2023.05.08 つぶやき

「キッズひろば」で見えた子どもの育ち合い

連休も終盤の土曜日、ラボ・パーティ神奈南地区の交流会に参加しました。キッズひろばは幼児~小4までが対象の比較的小さい子向けのプログラム。ラボ・ライブラリーの物語の中から今回は「こつばめちゅちゅ」を取り上げて、おはなしの内容に沿った遊びを室内で楽しみました(屋外でやるはずが強風のため安全を考えて変更)。ツバメの学校の子どもたちが運動会で活躍する場面を、実際に幼児からでも楽しめる、くつ飛ばし競争、パン(ならぬ虫)食い競争(もちろん虫は本物でなくお菓子のグミ)紙飛行機とばし などなど。”Good weather tomorrow, good weather tomorrow!あ~したてんきになあれ、と言いながらはいている運動靴をできるだけ遠くに飛ばすあの遊びは、今の子どもたちには新鮮だったようで何度も何度も。
林田パーティからは3歳になったばかりのTくん、年中のYくん、小3のOちゃんの3人、と参加者は連休のせいか少なめでした。が、かえって行き帰りの道中にとても密度の濃い交流ができて、子どもたちの成長に目を見張る場面がたくさん。小4のOちゃんは中学生のお姉ちゃんがいて、いつも下の立場なのですが、この日はなんとYくんやTくんの手を優しくつないで、さりげなくリード、はしゃいで走り回る彼らに「そっちは危ないからお姉ちゃんのほうにおいで」など、しかりつけるのでなくうまく誘導している姿が。長年、自分のお姉ちゃんやラボ活動のなかで年上のラボのお兄さんお姉さんにしてもらってきたことが、とても自然に身に付いていたんですね。これはもう理屈でなく体験からです。Yくん、Tくんの方は、大人が注意するより、ずっとOお姉ちゃんに言われることを素直に聞き入れて満足そうでした。