みなさんはドラムにどのようなイメージをお持ちですか?「子どもには難しそう」「家で練習はできなさそう」と、あまり馴染みのない親御さんも多いのでは?今回SUKU×SUKU(スクスク)は『上新庄ドラム教室』のYouTubeに注目!じつはドラムは3歳からでもできます。数々のキッズレッスンを行う先生が語る、子どものドラムが上達する3つの練習方法をご紹介!ドラムを習っているお子さん、これから始められるお子さんのパパ・ママも必見です!
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目次
今回SUKU×SUKU(スクスク)がピックアップしたYouTubeはこちら。
『上新庄ドラム教室』を運営する長谷先生のキッズレッスンより「自宅でもできるドラムの上達方法」についてご紹介します!
ドラムセットは高価ですし、場所を取ります。また騒音問題も気になる点ですよね。そのような理由からドラムに興味はあるものの一歩踏み出せずにいる、という親御さんも多いのではないでしょうか。
ですが長谷先生曰く、自宅にドラムセットがなくてもドラムの練習をすることはできるのだそうです。
長谷先生
私がドラムを始めたときは、雑誌をドラムセットと同じ高さになるように組み立てて練習をしていました。
はじめはドラムの音色で練習というよりも、単純にメトロノームに合わせてただ叩く練習のほうが必要なので、ドラムセットはなくても大丈夫だと思います。
最初は手で膝をポンポン叩いたり、枕をドラムの各太鼓の高さや位置に配置して練習をするのもよいと思いますよ。
1.メトロノーム
・振り子式メトロノーム
・電子式メトロノーム
・携帯アプリのメトロノーム
長谷先生
一定のテンポで叩く練習をするときに使います。
メトロノームを一つ購入されてもよいですが、携帯の無料アプリでも十分に使えますよ。
2.再生機器
・携帯アプリ
・CDプレイヤー
長谷先生
音楽を流しながらドラムを叩ける環境であれば、何でも大丈夫です!
3.スティック
キッズ用の短いスティックを用意しましょう。
4.叩くもの
長谷先生
スティックで叩けるものであれば何でも大丈夫ですが「練習用パッド」や「ロールドラム」というものもありますよ。
ただ、上達してくると各太鼓の高さや位置は合わせたほうがよいので、上達次第ではすぐに使わなくなってしまう可能性もあります。
ロールドラムは比較的安価で購入でき、場所もそれほど取らないので、初めての方でも導入しやすいですね。騒音問題が気になる親御さんには、静かな音で練習ができるメッシュ素材の練習用パッドなどもおすすめです。
長谷先生のブログ「練習パッドの選び方」も参考にしてみてくださいね。
「練習パッドの選び方」はこちら
子どものドラムが必ず上達する練習方法の1つめは「メトロノームに合わせてズレずに1分間叩き続ける」こと。
長谷先生
子どもは集中力が長く持ちません。また、一度にいろんな音を聞き分けることも難しいです。
そのため初めから一気にドラムの練習をするのではなく、まずは「1分間メトロノームに合わせてズレずに叩く」というのを目標にしてみてください。
遅めのテンポ、早めのテンポ、手だけ、手足どちらも使ってと、いろいろなパターンで練習をしてみましょう。叩く場所はどこでもOKですよ。
長谷先生のお手本もぜひ参考にしてみてください。
YouTube 4:47~ メトロノームに合わせた実演
2つめの練習方法は「シングルストロークの練習」です。
シングルストロークとは、日本語でいうと「ひとつ打ち」という意味で、右手、左手、順番に1回ずつ叩く練習のこと。
太鼓を叩いてみたり、シンバルを叩いてみたり、好きな場所を叩いてよいそうです。シングルストロークの練習で大切なことについて、長谷先生はこのようにおっしゃっています。
長谷先生
シングルストロークは、リズムやフレーズなどドラムを演奏する上で必要なすべてのスキルの土台になるものです。ドラムの演奏は「シングルストロークをいろいろなテンポでしっかり演奏できる」というのが大前提と言っても過言ではありません。
シングルストロークも、メトロノームにしっかり合わせながら一定のテンポで叩けるようにしましょう。
そして、どこを叩いてもよいですが必ず「右、左、右、左」と、順番に1回ずつ叩けるように練習をしましょう。
YouTube 6:32~ シングルストローク・メトロノームに合わせた実演
メトロノームに合わせて叩けるようになったら、次は曲に合わせて練習をするとよいそうです。
長谷先生
つい曲のリズムに合わせて叩きたくなってしまいますが、基礎練習ですので、しっかりと一定のテンポでシングルストロークをしましょう。
「一定のテンポで左右の手を交互に叩くこと」を目標に、いろいろなテンポや曲で練習をしてみましょう。叩く場所はどこでもOKですよ。
曲の初めから終わりまで叩くと、楽しく4~5分を続けて練習をすることができそうですね。
YouTube 8:15~ シングルストローク・曲に合わせた実演
3つめの練習方法は「バックビートの練習」です。
バックビートとは「リズムのアクセント」のこと。正確には2拍目、4拍目のアクセントのことをいいます。たとえば、コンサートやライブでお客さんが手拍子をすることがありますよね。
ウン・パン(手拍子)・ウン・パン(手拍子)の「パン」の手拍子のタイミングがまさにバックビートなのだそう。
バックビートの練習はとくに重要だと、長谷先生はおっしゃいます。
長谷先生
ドラムの演奏にはさまざまなリズムがありますが、じつはどのリズムもバックビートを元に構成されています。
バックビートを理解していないと、自分が曲とズレていることに気づけなかったり、リズムやテクニックの理解ができなくなってしまいます。そのため、このバックビートの感覚はとても重要になります。
ドラムはこのバックビートを、曲中で常に演奏しなければなりません。歌や他の楽器のメロディーにつられることなくバックビートを演奏できるよう、しっかりと練習をしましょう。
1.バックビートは左手で叩きましょう。一方右手は、曲のリズムの雰囲気を出す役割をします。
2.メトロノームに合わせて、ウン(1)・タン(2)・ウン(3)・タン(4)と、2拍目と4拍目で叩きましょう。
3.1拍目と3拍目の「ウン」は「音を出さない演奏」という感覚をつけるようにして練習をしましょう。
長谷先生
音を出しているタイミングをスタートと感じてしまってはいけません。
音を出さない「ウン」のタイミングがスタートとなるように、しっかり練習をしましょう。
3つのポイントを意識して、さまざまなメトロノームのスピードや曲でバックビートの練習をしましょう!
YouTube 12:15~ バックビート・練習方法の実演
長谷先生
「一定のテンポで叩く」「シングルストローク」「バックビート」これら3つは絶対に必要なスキルになります。ご自宅で練習をされるときはこの3つをぜひ重点的に練習してみてください!
意外とご自宅でも気軽にはじめられるドラム。リズム感を養えるのはもちろん、全身を使って演奏するため、運動神経にも刺激が与えられるといわれています。まだやったことがないというお子さんも、ぜひ始めてみてはいかかでしょうか。
今回、取材にご協力いただいた『上新庄ドラム教室』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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