少し前まではお金持ちの習い事というイメージが強かったバイオリン教室ですが、最近は身近な習い事になりつつあります。バイオリンの美しい音色やかっこいい演奏に憧れるお子さんもいるのではないでしょうか。そこで今回習い事スクスクでは、バイオリン教室の選び方や習うメリット、気になる月謝の目安などをご紹介します。バイオリンに興味のある方はぜひ参考にしてください。
※本ページはプロモーションが含まれます
目次
バイオリン教室では、まず楽器の正しい持ち方や弾く姿勢を教わります。慣れてきたら音階練習や簡単な曲の演奏に移行し、音符の読み方も学んでいく教室が多いようです。
ピアノは鍵盤を押せば正しい音が出ますが、バイオリンは正しい音を出すまでが大変です。指の位置や弓の使い方など、基礎的な技術の習得に時間をかける必要があります。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
バイオリン教室の月謝は、月2~3回のレッスンで8,000~20,000円くらいが目安です。個人レッスンよりグループレッスンで習うほうが、費用を抑えられます。コンクールや発表会に出場する場合は、別途費用がかかります。
金銭面の負担や送迎以外での保護者の役割は、それほど多くありません。ただし、教室によってはコンクールや発表会の準備の手伝いがあるようです。気になる方は、入会する前に確認しておきましょう。
バイオリンは自分で音程を作りながら演奏するので、繊細な音感が自然と身につきます。また、弦楽器特有のやわらかく美しい音色に触れることも子供の耳の発達を促してくれるでしょう。
バイオリンの弦には音の目印がありません。そのため、バイオリンを正しく弾くには集中力が必要です。弦をとらえる指、音を作り出す耳、どちらも集中力なくして上達は難しいものです。練習に励めば励むほど、子供の集中力も磨かれるでしょう。
バイオリンは、演奏を通じて喜びや悲しみ、優しさなどさまざまな感情を表現します。ただ弾くだけではなく、演奏する際の動きや表情も大切です。聴く人に伝わるような演奏を心がけることで、豊かな表現力が身につくでしょう。
バイオリンは月謝以外にも、さまざまな費用が発生します。楽器本体のレンタルもしくは購入費用に始まり、消耗品である弦の交換費用(年間1~2万程度)、松脂や譜面台といった付属品も必要です。
さらに発表会への参加費用や衣装代、追加レッスン代などがかかる場合もあります。長期的な視点で費用を計算し、無理なく続けられるか確認しておきましょう。
バイオリン教室を選ぶときに最も大切なポイントは、お子さんと先生の相性です。コンクールや発表会で賞をとることを優先している教室もあれば、楽しく弾くことを優先している教室もあります。
指導方法も「叱って伸ばす」「褒めて伸ばす」といった違いもあるでしょう。まずは体験レッスンに行って実際に指導を受けてみることが大切です。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
A先生
バイオリン教室を選ぶ際は、
・コンクールに挑戦させる教室か
・発表会の有無
・発表会以外のイベントの有無
・個人教室の場合は駐車場の有無
・困った時に話しやすそうな先生か
などを確認しましょう。
B先生
バイオリン教室選びは、先生との相性が一番重要です。合わない先生だとなかなか上達しないどころか変な癖がついてしまったという話も聞きます。
ほとんどのバイオリン教室のホームページには先生のプロフィールが掲載されているので、経歴や実績なども見てみましょう。
また、発表会やアンサンブルを頻繁に行っている教室は、お子さんのやる気もアップしやすいのでおすすめです。
美しい音色や優雅な演奏スタイルから親御さんの人気が高いバイオリン教室。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんがバイオリン教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんにバイオリンをやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
A先生
バイオリンは2歳からでも始められますが、実際は4歳から始められる方が多い印象です。
初めてバイオリンを習うときは、初心者セットを購入すると用意が簡単です。多くの初心者セットには、
・バイオリン本体
・ケース
・弓
・肩当
・松脂
・クロス
が入っています。ただし、教室によってはセット品でないものを購入するよう指示される場合もあるので、事前に確認しましょう。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
B先生
最初はバイオリン本体・チューナー・肩当・楽譜・松脂・譜面台があればOKです!
バイオリンの音を正しく合わせるための道具です。初心者セットには含まれていないことが多いので、別途購入する必要があります。
バイオリンは木製なので、湿気や乾燥は大敵です。よい状態で保つために、ケース内の湿度を一定に保ってくれる湿度調整材も準備しましょう。
バイオリン教室は、バイオリンをさわったことがない人や楽譜が読めない人でも習い始めることが可能です。持ち方や姿勢から教わり、早ければ3カ月程度で1曲弾けるようになるケースもあります。
バイオリン教室では楽器をレンタルしているところもあるので、最初は持っていなくても大丈夫です。ただし、長く続けていく場合や上手になりたい場合は家での練習も必要になってくるので、お子さん専用のバイオリンを購入しましょう。
バイオリン奏者として成功するために「絶対音感」が必須とは言い切れません。プロフェッショナルなバイオリニストのなかには「相対音感」ですばらしい演奏をする音楽家は数多く存在するからです。むしろ基本的なテクニックや表現力、音楽への理解力などが重要な要素となります。
バイオリンは、年齢や性別に関係なく楽しめる習い事です。演奏することで弾く人も聴く人も癒されるのは魅力的ですよね。もしお子さんがバイオリンに興味を持ったら、ぜひ体験教室に行ってぴったり合う先生を探してみてください。
当記事の情報は記事の公開日もしくは最終更新日時点の情報となります