今回習い事スクスクでは、川崎市麻生区で体操教室のコーチとして活躍されている体操塾匠(しょう)の神山 智さんに、体操教室のコーチになったきっかけや子供たちへの思い、そして今後の展望などを聞かせていただきました。
ご自身の経験から教室の方針にもなっている「子供たちに劣等感を覚えてほしくない」という思いや、大手スポーツジムで培われた「生徒や保護者の満足追及」の考え方についても話してくださいました。
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目次
今回お話を伺ったのは、体操塾匠の神山 智(かみやま さとし)コーチです!
――本日はよろしくお願いいたします!
神山コーチ(以下:神山):よろしくお願いします!
画像提供:体操塾匠
――早速ですが、体操塾匠のコーチとして働くことになったきっかけを教えていただけますでしょうか?
神山:私はもともと大手スポーツジムで10年ほど働いた後にパーソナルトレーナーとして独立していたのですが、そうした私の経歴をみてオーナーから声が掛かりました。
――そうだったのですね!どのようなご経験がマッチしたのでしょうか?
神山:とくに「運動神経を伸ばす」という部分における、これまでの経験とノウハウをこの教室で活かしてほしいと言っていただきました。
――なるほど!体操塾匠の探していた人材に神山コーチが一致したのですね。
神山:ありがたいことに、そうですね。体操塾匠は2023年5月から始まった教室なのですが、運動神経を伸ばすことに特化した先生を探していたところに、僕がマッチしたという感じですね!
――体操塾のコーチとして、やりがいを感じるのはどのようなときでしょうか?
神山:一番は何と言っても子供の成長を目の当たりにしたときです。小学1年生前後の子供たちって運動神経が伸び始める時期なのですが、できなかったことが急にパッとできるようになったときにすごく「のびしろ」を感じて感動しますね。
――なるほど!「のびしろ」に感動ですか!これまで経験を積まれているコーチでも、毎回その瞬間は感動されるのですね。
神山:はい。感動しますし、毎回びっくりしますね。伝え方や教え方をその子に合わせて工夫したり変えたりするのですが、急にパッとコツをつかんでできるようになる瞬間があるんです。その過程や、できた瞬間に僕も楽しさを感じますね。
――教え方を子供に合わせて変えたり工夫したりすることで、できるようになるケースは多いのでしょうか?
神山:はい。もちろん多くあります。たとえばマット運動を教えるときで言うと……。
「背中丸めて!」と言っても伝わらない子には「おへそ見て!」と言い方を変えると伝わることがあります。その子に合わせた伝え方を、いつも探しながら教えるように心がけています。
――私も小さい頃は「背中丸めて!」の言い方では分からないタイプの子だったので……(笑)小さいころにコーチのような人がいてくれたらうれしかったです(笑)
神山:ははは!それはぜひ指導したかったですね(笑)
――体操塾匠に入ってくる生徒たちは、最初から積極的なお子さんが多いのでしょうか?
神山:いえ、むしろ最初は積極的ではないタイプの子のほうが多いです。
――えー!そうなのですね!そうした子の入学前後の変化はいかがでしょうか?
神山:入会当初はこちらから「新しい技にチャレンジしてみない?」と聞くと不安な表情を見せる子が多いのですが、簡単な技から小さな成功体験を重ねていくと、自分から積極的に取り組んでくれるようになります。
僕は常々、子供たちには「成功体験」をたくさん積んでほしいと思っています。
そして「自己肯定感を高めて新しいことにチャレンジする」というサイクルを作ってあげられるよう意識しています。
最近は少しずつそのサイクルが子供たちに伝わっていることを実感しています。
画像提供:体操塾匠
――あらためて体操塾匠の指導やカリキュラムについて教えてください。
神山:現在は、1クラス4人の少人数制の体操教室です。主なレッスン内容は、マット、鉄棒、縄跳び、柔軟体操をカリキュラムに入れています。
今後人数が増えるとしても、僕としてはしっかり子供一人ひとりを見たいという気持ちが強いので、最大人数は1クラス6人くらいかなと考えています。
カリキュラムについても、大手体操教室のように決まりきったものはあえて用意しておらず、それぞれの子に合ったメニューを提供しています。
――たしかに大手の体操教室などでは、決められたカリキュラムやスケジュールに沿ってレッスンが進むイメージがありますね。
神山:そうですよね。僕も大手スポーツジムで指導していた際には、決められたカリキュラムに沿って進めていくのでどうしても「できる子」「できない子」が出てきてしまうという経験をしました。ですので、この教室では少しでも「劣等感」を覚えてほしくないと思っています。
――なるほど。子供たちの内面的な気持ちの部分にも寄り添ってくれるのは保護者としてもうれしいですね。
神山:じつは、中学生の頃の実体験がこの考えのもとになっていまして……。僕、美術の授業が大嫌いだったんです……!!(笑)
授業で「自画像を描いてください」と先生に言われても、まったくイメージが湧かないので、いつも筆が進まず本当に苦痛だったんです。それを体育が苦手な子に置き換えて考えてみると、とてもつらい気持ちが分かるので、少しでもその子に合わせた成功体験ができる方法を常に考えています。
――私もじつは体育が苦手だったので、すごく気持ちが分かります……。体育の時間に皆の前で苦手な側転をさせられたことがあるのですが、いまでもトラウマになっています。体操塾匠では、その気持ちの部分にも寄り添ってケアをしてくれるのですね。
神山:はい。ケアもしますし、その子のペースに合わせたメニューを提供しています。
画像提供:体操塾匠
――神山コーチは大手スポーツクラブで10年ほど勤務されていますが、とくに苦労された経験やいまにつながっていることなどはありますか?
神山:そうですね。スポーツクラブ業界のなかではかなり研修が厳しいことで有名な企業だったので……。その研修を修了することがとても大変でした。
なかでも「挨拶にプラスして一言をお客様に声をかける」というのは、いまでもしみついていると思います。
子供たちと教室で話すなかで、たとえば「今日の服ポケモン?かっこいいね!」と声を掛けたり、そのようなコミュニケーションを取ることで子供たちと話が弾み、よい関係性を築けていると感じますね。
――ホームページでは年間平均4,000人を指導されたとあります。
神山:はい。当時は集団指導のレッスンを多く持っていたので、大人向けに延べ4,000人ほど指導させていただきました。
――すごい実績ですね。その10年間は体操塾匠のコーチになったいまも生かされている部分が多そうですね。
神山:そう思います。自分では意識していなくとも、そのスポーツジムでの経験がしみついていることはたくさんあると思っています。そのスポーツジムでは常に「どのようにすれば、お客様に満足してもらえるか」ということを考えて指導していたので、体操塾匠でも生徒や保護者の満足追及はいつも意識していますね。
画像提供:体操塾匠
――普段プライベートでは、どのように過ごされていますか?
神山:休みの日は草野球もしますし、自宅ではPCやプレイステーションでゲームもよくしています(笑)
――体操もできてゲームもされるのですか!!レッスンの合間など、子供たちと一緒にゲームの話もされますか?
神山:はい。ゲームの話はガンガンしますね!(笑)小学校低学年だとマインクラフトやスプラトゥーン、高学年になるとフォートナイトなどをする子が多いと思うんですけど……。僕はもうちょっと上の世代がやるエーペックスレジェンズっていうゲームにハマッています。
――小さいころ、習い事は何かされていましたか?
神山:はい。小学校のときに少しだけ水泳をやっていました。そのあとすぐにソフトボールを始めたのですが、そのチームが結構ハードで、土日もみっちり練習をしていましたね。中学・高校はずっと野球をしていました。
画像提供:体操塾匠
――体操塾匠としての、今後の展望をお聞かせください。
神山:今後生徒が増えていくなかで、さまざまなニーズが出てくるだろうと思っています。いまとは違ったニーズが出てきたときに「どのように応えていけば生徒がいま以上の満足を得られるか」を考えるのが楽しみです。
――大手のスポーツジムでの経験をお聞きして感じたのですが、神山コーチは「生徒さんに満足以上のものを与えたい」と常に考えられていますよね。
神山:そうですね。大手スポーツジムで働いていた10年間によってそのような考え方が癖づいているというのもありますが「どうやったらこの子はうまくなれるのだろう?」と考えて追及することが好きなので。
いまはどちらかというと「体操が苦手だから克服したい」という思いで教室に入ってくるお子さんが多いですが、今後「体操はある程度できるけれど、もっと能力を伸ばしたい」というニーズをお持ちの方が入ってこられたときに、どのようなカリキュラムを提供すれば満足してもらえるのかを考えていきたいですね。
――「苦手を克服したい人」と「さらに技術を伸ばしたい子」とでは、たしかに提供する内容は違いますものね。
神山:そうですね。そのようなところをもっともっと考えて追及していきたいです。
そのためにはこれまでの10年間の経験も必要なことだったと感じていますし、これからの経験もまだまだ自分のなかに蓄積していきたいと思っています。
インタビュー冒頭では、とにかく神山コーチの爽やかで優しい笑顔が印象的でした。
しかし「どのようにすれば生徒が満足するか」を真剣に話されるお顔を見ていると、厳しい大手スポーツジムで10年間働いてこられた姿も想像ができました。
小学5年生と2年生の子供を持つ編集スタッフの私としては、神山コーチの大事にされている「子供たちに劣等感を覚えてほしくない」という言葉がとても印象に残っています。
子供たちがこれから中学校、高校、大学、社会に出ていくなかで、さまざまなことに劣等感なくチャレンジするという基礎の部分を、神山コーチは身につけてくれるのだと思います。
川崎市麻生区周辺、小田急新百合ヶ丘駅・柿生駅周辺で体操塾教室をお探しのお子さんは、ぜひ体操塾匠の体験レッスンへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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