2022.01.17 教室だより

言語生態学者 鈴木孝夫先生のご功績~



「富士山じゃなくていい、高尾山になりたい!」
先生のおことばです。

つまり自分のオリジナリティである自分なりの花をさかせること。

孝夫先生と高尾山でかけてあります。

言語生態者 鈴木孝夫先生は

ラボの発足時期にたいへんなブレインとして
かかわってくださり、
また各地のラボ・パーティでも
講演会をたくさんしてくださった大人気の先生でした。

言語生態学者で、生態系の破壊を食い止めるべく発想、生活していくべき、という
「ことばと文化」岩波文庫ロングセラーの著者でも、慶応大学等の先生でもありました。(故人)

気さくで楽しくて鈴木孝夫先生のまわりはラボのテューターだけでなく様々な分野の方で
爆笑につつまれていました。

ラボ・パーティのCDライブラリーは子どもの頃から私も親しんできましたが
スタートが
「かみなりこぞう」「ふるやのもり」など
英語日本語でかたられるCDは

絵本の中でもとても日本の味わいをもつ、親しみやすいものです。

これは日本の文化を発信するラボ・パーティの視点

日本の感じ方を英語で表し
そのちがいを楽しむ

55年前の英語教育としても
今となってみても
コペルニクス的発想の転換です。

英語圏の文化と日本の文化を
それぞれ大事にするって
ラボ・パーティには
そういう理念があります。

私だけが感じていることかもしれませんが
それはやはりラボ・パーティが55年前にラボCDライブラリー
を立ち上げたころ

言語生態学者の鈴木孝夫先生が
発足スタッフに日本の文化、母国語の大切さ、

方向性をとことん
示唆してくれた功績なんだと思います。

鈴木孝夫先生は、インフルエンサーであり、エコを大切に生きてきた方なのです。

言語教育の著作もたくさんあるのでご存じかもしれませんね。

鈴木孝夫先生、ありがとうございます。

ラボ・パーティの周辺の教室

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