2023.06.01 教室だより

乳幼児期の人見知りについて

乳幼児期の人見知りについて

乳幼児期の人見知りは、学童期までにしっかりと社会性を育てていくために必要不可欠な本性です!



人見知りとは、単に他人を怖がっているだけでなく、
相手に近づきたい「接近行動」と、相手から離れたい「回避行動」が関係しているようです。

乳幼児期の人見知りは、大体0歳7ヵ月から1歳の誕生日頃までに訪れますが、赤ちゃんによって様々。0歳何ヵ月だから人見知りをする、というような実際の月齢で判断するのではなく、「社会性や知性の発達がおよそ0歳7ヵ月レベルに達すると人見知りができるようになる」と考えてください。

「近づきたい」という感情に、「怖い」という感情の葛藤という複雑な心理状態を感じとれるところまで知能が育ち、人見知りをするようになったら、次は「この人は怖くないよ」と感じる経験を少しずつ、時間をかけて与えてあげれば良いのです。

赤ちゃんにとって友好的・好意的な人物に対しても恐怖感を感じてくれる人見知りの能力をうまく活用して恐怖の克服体験を豊富に与えてあげましょう!

「恐怖感は自分の心で乗り越えられるもの」という成功体験をたくさん重ねてあげたいですね?

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