テコンドーは、空手によく似たスポーツで韓国の国技でもあります。空手と比べると足技が多く、アクロバティックな動きが魅力のひとつ。ピアノやスイミングなどに比べるとあまりメジャーな習い事ではないため、周りの子とは少し違った習い事をやらせてみたいと考えている親御さんにはおすすめです。そこで今回習い事スクスクでは、テコンドーの特徴や練習内容、費用の目安などをまとめてみました!お子さんの習い事にテコンドーを検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
テコンドーは幼児クラスを設けている教室があり、5歳くらいから習うことが可能です。幼児でも始められますが、格闘技ゆえにケガのリスクもあるので先生の話を理解し、ルールを守れる年齢になってから始めましょう。
テコンドーは「足のボクシング」と言われるほど、多彩な足技が特徴的で、跳び蹴りやかかと落とし、回転しながらの蹴りなど種類が豊富です。また足技だけではなく、ジャブやストレートなどの手技や防御としての関節技、護身術なども学べます。
テコンドーは、ITFテコンドー(国際テコンドー連盟)とWTFテコンドー(世界テコンドー連盟)の2つの系統があります。
ITFテコンドー
・2分2ラウンド制
・顔面へのパンチが許可されている
・組手で装着するのは手足に付ける防具のみ
WTFテコンドー
・2分3ラウンド制
・顔面へのパンチは禁止
・組手の際は、手・足・胴・頭に防具と専用シューズを着用する
・ITFよりスポーツ的な要素が強く、オリンピックの正式種目
テコンドーの競技には4種類あり、自分のレベルや目的に合わせてチャレンジできます。
マッソギ(組手)
・技術、スタミナ、精神力などテコンドーの総合力が試される競技
・手技、足技による攻防でポイントを競う
トゥル(型)
・攻防を想定して型を披露する競技
・正確性や呼吸、リズム、力強さが採点のポイント
パワーブレイキング(威力)
・手技、足技で板を割り、その枚数を競う競技
・パワーだけではなく、正確な技術が求められる
スペシャルテクニック(特技)
・跳び蹴りで板割り行い、どれだけ高く、遠いところにある板を割れるか競う
・高い身体能力と蹴りの技術が求められる
教室にもよりますが、テコンドーの練習は準備体操や柔軟運動から始まります。ウォーミングアップが済んだら、基本動作やミット蹴り、組手などの練習です。
テコンドーには、約1,200種類の足技と2,000種類の手技、24種類の型があると言われています。基本動作や型の練習では、指導者の号令に合わせてひとつずつ技を行い、都度指導してもらう形式が一般的です。
テコンドー教室の月謝は、週1回で2,000~8,000円が目安です。そのほかにかかる費用としては、入会金や道着代、スポーツ障害保険料、昇級試験費などがあります。
テコンドーでの保護者の負担は、比較的少なめです。教室への送迎以外には、試合の際の付き添いなどがあります。
テコンドーも武道の一種であり「礼に始まり礼に終わる」スポーツです。教室に出入りするときや稽古前のあいさつ、先生の話を聞くときの姿勢など丁寧に指導されます。テコンドーで身についた礼儀作法は、日常生活にも活かされるはずです。
テコンドーは高い蹴りができるとポイント獲得につながるスポーツなので、柔軟な身体づくりが必須です。幼いうちからテコンドーでしっかり柔軟に取り組んでおくことで、しなやかな身体を作れます。
身体の柔軟性が高いと、普段の生活でもケガのリスクが減るメリットがあります。
テコンドーには、護身術(ホシンスル)があります。胸ぐらをつかまれたときやうしろから抱きつかれた場合などさまざまな場面を想定して、危機から脱する技を学べます。
いざというときに自分の身を守れることは、子供にとって大きなメリットになるでしょう。
心身ともに強くなってほしいと願う親御さんから人気のあるテコンドー教室。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんがテコンドー教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんにテコンドーをやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
指導者は確かなスキルと実績のある人がほとんどですが、教え方が子供に合っているかどうかはまた別の話です。子供が楽しく通えそうか、理解できるように指導してもらえそうか、体験レッスンで観察してみましょう。
テコンドーでは、組手を見ると分かるように打撃系の格闘技なのでどうしてもケガのリスクはあります。防具はつけているものの、打撲やねんざの可能性はゼロではありません。
防具の装着法を丁寧に指導しているか、実力に見合わない無理な練習をさせていないかは確認しておきましょう。
初心者向けのクラスでは、子供の体力や技術に合わせて進められるため、無理なく楽しめます。特に小学生向けのクラスでは、遊び感覚で学びながら基本の動きや型を習得することが多いです。道場によっては、試合に向けてのハードなトレーニングもありますが、個々のペースに合わせて行われます。
もちろん、女の子もテコンドーを習うことができます。テコンドーは男女問わず楽しめる武道であり、女性の選手も多く活躍しています。特に自己防衛や運動能力の向上を目的に習う女の子も多く、柔軟性や俊敏さを活かして技を磨けます。
テコンドーには国内外の大会が多数あり、子供向けの試合も定期的に開催されています。試合に出場することで実力を試す場があり、目標を持って練習に取り組むことができます。また、試合は体重別に分かれているため、体格差を気にせずに挑戦できるのも特徴です。
どのスポーツにも怪我のリスクは伴いますが、テコンドーは防具を着用して行うため、安全面がしっかりと確保されています。また、指導者が適切なフォームや技術を教えてくれるため、怪我のリスクを最小限に抑えられます。柔軟性を高めるトレーニングも多く取り入れられており、怪我の予防にも役立ちます。
多くの道場では、週に1〜2回のペースで稽古が行われています。試合前や大会に向けては、練習の頻度が増えることもありますが、基本的には学業や他の習い事と両立できるようなスケジュールが組まれています。
テコンドーで育まれた柔軟性は、子供の健やかな身体づくりに役立ちます。日本では競技人口がそこまで多くないからこそ、将来広く活躍する選手になれるチャンスもあるでしょう。
もしお近くにテコンドー教室があったら、一度見学に行ってみてはいかがでしょうか?
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