お子さんがスポーツ系の習い事をしていると「朝練前の朝ごはんは、早起きしてでも食べたほうがよいのか」と悩まれる親御さんは多いのではないでしょうか。早く起きると食欲がでないこともありますよね。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、スポーツ栄養講師としてJリーグ選手の食事サポートも行っている『一般社団法人クラブディポルディーボエスペランサ』の入江慶子さんのブログに注目!ジュニアアスリートの朝ごはんについて紹介します。
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目次
「朝食はコンディションを作るために必要」とも言われているため、食べたほうがよいと思われている親御さんは多いと思います。朝ごはんを食べるために、朝練の日は5時に起きているお子さんもいるのだそう。
ただ小学生の場合、早起きをして朝ごはんを食べることがつらい子もいますよね。それでも朝ごはんは食べさせたほうがよいのか……。そのような悩みについて、入江さんはブログでこう語られています。
入江さん
プロの選手、高校生や大学生のアスリートの方へは「朝食は大事」とお伝えしていますが、小学生のお子さんの場合は年齢や環境、朝ごはんを食べたときの状態と食べなかったときの状態などを考慮しましょう。
食べて調子が悪くなったり、そもそも寝起きが悪く食べられないのであれば、無理に食べなくてもよいと思いますよ。
これは朝練習前の朝ごはんに限ったことだそうですが「朝ごはんは無理をしてでも食べたほうがよい」と捉えられていた親御さんは、肩の荷が少し下りたように感じられたのではないでしょうか。
入江さん
その日のスケジュールや状況、体調、コンディションで答えは変わってくるので、どれがよいかという正解はないと思っています。
また食べられない原因として、前日の夜ごはんが関係していることもあるのだとか。
入江さん
近年スクールや習い事で帰りが遅くなり、夜ごはんが21時を回っているというお子さんもしばしば見受けられます。
前日遅くにごはんを食べて次の日は朝早くからごはんですと、そもそも前日に食べたものが消化されていないので朝ごはんを食べられない原因ともなります。
「朝ごはんをしっかり食べないとエネルギーが足りず動けないのでは?」と気になりますよね。食欲がでないときなどは、すぐにエネルギーに変わってくれる軽めの食材を朝ごはんにするのもよいそうです。
入江さん
そのようなときは朝練前に飲み物やバナナ、もしくは一口程度のご飯でも構わないと思います。
その代わり、朝練が終わったらすぐにしっかりと朝ごはんを食べて、エネルギーを補給してくださいね。
おにぎりなどをその場で食べられるとベストです!
少量でも、お子さんが食べられる範囲で食べさせてあげるとよいのですね。ただ入江さん曰く、試合の朝はしっかりと食べたほうがよいのだそう。
入江さん
試合前はコンディションを整えることが大事だと思いますので、朝ごはんは抜かずに消化のよいものをしっかりと食べるようにしてくださいね。
練習よりエネルギー消費の激しい試合前には、やはり朝ごはんは必須のようです。試合の日も、朝ごはんでしっかりとコンディションを整えてあげたいですね。
朝は食欲がでない、食べると逆に体調が悪くなってしまうなど、日によっても体調の変化はさまざまで悩むところですよね。ぜひ、朝練の日はお子さんの体調に合わせて朝ごはんを食べてみてください。きっと元気に練習に励めるようになりますよ。
今回、取材にご協力いただいた『クラブディポルディーボエスペランサ』入江慶子さんの詳細は以下のリンクよりご覧ください。
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