今回SUKU×SUKU(スクスク)では、東京都内3カ所でレスリング教室を開いているフィギュアフォークラブ(FFC)のブログから、子どもがレスリング教室に通うことで学校での授業態度にもよい影響を及ぼしているという親御さんの体験談をご紹介します。
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目次
数あるオリンピック競技の中でも、日本人選手が多く活躍しているレスリング。国際オリンピック委員会の統計によると、前回のリオデジャネイロオリンピックまでで日本人選手の競技別累計獲得メダル数は、体操、柔道、競泳に次いで4位なのだそうです。(出典:日本の五輪メダル獲得数|最もメダル獲得数が多い競技は)
未来のオリンピアンを夢見てレスリングを習いたいというお子さんもいるのではないでしょうか。レスリングを習わせる目的として技術や体力向上をあげる親御さんも多いですが、じつはそれだけではありません。
ある日フィギュアフォークラブの代表である本多先生のもとに、保護者のAさんからメールが届きました。学校の授業参観に行ったときにわが子の成長ぶりに驚いたとのこと。その内容をAさんの許可を得てブログに公開しています。
保護者Aさん
積極的に発言することはもとより、なかなか静かにならない教室内で、ひとり大きな声で「静かに!」と声かけをしたことに驚きました。
また、先生の話を聞くところ、作業をするところにメリハリをつけられており、楽しそうに作業をしている姿が親として誇らしかったです。
お子さんは、担任の先生の話を聞くべきときはきちんと聞き、作業する時間になると夢中になって取り組んでおり、今何をするべきか自分で判断している様子がうかがえます。
さらに、先生の問いかけに対してクラスで1人だけはっきりと「ハイ!」と答え、授業中の発表で間違っても萎縮せず、次には胸を張って手を挙げていたそうです。
保護者Aさん
自分ひとりが周りと違う行動を取ることは、あの年代の子どもにとってはなかなか難しいことだと思いますが、自分に自信が出てきたのでしょうか?とにかくポジティブなことばかりでびっくりしています。
今やるべきことは何かを理解し実行する判断力や間違いを恐れず発言する積極性、すばらしいですよね。では、なぜこのような力が身についたのでしょうか。Aさんは、レスリング教室の影響が大きいと考えているようです。
保護者Aさん
上の学年、下の学年の仲間たちと濃厚にかかわらせていただいていること、日頃の練習からメリハリをつけていること(中略)によるものだと思います。
レスリングがうまくなりたいという目標を共有し、切磋琢磨し合う様子が目に浮かびますね。上級生は下の学年の手本になるようにふるまい、下級生はそんな上級生の姿を見て学び、次第に自覚が芽生えてくるのかもしれません。
さらに、たとえ好きで始めた習い事でも、試合や練習で苦しい思いをすることもあるでしょう。そんな経験を重ねて精神面も鍛えられることで、プレッシャーにも強くなるようです。
保護者Aさん
普段のキツい練習、試合の極度の緊張感、理不尽なシチュエーションの練習も乗り越えてきた経験に比べれば、授業の発言の緊張感など取るに足らないものに感じているようです。
このように、お子さんの成長ぶりに驚きとレスリング教室への感謝を感じているAさんですが、もっとも嬉しかったのは、お子さんが自信をもって堂々と行動していたことだそうです。
保護者Aさん
これは親の側に問題があったのですが、これまでは授業でもサッカーでもレスリングでも、何かアクションがあると親の方をいちいち確認していました。
今回は、失敗したり、間違っていたりしても大丈夫、と自分に自信を持って行動してくれているように見えました。
自分に自信を持つこと、つまり自己肯定感がしっかりと育まれているようです。
親としては、子どもに結果を出してほしいがためにあれこれ口を挟みたくなりますが、ときにはコーチの指導や子どもの自主性にゆだねるという姿勢も大切なのかもしれませんね。
レスリング教室でのさまざまな経験を通して精神面で著しく成長し、学習意欲も向上したAさんのお子さんのケースをご紹介しました。
ここで挙げた、自分が置かれている状況を判断し行動する力や、自分の考えを周囲に伝えられる積極性、そして自分は大丈夫だという自己肯定感は、学校生活だけでなく社会に出ても必要な力ではないでしょうか。本多先生も「私がレスリングを通じて大切にしている部分や伝えたい部分が伝わった」と、Aさんからのメールを読んで感激したそうです。
習い事は心の成長も促せる貴重な機会です。ぜひ、お子さんにあった習い事を見つけてあげてくださいね。
今回、取材にご協力いただいたフィギュアフォークラブの詳細は以下のリンクからご覧ください。
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