2020年から小学校では必修化され、習い事としても不動の人気を誇る「英語」。お子さんの将来を考え、習わせている親御さんも多いですよね。しかし、なかなか上達が見られずに悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。そこで今回習い事スクスクは、株式会社ハグカムが運営する『GLOBAL CROWN』のブログに注目。子どもの英語が上達しない原因、その対処法、おすすめの学習方法について紹介します。
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目次
時間とお金をかけて英語を習わせても、効果が感じられないと「子どもに才能がないのではないか」と不安になることがありますよね。ですがそのような心配の必要はないそうです。
道村さん
前提として、英語の上達には時間が必要であることを理解しておきましょう。
子どもでも大人でも英語習得にはある程度の時間がかかるため、忍耐力が必要です。時間をかけて子どもの英語学習を見守ってサポートしてあげることが大切です。
気長に成長を見守る必要があるとはいえ、お子さんの進歩が依然として見られないと「このまま続けていてよいの?」と不安になりますよね。
まずは、お子さんの英語が上達しない原因について考えてみましょう。道村さん曰く、以下のような可能性が考えられるそうです。
道村さん
親御さんの気持ちばかりで習い始めても、お子さん自身の気持ちが乗らないと上達を見込むのは難しいです。
子どもは敏感なので「やらされている」という雰囲気を感じてやる気が出ないということもあります。
お子さんの英語を楽しむ様子がなかなか見受けられない場合は、お子さんの好きなものと英語を結びつけるなどして興味をもたせてあげるとよいですね。
単純に、英語に触れ合う時間が少ないために身についていないだけかもしれません。
道村さん
週に数回の限られた時間でしか英語を勉強しない場合は、全体として学習時間の不足が懸念されます。
英語を身につけるには、英語を学ぶ機会を増やしたり、家庭内でも英語で会話をしてみるなど英語を使える環境を整えてあげるとよいですよ。
道村さん
英語を話すためには、まず単語を理解して覚えることが大切です。
単語を知っていればカタコトでもコミュニケーションをとることができるため、楽しめる機会が増えますよ。
機械的な暗記ではなく、楽しく単語を習得できる方法は後ほどご紹介します。
「英単語を覚える」というインプット学習は十分であっても「覚えた英単語を使う」というアウトプット学習の機会が足りていないのかもしれません。
道村さん
英語学習におけるアウトプットとは、英語で自分の気持ちを他者に伝えたり、外国の人と英語で会話したりすることを指します。小さいうちからこうしたアウトプットに慣れておくと、英語を話すことへの抵抗感が少なくなりますよ。
道村さん
「うまく話せないかもしれない」と失敗を恐れて、なかなか英語でのコミュニケーションが上達しない場合もあります。
小学生になると、失敗を恥ずかしがる子も増えてきますよね。これは成長の現れですので、お子さんが無理しているようであれば思い切ってお休みするのも一つの手なのだとか。
性格的に人前で発言することが苦手なタイプのお子さんは、少人数制の英会話スクールやオンラインレッスンなど、人目があまり気にならない環境で慣れていけるとよいですね。
お子さんの英語上達に向けた学習方法のポイントをご紹介します。
道村さん
英語を学ぶことが楽しみになるような適度な目標を設定するのがおすすめです。
子どもは、簡単な読み書きや短いフレーズでコミュニケーションがとることができるようになると、英語が楽しい!と感じやすくなりますよ。
お子さんが興味を持って取り組めることが大切ですので、たとえば「外国のマンガを読みたい」のように、まずは好きなことを目標にするのもよいですね。
英語を学ぶ方法は山のようにあり、ついあれもこれもと取り入れたくなりますよね。しかし道村さんはこのようにおっしゃいます。
道村さん
多くの教材を用意してあげるのは喜ばしいことではありますが、たくさんありすぎてどれも極められずに終わってしまう……ということがあります。
子どもの英語を上達させるには、教材や勉強方法をいくつかに絞って、達成感を与えてあげることも必要です。
道村さん
英単語などをせっかく覚えても、繰り返し練習をしないとすぐに忘れてしまいます。
そのため、反復学習によって英語を体に定着させる必要があります。
学習する教材や方法をいくつかに絞ったら、それを繰り返し繰り返し学習することで、より効率的に英語を身につけていくことができるのですね。
お子さんの英語上達に向けた、道村さんおすすめの具体的な学習方法をご紹介します。
道村さん
フラッシュトレーニングとは、イラストなどが書かれたカードを1秒以内の短時間で次々と見せ、内容を記憶する勉強法です。
フラッシュカードトレーニングで反復学習すると、瞬時に英単語が口から出てくるようになります。
これなら、ゲームのように楽しく英単語を覚えていけそうですね。
道村さん
「シャドーイング」とは英語音声を聞きながら真似して発音する勉強法です。
「聞くこと」と「発音すること」を同時に行うのではじめはコツがいりますが、とてもよい効果のある学習方法です。
聞くことでネイティブスピーカーの発音やイントネーション、英語のリズムが身につき、さらに聞く耳を鍛えることでスピーキング力の強化にもなりますよ。
できれば、教材で使われている単語をお子さんに説明してあげましょう。どんどん語彙が増えていくそうですよ。
道村さん
英語で日記をつけると、書く力と話す力のレベルアップにつながります。
出来事や気持ちなどを自分の言葉で記すことで、新しく学んだり調べたりした単語が脳に定着します。短いフレーズでもよいので、知っている単語を使って作文してみましょう。
できれば、先生など家族以外の人にも見てもらう機会があると、子どものモチベーションも上がりやすくおすすめだそうです。
道村さん
積極的に英語を話す機会を設けると、覚えた英語をアウトプットできるため記憶が定着しやすくなります。
また、英語を話すことで言葉が通じる嬉しさや会話の楽しさを実感でき、学習意欲の向上や英語力の更なる上達が見込めます。
英語の上達には「英語を話す習慣を生活に取り入れること」が大切だそうです。親御さんが日常的にお子さんに英語を話しかけてみるなどして、お子さんが英語を話すきっかけを作ってあげるとよいですね。
さらに上達を目指すお子さんには、オンライン英会話もおすすめだそうです。オンラインなら気軽に自宅で、家族以外の人と英語を話す機会を作ることがができます。送迎の必要がないのも嬉しいポイントですね。
目標を持ち、楽しく学ぶ方法をみつけてあげることで、お子さんの英語習得への意欲が大きく変わります。お子さんが楽しく学んで英語力をつけてくれたら親御さんとしてはこの上なく嬉しいことですよね。
お子さんの英語学習に関してお悩みのある親御さん、これから英語を習わせたいと考えられている親御さん、こちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
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