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小学校5、6年生で英語教育が教科になった今も「英語が上手く話せない」子どもたちが多いのはなぜでしょうか。
今回SUKU×SUKU(スクスク)では、全国で英語教室『ラボ・パーティ』を展開する(株)ラボ教育センターさんに、生きた英語の習得方法について詳しく教えていただきました。
編集部も「なるほど!」の連続の習得方法は、これから英語の習い事を考えるママパパには必見です!
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目次
子どもの習い事ランキングでも常に上位に入る英語ですが、国際教育のリーディングカンパニーであるイー・エフ・エデュケーション・ファーストが、2020年11月に発表した日本人の英語力は、世界100か国中55位という結果でかなり苦戦していることが分かります。
「英語を聞いたり話したりできないのは、圧倒的に聞く量が足りていないんです。実際に言葉として使うには『音』が聞き取れていないと話せないのです」
そう教えてくれたのは、全国に約2,000教室を展開する英語教室『ラボ・パーティ』を運営する(株)ラボ教育センターの竹内美貴子さんです。
2020年の学習指導要領改訂により、小学5年生から英語は成績がつく「教科」になりました。
小学生の柔軟な適応力を生かして英語に慣れ親しみ、聞く力を育てることを目的として、年間70時間の英語学習が設定されています。
教科になり、今後ますます習い事として需要が高まりそうな英語ですが、数ある英語教室の中から子どもに見合う教室を見つけるのはママパパにとっても大変ですよね。
竹内さん曰く、英語教室を選ぶコツは「まずは英語習得の目的をハッキリさせること」なのだそうです。
英語教室を探すママパパの英語習得の目的は以下のようにそれぞれあると思います。
・将来仕事に活かすため
・世界中の人とコミュニケーションをとるため
・英検やTOEIC等の資格取得のため
・学校の成績や受験対策のため
最終目標が定まれば、教室の選択肢も絞りやすくなります。
ちなみにラボ・パーティは「人とコミュニケーションできる生きた英語を使えるようになりたい」親子に向けた英語教室です。
なぜラボ・パーティで学ぶと生きた英語を話せるようになるのか?竹内さんに教えていただきました。
竹内さん
私たち日本人は、母語である日本語を無意識のうちに習得しています。
例えば子どもが言葉を覚える過程で、お母さんが日本語をわざわざ「あいうえお」で教えませんよね?
英語も同じプロセスで習得の環境を作ることにより、自分の考えを伝える「生きた英語」が話せるようになります。
たしかに私たちは自然に母語(日本語)を習得しています。
竹内さん曰く、赤ちゃんが初めて口にする「ママ」や「パパ」などの単語も、親が口にした言葉を『音』で覚えて口にするそうで、同じように英語も『音』で繰り返し聞く環境を作ることが重要だといいます。
では実際にどのようにしてその環境を作っているのでしょうか。
ラボ・パーティのプログラムでは、子どもが自分たちだけで英語の劇を作ります。
登場人物の気持ちを理解して表現するために、英語と日本語で構成された物語を何度も聞くそうです。
英語を音として頭に入れることで、強弱やリズム、抑揚のある英語がアウトプットできるそうです。
竹内さん
英語劇を作り上げるまでに物語を聞く回数は100回以上!
だから、子どもたちが「聞き続けるのに堪えうるもの」として、教材作りには力を入れています。
繰り返し音を聞いて、劇にすることで、登場人物の心情を細かく理解し、気持ちのこもった英語を話せるのだとか。
ほかにも子どもが飽きないために教材にはある工夫がされている、と竹内さんはおっしゃいます。
竹内さん
たとえば「世界の昔話」などは、ハッピーなだけではない作品も多くあります。
たとえば「白雪姫」のお妃は継母ではなく実の母親ですし、「3びきのコブタ」の1、2番目のブタは、オオカミに食べられてしまいます。
ラボでは、現代に合わせて脚色されたものではなく、本来のストーリーを採用しています。
昔から語り継がれてきた物語には、人間の本来の姿があります。
それを劇にすることで、子どもたちはさまざまなことを考えるようになるんです。
たしかにただ単に「めでたしめでたし」で終わらせてしまうと、そうしたことを考えるチャンスも無くなりますね!
しかし、物語を聞くのは好きでも自己主張が苦手な子や、人前に出るのがイヤな子はどうすればよいのでしょうか?
竹内さん
無理に参加させず、まずは見守ります。
実際に教室でもリーダーシップを発揮している高校生の生徒がいるんですけど、その子は小学生のころまで、教室のピアノの下でずっと隠れていたそうです(笑)
しかしピアノの下で、耳だけは動かして、グループでの活動には参加していたんですね。
指導者は、その子を叱ったり、無理に参加させたりせず、ずっと待ち続けたんです。
竹内さん曰く、その子の気持ちが動くタイミングを急かさず待ってあげてほしいとのこと。
ここは親の度量の見せどころです。
人前に立って話せなくても、音を聞いてじっくりインプットしているのかもしれませんね。
実際にラボ・パーティの教材を聞いてみると、ストーリーのおもしろさはもちろん、音楽も流れ、絵本の美しいイラストでイメージがふくらみ大人が聞いてもワクワクします!
英語と日本語の音声が交互で流れますが、日本語も教材に入れる理由はなぜなのでしょうか。
竹内さん
日本の子どもが日本国内で英語を習得するには、まず母語である日本語の言語力が必要です。
言語はすべての思考の基礎です。
物事を考える力がないと、外国語を身につけることもできません。
日本のような環境では、日本語を頼りに英語も身につけていくのがいいのです。
平成29年改訂の文部科学省による小中学校の学習指導要領では、「言語能力の確実な育成」が課題に挙げられており、昨今、子どもの言語能力の低下が懸念されています。
竹内さんがおっしゃるには、家庭内での会話が減っていることも一因だとか。
竹内さん
母語を習得した経緯を考えると、親子の言葉のやり取りは子どもの言語能力に大きな影響を与えます。
核家族や共働き家庭の増加に加え、動画コンテンツの充実により、親子で会話する時間は減少しています。
さらに、「ウザい」「ヤバい」など端的な表現で会話が成立してしまう現代の状況をみれば、子どもの言語能力の低下は納得できますよね。
たしかに、「ウザい」「ヤバい」は大人でもつい使ってしまいます…。
子どもの言語力に影響すると考えると、大人の話す言葉にも注意が必要ですね。
これ以上子どもの言語能力を低下させないために、家庭でできることはあるのでしょうか?
竹内さん
ことばの力は、親子でコミュケーションをとる時間を大切にすることで育まれるもの。
絵本はストーリーを共有することで会話が生まれ、想像力や発信力も高まるのでオススメです。
何よりも大切な人とワクワク、ドキドキの物語を共有することで、子どもの心は安定し、豊かになります。
ことばの力を育むためには、子どもの心をワクワク、ドキドキで満たしてあげましょう!
たくさんの絵本を読んで育ってきた子は心が満たされている、と竹内さんはおっしゃいます。
共働きで慌ただしい毎日を過ごす家庭も多い現代ですが、忙しいときこそ時間を作って子どもの心を満たしてあげたいものです。
生きた英語を話すために、今回竹内さんが教えてくれたポイントは3つ。
気持ちのこもった英語を何度も聞いて口に出すと同時に、母語である日本語の力も育むことが生きた英語習得へのカギ。
親子で会話する時間を大切にしつつ、生きた英語を浴びる環境に身を置くのが、習得への近道かもしれません。
英語習得の基礎となる母語の力を育てるために、まずは絵本やしりとりなどのことば遊びといった、おうちでできる簡単なことから実践してみましょう!
今回、取材にご協力いただいたラボ教育センターは、英語教室ラボ・パーティを全国に展開しています。「自分の考えを表現する英語を身につけさせたい」「なるべく自然な環境の中で英語を習得させたい」という思いを持つママパパには一見の価値アリです。
ラボ・パーティでしか体験することのできない「生きた英語」を学べる英語環境に、お子さんと足を運んでみてはいかがでしょうか。
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