【2025年最新】新体操リボンの選び方＆おすすめ8選｜小学生・幼児向け長さガイド

新体操のリボンには、演技のしやすさを考慮して「長さ」が非常に重要です。とくに幼児や小学生などの小さな子どもにとっては、長すぎるリボンは絡まりやすく扱いにくいもの。

一般的な目安としては、以下を基準にするとよいでしょう。教室や大会で規定がある場合は、そちらも事前に確認するのがおすすめです。

身長100〜120cm：3m前後
身長120〜140cm：4m前後
身長140cm以上：5m前後

新体操リボンは「練習用」と「本番用」で素材や仕様が異なることがあります。

練習用は軽くて扱いやすく、価格も比較的手頃なのが特徴です。一方、本番用は日本体操協会やFIG（国際体操連盟）認定を受けた規格商品で、一定の長さ・幅・重さが決まっています。

初めのうちは、練習用でしっかりと基礎を身につけ、発表会や大会などの特別な場面では本番用リボンを使い分けるのが理想的です。

初めての新体操リボンには「リボン」と「スティック」がセットになった商品がおすすめです。
リボンとスティックをつなぐ取付具は別々に販売されており、互換性がないこともあります。そのため、初心者はセット商品でスタートすると失敗が少なく安心です。

とくに幼児や低学年の子には、軽量で短めのリボンと持ちやすいスティックがセットになっているものが扱いやすいでしょう。

3歳〜6歳の幼児には、2〜3メートル程度のリボンがおすすめ。この時期はまだ動きに慣れていないため、短めのリボンで操作しやすいものを選ぶとよいでしょう。また、スティックも軽量なタイプを選ぶことで、無理なく楽しく練習を続けられます。

 
新体操では、リボンの長さに規定が出てくるのは小学校高学年（ジュニア）以降からです。それまでは明確なルールがないため、まずはお子さんが扱いやすい長さを選んであげるのがよいかもしれません。

多くの保護者の方は、最初に3〜4メートルのリボンを購入されることが多いようですが、新体操教室の方針によって異なるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。

小学生になると、体もぐんと成長して動きもダイナミックになってきますよね。それに合わせて、リボンの長さも少しずつ長めのものを使う子が増えてきます。

目安としては、小学校低学年（7〜9歳）なら3〜4m、中〜高学年（10〜12歳）なら4〜5mが一般的です。

身長とバランスを取りながら選ぶことで、美しい軌道が描けるようになります。メーカーによっては「ジュニア用」「キッズ用」として年齢別サイズが展開されているので、そちらも参考にしてみましょう。

まだ新体操を始めたばかりのお子さんには「短いリボンでお試し」というのも一つの手です。短いリボンは絡まりにくく、動きを覚えるのにぴったり。室内や自主練習用としてもおすすめです。

本番用のリボンには『長さ5m以上・幅4〜6cm・重さ35g以上』などの規定があります（FIG＝国際体操連盟基準）。
発表会や大会に出場する場合は、規格に合った商品を選びましょう。

リボンが長すぎる場合は、お子さんの身長や年齢に合わせて長さを調整することが大切です。カットしたあとは、三つ折りにしてミシンや手縫いでしっかり縫いとめましょう。切りっぱなしのままだとリボンがほつれてしまったり、見た目もきれいに仕上がりません。ちょっとしたひと手間で、長くきれいに使えますよ。

新体操のリボンはとても繊細で、シワや絡まりに弱い道具です。リボンをそのままバッグに入れてしまうと、移動中にグチャグチャになったり、端が傷んでしまうことも…。リボンをきれいに収納できるのがリボン用収納ケースです。

リボン用収納ケースは2種類あります。お子さんが使いやすいものを選んでくださいね。

■筒状タイプ
スティックの部分からリボンを取り外して収納するタイプ。コンパクトに収納できます。

■バック型タイプ
スティックにリボンを付けたまま収納できます。リボンはバッグの中にある板に巻き付けます。

新体操のリボンには、単色からグラデーションまでさまざまなカラーがありますが、とくに人気なのは2色以上が使われたグラデーションタイプです。
 
理由は、グラデーションのリボンは色の変化が動きにメリハリを与え、演技がより美しく、ダイナミックに見えるから。実際の大会では、リボンの軌道がはっきり見えることが評価にもつながるため、多くの選手がグラデーションを選ぶ傾向にあります。
 
ただし、演技の技術が上がってくると、あえてシンプルな単色を選ぶ選手も。色に頼らず、動きの美しさそのもので魅せるスタイルです。

SASAKIのリボンは、糸の選定から織り、仕上げまで、すべて国内で丁寧に製造されています。日本の伝統技術である「琥珀織（こはくおり）」を用いて作られており、美しい光沢としなやかな質感が特徴。職人の技術が光る、高品質なリボンです。この特別な織り方により、静電気が起きにくく、発色もクリアで濁りが少なくとても人気です。

Chacottのリボンは、新体操で起こりがちな静電気トラブルを限りなくゼロに近づけた高品質なリボンです。静電気が発生すると、リボンが体にまとわりついたり、結び目ができやすくなることも。Chacottでは、静電気が起きにくいレーヨン素材を使用し、さらに静電気防止加工や静電気の少ない糸での縫製を行なうことで、トラブルをしっかり抑えています。
 
また、リボンを振るときの「音」を軽減する柔軟加工も施されており、しなやかな”かき”を実現させワンランク上の演技を可能にします。

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新体操のリボンは、色・長さ・素材など、選ぶポイントがたくさんありますが、「どんな目的で使うか」をはっきりさせると、ぐっと選びやすくなります。練習用には扱いやすくてお手頃なものを、本番用には規定に沿った高品質なものを、用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。お子さんの「これがいい！」という気持ちを大切に、ぜひお気に入りの1本を見つけてあげてくださいね。