2022.04.29 教室だより

ウクライナ民話『てぶくろ』THE MITTEN

ウクライナの民話『てぶくろ』
THE MITTEN

幼児クラスのお話あそびの定番。こどもたちが楽しくあそぶうちに、自然に英語と日本語のバイリンガル劇になっています。

美しい絵本の舞台はウクライナの冬の森。静かな雪の森におじいさんが落としたてぶくろmitten を最初にねずみがみつけ、動物たちの家になります。

"Will you let me in? "
"Oh.yes. Do come in."
「わたしも いれて」
「どうぞ」と互いをみとめあうやりとりあり。「い〜れ〜てー」これ、遊びに入る基本のことばですね。
秘密の隠れ家。入ってみたい。仲間に入るとワクワク嬉しそうに仲間を迎えるこどもたち。
ウクライナの民族衣装をきた動物たちはこどものこころそのままにあたたかな居場所を共有します。

glove(五本指の手袋)でなくてよかったね!小学校でglobe地球との発音の違いを教えていて気づきました?

このお話遊びに定番だったロシアのマトリョーシカ、
ラボっ子に大人気でした。
他にもアメリカでお隣のおばあちゃんにいただいた家の形のティーポット、次女の力作、懐かしいレゴブロックも一緒に写真をパチリ!

こどものころ、雪明かりの晩、お風呂の窓から外の静かな景色をこっそり見るのが好きでした。そんなことも思い出されてしまう、おだやかな静けさを感じる絵本です。ラボ・ライブラリーの音楽にも雪の森の神秘的な気配を感じるのです。

テーマ活動の発表が終わっても、『てぶくろ』やりたい!とこどもたち。
何役も何回も楽しめたもんね!と嬉しく思う私です。

幻想的な冬の森、人々が住む町が戦場になる痛ましさ。
早く戦争がおわりますように。