ラグビーワールドカップやドラマなどで注目が集まっているラグビーですが、スクールについて知らないママが多いのも事実。SUKU×SUKUでは日本ラグビーフットボール協会とラグビースクールへ取材を敢行!徹底取材からわかった「ラグビーの魅力」や「月謝」、そして「ラグビースクールの雰囲気」などママ目線でギューッとまとめました!(2019.9.30公開記事)
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目次
実は近年、ラグビー人口(特に子どもたちの年代)は増加傾向にあるのはご存知でしょうか?
「日本ラグビーの盛り上がりがわからない!」というママにわかりやすく現状をお伝えしたいと思います。
ジャパンラグビートップリーグの「1試合の平均観客動員数」のグラフを見てみると
W杯で南アフリカを破った2015年には1試合平均は6,470人でした。前年の4,719人と比較して1751人増加していることがわかります。
現在開幕しているラグビーW杯の影響もあり、2019年は過去最高の観客動員数が期待できそうです!
W杯の影響のほかにも、子どもたちを中心にラグビー人口が増えてきそうです!
皆さんは小学生がラグビーボールをもって遊ぶ姿が当たり前になってくるって知ってました?
今回はそんなラグビーについて、ママが気になるあれこれを日本ラグビーフットボール協会さんと横浜ラグビースクールさんに聞いてきました!
ママパパ世代には「タグラグビー※」という競技は聞きなじみがないですよね。
ですが、学校現場では体育の授業に導入している学校がジワジワと広がりつつあるようです。
日本ラグビーフットボール協会
永井さん
実はいま、学校でやったタグラグビーが楽しくてラグビーに興味を持つ子どもたちが増えてきているんですよ!
もしかしたら、お子さんはもう学校でやっているかも!?
※タグラグビーとは、ボールを持って走り、腰に付けた2本のタグ(リボン)を取ったり取られたりしながら、相手ゴールを目指します。
「タックル」がないので、老若男女問わず安心して楽しめるスポーツなんです。
提供:日本ラグビーフットボール協会
野球やサッカーに比べてまだまだ少ないですが、現在では都市部を中心にスクールの数が増加中!
親子ラグビースクールや社会人ラグビーチームとの交流会なども開催されているんですよ!
日本ラグビーフットボール協会
永井さん
全国にあるラグビースクールは400を超えていて、スクールの増加とともに、子どもたちにも浸透してきていますね。
「子ども向けのスクールとはいえ、ラグビーって体育会系のイメージが強くてちょっと見学に行くのも躊躇しちゃう…」って人、結構多いと思うんですよね。
だからSUKU×SUKU、ママパパの代わりに行ってきました!
「ラグビーって何才くらいから始める子が多いんだろう?」と思い調査をしてみると
幼稚園の年少(3歳)から通えるスクールがたくさんありました!
(小さい子にもできるなんてビックリ!でも「危なくないのかなぁ?」なんて不安も)
横浜ラグビースクール
協会の規定もあり、小学2年生まではタックルのないタグラグビーをやっているので、本格的なラグビーをやらせたい方は注意してください!
出典:横浜ラグビースクールHP
実際に横ラグさんには、ちびっ子ラガーマンがボールを追いかけていました!
(ちっちゃな子がヘッドキャップを被るとこんなにもカワイイなんて…)
日本ラグビーフットボール協会
永井さん
全国的に見ると5歳~6歳くらいの小学校に上がる前の幼稚園児が意外と多いんですよ。
ちなみに、五郎丸歩選手は、なんと3歳からラグビーを始めたんだそうです!
編集部
皆さん「ラガーマン」って言葉はなんとなく聞きなじみがあるかと思います。
でも「ラガール」はどうでしょう?聞いたことがある人は少ないかもしれませんね。
実は、ラグビー女子日本代表(サクラセブンス)のおかげで、ラグビーを始める女の子が急増中なんです!
女性のコーチもかなり増えているので、ママも相談しやすくて嬉しいですよね。
横浜ラグビースクール
1学年に5~6人の割合で女子がいるんですが、年々増加しているので思い切って女子だけのクラスを作ったくらい女の子に人気なんですよ!
小学生3年生くらいにもなるとオシャレにだってこだわりが出てくるころだと思います。
使うアイテムもオシャレだと、テンションが上がるのは大人も子どもも変わりません!
実際にラグビースクールへ見学へ行くと…ヘッドキャップがみんなカラフル!
(意外じゃないですか?白黒だけだと思ってたので結構衝撃的でした
ほとんどのスクールでは、ラグビー経験者がコーチとして指導してくれています。
また、子どもがラグビースクールに入った後に、親御さんが興味を持たれてコーチになるケースも多いそうです。
パパさんだけでなくコーチの資格をとるママさんも近年増えているそうです!
横浜ラグビースクール
うちはコーチの育成体制が整っているので、資格支援にも力をいれています。生徒とともにコーチの数も増加して現在は150人にまで増えています!
協会としても、選手の育成だけでなく、レフリーやコーチ育成にも力を入れております。
新スタートコーチという資格を設けており、興味を持った親御さんが結構受講しております。
また、タグラグビーの普及、学校向けの指導方法の提案も積極的に行っています!
日本ラグビーフットボール協会
永井さん
「ラグビーの魅力はわかるけど、子どもにやらせるとなると心配…」って方、結構多いように思います。
結論から言うと、他のスポーツと同様に、ラグビーにもケガはつきものです。
(走ってくる相手に自らタックルしに行くので皆さんイメージがつくと思います)
だからこそ、どのラグビースクールもケガに対する迅速な対応を心がけているんです。
また、ラグビーの技術だけでなくケガを防ぐための身体づくりを子どもたちに教えるスク-ルもたくさんありますよ!
編集部
ラグビーはケガが多いイメージがありますが、どのように対応していますか?
ケガはつきものですが、うちではコーチの人数を増やして、なるべくひとり一人に目が行き届くようにし、すぐに子どもたちをサポートできるようにしています。
横浜ラグビースクール
横浜ラグビースクール
リズム運動などを取り入れ、幼稚園児・低学年などの小さいうちから、ケガをしないよう体幹を鍛えるようにしています。
編集部
横浜ラグビースクールさんでは、子どもたちが自分の顔より大きい水筒(ジャグ)で水分補給している姿が印象的でした!
ラグビーは屋外スポーツなので、熱中症対策はママパパも気になるところですよね!
当たり前ですが、こまめな水分補給と塩分補給はマスト。
練習中は熱中症予防のため、キャップ帽をかぶっているスクールがほとんどです。
また、スクールによって異なるとは思いますが、日焼け止めを塗るなど日焼け対策にも気を付けたいところ。
編集部
見学中の親御さんも日焼け止めの対策は必須です!ちなみに編集部スタッフはTシャツの跡がくっきりつきました笑
ユキママ
ラグビースクールのほとんどはボランティアのみなさんでなりたっています。なので、月謝の平均は年間12,000円ほどで、月換算ですと1,000円ほどになりますね!
SUKU×SUKU調べ
グラフからもわかるように月謝だけで比較するとラグビーは他の習い事に比べて費用面では家計に優しい習い事だといえます。
スクールによってはヘッドキャップの貸し出しなどがあるのも嬉しいところ。
スクールによっては、以下のようなサポートをお願いされることもあります。
入ってみてから知った!なんてことがないように事前にチェックしておきましょうね。
■サポートリスト
✔練習時の見学
✔持ち回りの係(お茶汲み当番など)
✔遠征時などの車当番
✔パパママチームへの参加
もちろん人それぞれスクール選びの基準は異なるので、参考程度にチェックしてみてください!
編集部
最近は、共働きの家庭も多いので、持ち回りの係などを無くし、なるべく保護者の負担を軽くするスクールが増えているみたいですね!
「体が小さい」「足が遅い」「運動が苦手」「ぽっちゃり」み~んなラグビーが出来ちゃう!
実際スクールを見ると体格のいい子は体を張って、体の小さな子はスルっとすり抜けて…活躍する場所がきちんとありました。
各ポジションによってプレーや役割が大きく変わってくるので、どんな子でもピッタリなポジションが見つかるのだそう。
“個“が求められる現代だからこそ、ラグビーは子どもたちにウケるんですね。
引っ込み思案で子どもがチームのみんなと溶け込めるか不安…なんて方もいますよね。
(体育会系のイメージが強いですからね)
でも大丈夫。子どもの「ラグビーをやりたい」って気持ちを大事にしてください。
たとえ恥ずかしくて声が出せなくても、一生懸命やる子は仲間が認めてくれます。
練習や試合での成功体験が子どもの自信につながりますよ!
横浜ラグビースクール
小学生の時に内気で声も小さかった子が、練習や試合を通じて、自分に自信がつき、今では強豪校でキャプテンとして活躍しているんですよ。
なので、やりたい気持ちをぜひ大切にしてください!
先ほど″個″の話をしましたが、ラグビーは一人では勝てません。仲間とともに戦うチームスポーツです。
試合に出れば自分たちで判断して自分たちで打開しなくてはなりません。
試合に出ている子も出ていない子も「今、みんなのために自分は何ができるか?」と考えるクセがつくので、分析力やコミュニケーション力、さらに人を思いやる心も身につきますよ!
ラグビーを通じて備わった″力″は大人になって社会人になってもずっと子どもたちを助けてくれるはずです。
スクールへ取材に行って一番驚いたのが子どもたちの多さでした。
日本って少子化じゃなかったっけ?
ラグビーって競技人口が少ないんじゃなかったっけ?
そう思うほど、とても多くの子ども達がラグビーを楽しんでいました。
ここでいう「楽しむ」というのは、「全力で取り組む」ことをいいますが、ラグビーの場合は時に激しくぶつかることもあります。
取材時に見た数百人の子ども達は、体の大きい子や小さい子、男の子も女の子もみんな激しい練習を「楽しんで」いました。
横浜ラグビースクールさん曰く「ラグビーには色々な体格の子、色々な性格の子が活躍できるフィールドがあるんです」と。
その一言で、ここまで多くの親子が熱中する理由が分かった気がしました。
内気な子、引っ込み思案な子、走るのが苦手な子etc・・
内に秘めたみなぎるパワーを、ラグビーなら解放してくれるのではないでしょうか。
interview:SUKU×SUKU編集部
※本記事は、2019年8月時点のインタビューに基づいたものです。
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