ラボのいいところは保護者も縦長のところです。先輩ママたちは幼児期も反抗期も乗り越えてこられた方ばかりなので、たいがいのことは体験されています。林もたくさんの親子の育ちを見てきているし、たくさんの保護者の方と繋がっています。そして、歳を重ねて、「人生何が大切か、何が幸せか」がわかるようになっているので、お悩みがあればどうぞご相談ください。話題になったこと、シェアします。

★★ラボやってきてよかったこと★★
◆親も子も友達がたくさんできること。時に思春期のこどもにとっての仲間は、学校で何かあっても親とは違う立場で励ましてくれる。不登校の時もlineでみんなとつながっていることで孤独にならない。親は余計な事をしなくてよくて助かった。

◆小学生でも高校生や大学生と話ができる。そんな場でいろんなことを感じながら楽しそうにしている我が子を見て嬉しい。こんな場はそうそうないですよね。

◆まだ入会して1年にもなりませんが、ことばが豊かになってきました。非認知能力、人間形成、そして英語にも期待しています。

◆入会したばかりですが、こどもの英語を聞き取る力がすごいと感じています。私は親子対等の立場で育ち合いたいし、人として自立してほしいと思っているのでラボに出会えて嬉しいです。多様性の時代、こどもの居場所になってくれたらと思っています。

◆「ラボ大好き!」な我が子にとって楽しいことが増えて嬉しい。何でもひとりでやれるようになってきて楽になりました。

◆「日本語も大切に」「絵本から」が気に入って入会。長女(中2)は「心を外に表現できるようになったこと」「英語のリスニングだけでなく、我が子の聞く姿勢が育っていること」がすばらしいと思う。日本語に関しては私を適切に注意するようになった。「ママ、『でかい』じゃなくて『大きい』。」「『きらい』というより『苦手』と言った方がいい。」…すごいですよね。下の子(年長)もことばでちゃんと説明してくれるようになった。

◆ラボは子育て環境としてすばらしい。アドバイスをくれるテューターとママ達。コミュニティが広がるので子育てを間違えない。自分自身が長くラボを続けてきて、子どもの時にはわからなかったけど、大人になるに従って、親をはじめ関わってくれたいろんな方に対する感謝の気持ちが湧いてくる

◆リスニング力(英語だけでなく、話を聞く力)、 コミュニケーション力、など、理解が深い。ことばが深い。

◆遊びの中での学習だから体に染みている。こどもは英語を勉強していると思ってないのに、大人になってからでは難しいリズム感やリスニング力など言葉の基礎が身についている。

◆リーダーシップを取る、人前に立つことが平気になる。学校ではできなくてもラボではいろんなところにチャレンジするチャンスがたくさんある。非認知能力が育つ。

◆入会した頃は第3の居場所を作ってあげられたなあと思っていたが、ちゃんと第3の居場所になっていて嬉しい。思春期は親との関わりだけではうまくいかない。いろんなテューター、いろんなお母さん、いろんな大人と関われるところ。異年齢の仲間、パーティの中でのお兄ちゃんお姉ちゃん、ちょっと先行く先輩、キャンプで出会う憧れのシニアメイト…憧れの連鎖で「大学生まで続けたい!」という気持ちになれる。何があってもラボという居場所があるから大丈夫と思える。

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Rの「ラボやってきてよかったこと」
…高校生で気づきはじめ、社会人になってもっとわかる
・私は小5~6の頃、友達と遊びたくて、ラボ辞めたいと思ったことがあります。でも母に小学校卒業するまでは続けようと言われて辞めなかった。あの時辞めなくてよかった。中学生になって中高生ひろばや国際交流の事前活動に参加しているうちに、ラボがどんどん楽しくなってきた。高校生になってキャンプのシニアメイトをやるようになって成長している自分を客観的に見れるようになり、ラボで育ててもらった自分に自信が持てるようになった。でも本当の意味でラボで育ててもらったものを理解できたのは大学生になってからだと思う。全国キャンプの企画や運営をやってきたので、就職試験の面接の時も何の不安もなかった。友達の様子を見て、私はラボやってきてよかったと思った。

・昨日(1回目)テューターが「社会人基礎力(考え抜く力、チャレンジ精神、人をまとめてチームで働く力)」の話をされていたけど、確かにラボで育つと思う。中学生まではパーティのよく知っている仲間の中で、「人と繋がる力」が育っていく。高校生になったらキャンプのシニアメイトをやりきることで自信になっていく。初めて出会う人達をまとめて、三泊四日がんばった後で、「楽しかった~。みんなと別れたくない。シニアありがとう。」といわれた時の喜びと自信はその後のチャレンジに繋がっていく。大学生コーチになったら、仲間と力を合わせてキャンプ全体を企画運営する。会場の予約、事務局との交渉などの社会力もついていると思う。今社会人になって職場で定期的に「社会人基礎力の評価」みたいなものがあるけど、それを書く度に思う。私はただがむしゃらにラボを楽しんできただけなのに、こんな力がついているんだと。(「今の職場で4~5年働いたら、何らかの形で海外に出て看護の力を生かしたい。」と言うRちゃんのことばも、ラボで育った英語力とチャレンジ精神の力だと林は思います。)

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Uさん(大4Kのママ)が最後の保護者会で伝えたい「ライブラリーのすばらしさ」と「キャンプの力」

ラボのライブラリーはこども英語教室の教材なのに、こどもに媚びない優れものですよね。ライブラリーは全部が教材ではないことを理解してもらって家族で聞かないともったいないです。私はこどもが小さい時は親子で聞いていましたし、今は毎日通勤の車の中で聞いています。
神奈川にいたころからKはキャンプ大好きで、参加できるものは、サマー、ウインター、スプリングと全て参加してきました。いよいよ社会人になって家を出ます。家ではぐうたらしているのに大丈夫なんですかね。(大丈夫です。ONとOFFがはっきりしていて勝負時に強いですから。キャンプで身に着けたパワーですね。林)

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今回は「ラボでは社会力が育つ」というお話が多かったのですが、テューターの私も「英語」で入会しながら、一番の感謝はそこです。 でも、ここで英語力についても一言言わせてください。

ラボでは「母語のように英語を体に染み込ませる」ためにリスニングを大切にします。日本語を覚えたときにも文法などは考えもしなかったけど、2歳くらいになると、状況に応じて体に染み込んだ日本語が自然と出て来ますね。そのためには量が大切です。たくさん聞くこと。毎日聞くこと。Hさん宅のように毎日聞いて入ればこどもの体にことばが染み込んでいきます。5分でもいいから毎日聞きましょう。

ラボライブラリーのすごいところは毎日聞いても飽きないところです。本当に超一流のスタッフで作った芸術作品ですから。三輪明宏さんが言っていました。芸術作品は心の隙間を埋めてくれます。失恋したときも悲しいときも、愛が足りないときも、すてきな絵、本、音楽、お芝居etc.芸術作品はあなたを豊かにしてくれます。どうぞご家族でお楽しみください。

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 アメリカ ミシガン州の高校に留学中のYちゃんから報告がありました!
Yのアメリカだより
こんにちは〜!
現在アメリカのミシガン州に1年留学中のYです。
今回から「Yのアメリカ留学日記」を不定期ですが、連載させていただきます。
第1回は留学についてです。

私がこの留学で感じたことは、留学って学ぶという漢字が入ってるだけあって、本当に勉強しないといけないんだなぁ〜です。笑

本当に留学を舐めていた訳では無いですが、日本の学校みたいに放課後に遊びに行ったりしたいなぁなんて思っていました。
実際は当然そんな暇はなく歴史のテスト対策、数学や英語の課題に追われる日々で遊びに行くほどの時間と気力が残ってないです。笑笑
アメリカは日本に比べて宿題の量が多いです。ネイティブの人1時間ほどかけてやる課題を3時間〜5時間かけてやるので、本当に体力と集中力を沢山使います。なので、宿題がなかった日は何もせずただ寝るようにしています。

 大変な事しかないようですが、楽しかった事も沢山あります。特にホームカミングやハロウィンの期間です。
アメリカの人達は大体1ヶ月前からハロウィンの準備をします。私の家では毎日ホラー映画を見たり、自分でパンプキンを選んでジャックオランタンを彫ったり、特に家の外装にこだわる方が多いです。日本とアメリカのハロウィンの大きな違いは仮装がメインではないことです。アメリカの子供達は仮装よりも、お菓子集めに奮闘します。お菓子の入れ物も日本のようにプラスチックの入れ物ではなく、自分の枕のシーツの中にお菓子を入れてもらうのですが、お菓子集めで大事なのは場所選びです。
大きなお家が沢山ある所は多くお菓子をくれる上に、大きなお菓子をくれます。皆でそんなお家を狙ってトリックアトリートしました。

 今回はここまです。次回もお楽しみに!

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スケジュール
◆11月12日(日)九州支部中高生テーマ活動交流発表会@大分
◆11月23日(木祝)三日月山歩きをしよう 集合10:00 三日月霊園駐車場   解散13:30
◆12月3日(日)ウィンターキャンプシニアメイト準備会
◆12月10日(日)芸術祭@博多市民センター 第三部参加(15:00~18:00)(14:30集合 練習)
◆12月21日(木)林Pクリスマスこども広場 17:00~20:00@ハーモニーホール 
 品持ち寄りバイキング、ソング、かくし芸、在籍表彰、各種表彰の予定 
◆12月26日(火)~29日(金)ウィンターキャンプなかつえ(小3以上)
◆1月18日(木)中高大生G鍋会@林宅(予定)
◆3月20日(水祝)2024年度ラボ国際交流結団式
◆3月23日(土)おっしょいとんこつ広場(大学生広場)
◆3月24日(日)~26(火)福北地区春合宿 @夜須高原 小3以上原則全員参加
◆3月27日出発~31日スプリングキャンプ@くろひめ  小4以上希望者 
◆3月30日~31日(?)中高大生キャラバン交流 都城で足立P・小山P・林Pのテーマ活動交流会予定
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 国際交流でお世話になったホストファミリーにクリスマスカードやメール、メッセージを出しましょう
メールやFacebookで連絡を取りましょう。年に一度でも連絡を取り続けていれば大学生や社会人になって、夏休みに遊びに行けますよ。