生涯楽しめるスポーツとして人気の高いテニス。近年では、大坂なおみ選手や錦織圭選手など、日本人選手の国際的な活躍もめざましいですよね。今回SUKU×SUKU(スクスク)では子どもがテニスを習うメリットや、テニス教室の選びのポイント、月謝についてまとめました。
※本ページはプロモーションが含まれます
目次
一般的に「テニス」は硬式テニスを指す場合が多く、軟式テニスは「ソフトテニス」とも呼ばれます。
■ボールの違い
硬式テニスと軟式テニスの大きな違いは、使用するボールの種類と言えるでしょう。
硬式テニスでは、黄緑色のフェルトで覆われた硬いゴム製のボールを使用します。
軟式テニスのボールもゴム製ですがフェルトには覆われておらず、硬式ボールに比べて柔らかく、重さは硬式ボールの約半分です。
■ラケットの違い
硬式では重いボールを遠くに飛ばせるよう、
・強度の高いフレーム(枠)
・硬いガット(ラケットの中のナイロン製の紐)
・広めの面で重量のあるラケット
を使用することが多いです。
反対に軟式では、軽いボールを力いっぱい打つため、ガットの貼りは柔らかめ、ラケットも硬式に比べると軽いものが選ばれる傾向があります。
■打ち方の違い
ボールの重さが違うため、ラケットのグリップ(握り方)が変わってきます。硬式はラケットの柄の浅い部分を握り(薄い握り)、軟式では上の部分を握る(厚い握り)のが一般的です。
■ルールの違い
硬式と軟式ではルールに幾つかの違いがありますが、とくに点数のカウント方法が大きく異なります。硬式テニスは6ゲーム先取でセット獲得、軟式テニスは5ゲームマッチの場合は3ゲーム、7ゲームマッチの場合4ゲーム、9ゲームマッチの場合5ゲーム先取でセット獲得となります。
■ネットの高さの違い
ネットの中央には「センターストラップ」と呼ばれるベルトがありますが、これは硬式テニスでのみ使用します。そのため、硬式テニスの場合はネットの高さが1.06~1.07mに対し中央部分が0.914mとやや低く、 軟式テニスの場合は、中央部分が同じ1.06~1.07mです。
軟式テニスから硬式テニスに転向するのは珍しいことではありません。打つときの力加減やラケットの握り方が異なるため、慣れるまでには少し時間がかかるかもしれませんが、大きな心配は要らないでしょう。
ただ、プロを目指したい場合や、いずれ硬式に転向する可能性がある場合は、最初から硬式テニスを選択するほうがよいかもしれません。
テニスの硬式と軟式の違いは結構ある。持ち方、使う面、打ち方、場合により試合人数など……ここで軟式の人が硬式をやる時一番影響があるのが、うち方と持ち方である。正直、慣れる前はホームラン王になる。
— レイエル (@reieru) October 26, 2010
軟式経験者も結構来てますよ!最初は軟式と硬式の違いにちょっと苦労してましたが、慣れたら平気っぽいです☺️
テニスは生涯スポーツって言いますし、運動できてストレス発散にもなって、ほんといい事だらけです— 向山麗 (@mukoyama_leeii) December 3, 2017
テニススクールを選ぶときに確認したいポイントをまとめました。多くのスクールでは無料体験レッスンが受けられるので、入会する前に体験してみて検討するのをおすすめします!
テニススクールは、大手スクールなどが経営する団体レッスンと、元プロ選手など有名コーチが経営する個人レッスンに分かれます。
大きな違いはレッスンごとの受講人数です。
団体レッスンではコーチ1人につき6〜10人程度が平均的な受講人数ですが、個人レッスンは1対1で教えてもらうことが出来ます。もちろん、その分レッスン料も割高になります。
コートが屋内か屋外かは重要な確認ポイントです。屋内コートは天候に関わらずレッスンが受けられます。また、熱中症予防や防寒を考えると屋内のほうが環境は快適です。
一方で、実際の試合は屋外で開催されることが多いため、屋外での練習ができないのはデメリットにもなります。
コートの材質の違いや、風や気温がプレイに与える影響などに普段の練習から慣れておくほうが、実際の試合のときには有利かもしれません。
目指すレベルやお子さんの体質によって検討するのがよさそうです。
お子さんの年齢によって送迎の有無は変わるかと思いますが、どちらにしても自宅からなるべく近い距離のスクールにしたほうが通いやすいです。近年テニススクールは増えているので、まずは徒歩圏内にスクールがないか調べてみることをおすすめします。
ラケットを持てないとレッスンに参加できないため、4歳前後から入会可能なテニススクールが多いです。活躍するプロテニス選手も4歳前後でテニスを始めている場合が多く、錦織圭選手は5歳、大坂なおみ選手は3歳でテニスを始めています。
団体レッスンの場合、週1回レッスンの月謝相場は、5,000円〜15,000円です。受ける曜日(平日か土日か)や施設の種類(屋内か屋外か)によっても料金が変わる場合があります。
個人レッスンの場合はコーチの知名度によってレッスン料にバラつきがありますが、平均的に団体レッスンよりも高く、1回のレッスンで5,000円〜10,000円が相場のようです。
広いコートを走り回るためには基礎体力が、ボールを相手のコートに打ち返すためには集中力と反射神経が必要になります。そのためテニスを習うことは、他のスポーツにも応用できる総合的な運動神経や体力を育むことにも繋がります。
世界で活躍する大坂なおみ選手は、「精神面の成長」によって試合のパォーマンスに大きな変化があったことを数々のインタビューで語っています。
テニスは個のスキルを磨くスポーツのため、練習や試合を通して自分自身と向き合う時間が長いです。さらに試合ではプレッシャーに負けずに集中力を保つ必要があるため、強い精神力が勝負を左右します。
そのような理由から、テニスを続けることで精神力が鍛えられると言われています。
テニス経験者の人口は年齢を問わず多く、レンタルコートも色々な場所にあるので、気軽に楽しむことができます。また、細かいルールが分からなくてもラケットとボールがあれば軽い打ち合いができるので、スキルを問わず交流できるスポーツです。
サッカーや野球などの団体スポーツとは違い、当番制でのお茶汲みや送迎などの仕事はないため、保護者の負担は比較的少ないです。ただ、お子さんが小さい場合や遠くのスクールに通わせる場合、試合で遠征するときなどには、送迎が必要になることがあります。
この記事では、子どもがテニスを習うメリットやスクール選びのポイントなどをまとめました。
「子どもに何かスポーツを習わせたい」と考えている親御さんは、ぜひ一度、体験レッスンが受けられるお近くのテニススクールを探してみてはいかがでしょうか?
当記事の情報は記事の公開日もしくは最終更新日時点の情報となります