2023.08.01 教室だより

★★★ パーティだより まつぼっくり8月号 ★★★

ついに8月! 夏休みになってもう12日たってしまいました。みなさんお元気ですか?
先週、7/29(土)のラボの時、「昨日、ラボのお話10個きいたよ!トム・ソーヤも4話まで全部聞いた!」と、ゆうかちゃん。こんな子がいると私も嬉しくて元気になります。


さて、7/9(日)は福岡北地区壮行会でした。



コロナ禍で、2020,2021と「ラボ国際交流」が中止になり、2022はコロナ対策のもと、引率者も参加者も「未来のために少人数でも!」という気持ちの強い人たちのお陰で実施できました。今年はようやくコロナ以前のような形での国際交流ができています。3年に渡って事前活動を始めては中止になり4度目の正直でようやく参加できるようになった高校生がたくさんいます。

今年は定員の関係でまずは高大生~中3までしか参加できませんでした。その後、中3のキャンセルが何人か出たので、中2の希望者からごく少ない子達が抽選で参加できるようになりました。林Pのりんとくんも「当たり!」を引き当てた強運の持ち主のひとりです。

7/13(木)は「林Pこども広場」でした。
★土曜グループの発表は「わらじをひろったきつね」。春のこども広場で木曜グループが発表しているのを見たり、石川P主催「トム・ソーヤ合宿」で河又Pが発表しているのを見たので、みんながこのお話を好きになって、6月の始めにこれに取り組むことに決まりました。そして、たった1ヵ月で仕上げました。みんなとてもがんばりました。
★木曜グループは「ふたりはともだち」の中の「なくしたボタン」を発表することになっていました。が、4人中2人が当日参加できなくなり、発表を延期することにしました。9/16のパーティ合宿の時に発表するので楽しみにしていてください。こどもも大人も笑える楽しいお話です。
★予告編だけ発表した中高大生の「アリババと40人の盗賊たち」も9/16に全話発表します。彼らは今、「ラボサマーキャンプくまふ」のスタッフ、そして、その後始まる大学生による「キャラバン隊」の準備に忙しく、「アリババ」「トム・ソーヤ」「ざしきぼっこ」を同時に聞いている状況です。でも、こうやって仕事の調整力もつき、英語力もついていきます。

各グループの発表、持ち寄りバイキングの後、りんとくんの壮行会もやりました。
パーティのみんなの前で決意表明をして、自由研究の日本のお城の発表もして出発に向けて準備万端です。

そして、ついに7/22(土)に福岡空港を出発しました。


 福岡空港を発ったりんと達は成田で北米の州別のグループ(+ニュージーランド、オレゴン国際キャンプ)に分かれます。7/23に成田を出発して無事NY州に到着したようです。アメリカ4-HのFacebookサイトで確認できました。いい顔をしていて嬉しいです。今頃はNY州の西の端の田舎町でホストと仲良く遊んでいるでしょうか。

今年の参加者は日本を出たらスマホを使わないことになっています。彼らにとっては、アメリカの生活が異文化なら、スマホがない生活も大きな異文化ですね。ひとりで考える時間もたっぷりあると思います。いろんな意味での異文化体験、貴重です。とにかく元気に帰ってくれば全てがプラスになることでしょう。

 一方、小さい子達の夏休みはどうでしょう。7/23(日)は東区川遊び交流会@萩尾分校でした。東区近辺の5パーティが集まり、4年振りに解放された萩野分校の体育館とその裏の川で遊びました。水鉄砲で水かけっこをしたり、カニ取りしたり、スイカ割りしたり、久しぶりに楽しい川遊び交流会でした。中高大生がいなかったので小6の子達がしっかりリーダーシップを発揮していました。林パーティの最年長は小2のひかりちゃんでしたが、しっかりリーダーをしていましたよ。

 

さて、全国でサマーキャンプが始まっています。林パーティの小2以上は8/7~10のくまふキャンプに参加します。コーチの かのん、そうた、そして初シニアのせりなはすでに現地に行ってみんなを迎える準備し、1班のスタッフとしてがんばっています。そうそう、この春、看護師として就職した れな も1班の看護師として働いていますよ。看護師になってラボキャンプに参加するのが夢のひとつだったそうで、早速 夢実現です。

今、各グループでは、お家でサマーキャンプのテーマ「トム・ソーヤ」を聞いています。そして、パーティでは、「トムってどんな子?」「おもしろいところ」「なんでやねんと思うところ」などをみんなでシェアしています。シニアのせりなが考えたクイズもしています。誰がどんな子か、ミシシッピ川とセントルイスとハンニバルの位置関係、トムとシッドとポリーおばさんの関係、トムとハックとジョーの関係など、どんどん理解していっているのがわかります。「トムって頭いい~!」と言いながら何度もライブラリーを聞いているうちに、英語も少しずつゆっくりしっかり聞こえるようになるから不思議です。

キャンプでやるテーマ活動は特別です。全国から集まってくるグループメンバーはほとんど初めて会う子達です。1グループ24~25人くらいで、みんなでお話を聞いて、自分の感じたことを話し合い、人の意見をいろいろ聞いて、ひとつの劇表現にまとめていきます。それがラボのテーマ活動です。高校生シニアメイトの二人を中心にテーマ活動をやっているうちに、グループがまとまっていきます。3日目の夜には家族のような関係になり、「明日、もう別れるの?悲しい~」というようになるのでびっくりです。

小2~大4までの異年齢の中で、多様な意見のひとつひとつを受け止め合い、みんなでひとつの表現にまとめていく・・・これこそ現代社会が求めている力です。こんなことを日常から繰り返してきたラボっ子達は、実は今の社会に求められているらしく、就職試験の面接には強いと大学生達が言います。大学入試のAO試験にも強い底力がつきます。

サマーキャンプの報告&国際交流の報告が、9/10(日)「夏活動報告会」であります。
どなたも参加できます。500円/シートです。申込みは林まで。



8/10(木)8/12(土)はお盆休みです。

ゆうな(高3)がラボではない組織(IELTS)で留学します。8/15(火)14:00福岡発 関西国際空港行(ピーチ)の飛行機で出発します。ステイ先はラボ国際交流1ヵ月ホームステイ(中1の時)のホストの所です。思い立ったのが遅かったのでラボの留学試験に間に合いませんでした。でも諦めずに自分で調べて、まだ受付けている留学組織IELTSを探し出し、「中1の時のホスト宅で1年間の高校生活」の夢を実現します。ゆうなの行動力!素晴らしいですね。

8/17(木)8/19(土)ラボカレンダーの絵、わくわくワークス、または学校提出の絵に挑戦します。今年は翌週と合わせて2週間かけてしっかり仕上げようと思っています。

この8月の最後の2週間で9/10(日)福岡北地区夏活動報告会である「素語り」の仕上げもします。動画に撮ってわくわくワークスにも出そうかなと考えています。先週からその課題のナーサリーライム”My mother said that I never shoud"に入りました。手遊びをしながらいつの間にか唱えられるようになりそうです。りと(小4)としょうご(小1)がすでに唱えながらやっていて私もびっくり!「まよなかのだいどころ」の素語りにチャレンジしたい人は林がサポートします。やりたい人は申し出てください。今からでも十分間に合いますよ。

幼児小学生には「ききこみ手帳」も返却しています。夏休みに聞いたお話を記録しておいてくださいね。小学生のうちにいろんなお話に触れておくとラボはどんどん楽しくなりますよ。保護者の皆様も是非一緒にどうぞ。ラボライブラリーは芸術作品ですから何度聞いても飽きが来ません。林の英語耳は39歳から聞き続けたラボライブラリーに育てられました。大人になってからでもまだまだ成長します。でも、こどもの本能的なパワーには負けます。こどもの「ことばの力」は生きていくために神様がくださったギフトです。親子で一緒に楽しみましょう。