新体操リボンスティックおすすめ10選｜子供の年齢や身長別に最適な長さを紹介！

オリンピック競技でもある新体操は、柔軟性やバランス感覚などが身につくため習い事としても人気です。新体操と言えば、リボンやフープ、ボールなどの手具（しゅぐ）を使った競技が思い浮かびますが、習い事をはじめたばかりだと何を用意すればよいのか迷ってしまいますよね。

今回の記事で紹介するリボンスティックとは、リボン競技で使うリボンのスティック（持ち手部分）のことです。新体操をはじめたばかりで、まだ試合に出る予定がない場合にはすぐに必要というわけではありません。教室の先生に聞いて、必要になったら年齢や身長を目安に選びましょう。

新体操のリボンスティックを選ぶときのポイントとなるのは、長さ・素材・グリップなどです。ここでは、選び方のポイントを紹介していきます。

新体操のリボンスティック選びで最初に決めるべきなのは、リボンスティックの長さです。
リボンスティックの長さは、お子さんの年齢や身長に合わせて選ぶのが基本です。

* 未就学児（身長100cm前後）：スティック40cm前後、リボン2〜3m
* 小学校低学年～（身長120～140cm）：スティック50cm前後、リボン3〜4m
* 小学校高学年～：スティック60cm前後、リボン5m

教室や大会で指定がある場合もあるため、事前に確認しましょう。
新体操をはじめたばかりの初心者の場合、軽くて短めのスティックが扱いやすくおすすめです。
回転や投げの練習にも負担が少なく、リボンの動きもコントロールしやすくなります。

また、リボンスティックに取り付ける新体操用リボンの長さも忘れずチェックしておきましょう。未就学児や小学校低学年の小さなお子さんにとって、長すぎるリボンは絡まりやすく扱いにくいものです。リボンの長さも年齢や身長に合ったものを選びましょう。

新体操用のリボンスティックは、主にグラスファイバー製、プラスチック製の2種類の素材で作られています。それぞれ異なる特徴があるため、希望の予算や重さなどによって素材を選びましょう。

* グラスファイバー製：しなやかで耐久性があり、本格的な演技に◎
* プラスチック製：軽量でリーズナブル。初心者におすすめ

日本体操連盟の規格によると、公式大会で使用するリボンスティックの素材は木、竹、グラスファイバー、アルミニウム化学合成物質と定められています。近年は木・竹素材のリボンスティックはほとんど市販されておらず、大会用ではグラスファイバー製が主流となっています。

取付具にも規格があり、紐、ナイロン糸、同質のもの、スティックに取り付けられたスイベルと決められているので忘れずにチェックしましょう。競技会出場を目指すなら、規格に合ったものを選んでおくとよいですよ。

（参考：公益社団法人 日本新体操連盟）

ラバーグリップがついているものは、汗をかいても滑りにくく、演技中のミスを減らせます。手になじみやすく、よりなめらかな動きが得られます。グリップ部分の素材も忘れずにチェックしましょう。
お子さんの手になじむかどうかも、選ぶ際の大切なポイントです。可能なら店舗に行くか、教室で使われているスティックを試させてもらうなどして決めるほうがよいでしょう。

新体操で有名なメーカーといえば、SASAKI（ササキ）とChacott（チャコット）。
ササキのリボンスティックは日本体操協会の認定品も多く、公式大会でも使用されているメーカーです。
チャコットは、品のよいデザインがママパパにも人気のメーカー。
この2つのメーカーから、予算や好みに合わせて選ぶ人が多いようですよ。

日本体操協会や国際体操連盟主催の正式な大会に出場する場合は、商品説明に「（財）日本体操協会検定品」「FIG（国際体操連盟）認定品」と書かれている商品を選びましょう。
教室によってメーカーや商品の指定がある場合もあるので、購入前には必ず確認するようにしましょう。

スティックにはたくさんの色や種類があり、単色だけでなくグラデーションのもの、ホログラムを散りばめたキラキラしたものなどがあります。
新体操は演技のイメージに合わせて衣装を変えたりするので、大会に出る際などの演技のテーマに合ったスティックを選ぶという楽しさもあります。
演技のイメージやお子さんの好みに合ったデザインのリボンスティックを選びましょう。

習い事スクスク編集部にて、新体操リボンスティックの楽天市場レビュー順トップ10の平均価格を調べたところ、4,492円という結果になりました。

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リボンスティックを長く大事に使っていくためには、やはりお手入れも欠かせません。ここでは、リボンスティックのお手入れ方法を紹介していきます。

リボンスティックの先端金具は、使えば使うほど金属疲労を起こしてしまいます。軸がぶれて回転しにくくなり、演技中に先端金具が外れてリボンが飛んでいってしまうなんてことも…。
先端金具が外れないように、お手入れが大切です。定期的にお手入れを続けることで、スティックを長持ちさせることができますよ。

【先端金具のお手入れ方法】
・リボンスティックの先端金具の軸の根元から金属内部に潤滑油を1~2滴垂らす
・外側に潤滑油が付いてしまったら、タオルなど優しく拭き取る
・タイミングは練習後や試合前がおすすめ

リボンスティックを使っていると、持ち手のグリップ部分が摩耗して破けてしまうことがあります。
グリップが破けた状態で使い続けると、掌を痛めてしまうだけでなく、スティックの寿命が短くなってしまうことも…。 グリップが破けてしまった場合は早めに交換しましょう。

有名メーカーであるササキでは、オンラインショップでのSASAKI製スティックグリップ交換取付サービスを行っています。チャコットの店舗では、スタッフがスティックの状態をチェックし、長く使えるようアドバイスするとともにグリップ交換を実施しているようです。
グリップが破けてしまった場合は、購入店やオンラインショップに問い合わせしてみましょう。

（参考：SASAKI）
SASAKI製スティックグリップ交換取付
（参考：Chacott）
https://www.chacott-jp.com/shop/service/detail003655.html

A. 一部モデルでは可能ですが、多くは固定式です。購入時に長さを選びましょう。

A. 可能です。スティック単体とリボン付きのセット、両方が販売されています。

A. 相性や接続部分の形状が合わないことがあるため、同じメーカーがおすすめです。

A. リボンは広がるため、3〜4畳以上のスペースが必要です。屋外での練習も◎。

お子さんの成長や習熟度に合ったリボンスティックを選ぶことで、練習の質がぐんとアップします。
「軽くて扱いやすい」「グリップが手になじむ」「見た目も素敵」など、使う本人が気に入ることも大切なポイント。ぜひこの記事を参考に、お子さんにぴったりの1本を見つけてあげてくださいね。