ダンスは、子どもたちに人気のある習い事です。いまや小中学校では必修化されており、子どもの運動神経やリズム感、協調性などを育んでくれます。そこで今回習い事スクスクでは、ダンス教室の特徴やメリット、気になる月謝や保護者の負担などをまとめてみました!お子さんの習い事にダンス教室を検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
ダンスは、ジャンルにもよりますが「3歳以上から入会可」としている教室が多くあります。先生の話をある程度理解して体を動かせることが、習い始める目安になるでしょう。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
A先生
当教室では、3歳から始めるお子さんが多いです。
とはいえ、小学生になってから始めても遅いわけではありません。スタートが遅くてもダンスを好きな気持ちが強ければ、どんどん上達します。子どもが興味をもったときが、始めどきです。
習い事スクスクが実施したアンケート調査によると、もっとも多かったのが11歳で全体の19%、続いて9歳17%、5歳14%、7歳14%、10歳11%の順でした。
小学校の低学年から高学年まで、幅広い年代の子どもたちが通っていることが分かります。
習い事スクスクが実施したアンケート調査によると……
・必修科目になったから。(ママ42歳/子ども10歳)
・リズム感をつけるために。(ママ31歳/子ども10歳)
・子どもの好きを伸ばしたいから。(ママ37歳/子ども9歳)
・運動の基礎が身につきそうだから。(ママ37歳/子ども9歳)
・ダンスを上手に踊れるようになってほしいから。(ママ33歳/子ども8歳)
・体を動かす習い事をさせたかったところ子どもがダンスを習いたいと言い、体験に行ったらよかったから。(ママ44歳/子ども6歳)
などの意見がありました。ダンスは、小学生くらいになると子ども自身が「やりたい!」と言って習い始める傾向が高いようです。
ダンス教室は、運営元によってレッスン内容や頻度、方針などが異なります。習い始める前にしっかりリサーチしておきましょう。
・講師によりレッスンスタイルが大きく異なる
・現役のプロダンサーが運営しているスクールもある
・自由度が高く、課題曲をリクエストできる場合もある
・複数のスタジオがあり、指導内容が統一されている。転勤族でも続けやすい
・芸能界と繋がりをもつ教室もあり、テレビや舞台で活躍できる可能性がある
・本気でプロを目指す子どもを育成するためにつくられたダンススクール
・所属ダンサーから直接指導を受けたり、間近で演技を見られる機会がある
ダンスは、まずどのジャンルを習うか決めなくてはなりません。教室の見学や体験レッスンで、子どもが一番楽しめそうなジャンルを見つけましょう。
・ストリートダンスのひとつ
・決まった型がなく、自由度が高い
・膝を曲げ伸ばしする「アップ」と「ダウン」でリズムをとる
・バレエの要素を取り入れている
・体の柔軟性が求められる
・テーマパークのショーなどで踊られていることが多い
・テンポよくキレのあるダンスが特徴
・サビの部分は比較的覚えやすい
・最先端のトレンドを取り入れた振り付けが多い
・ポンポンをもって踊る「ポンポンダンス」が有名
・横一列に並び足を上げて踊る「ラインダンス」もチアダンスのひとつ
・チアリーディングのような「バク転」や「組体操」などのアクロバティックな要素はない
ダンス教室の月謝の目安は、週1回のレッスンで6,000~10,000円程度です。発表会のある月は、プラスで参加費や衣装代がかかる場合もあります。
ダンスは、発表会の衣装作りやヘアメイクを保護者で担当することがあります。また、衣装替えの手伝いやステージ移動の付き添いなど当日のサポートを任せられる場合もあり、イベント時は忙しいかもしれません。
また、家で練習するときは動画を撮り、振り付けのチェックをしてあげる家庭もあるようです。
ダンスを習っていると、大勢の人の前で踊る機会があります。普段の練習でも、先生や仲間に自分のダンスを見てもらうことは少なくありません。
初めは緊張してうまくできなくても次第に度胸がつき、自信をもって踊れるようになるはずです。
基本的にダンスはチームで踊るので、周りと息を合わせることが大切です。自分勝手な動きをしてしまっては、ダンスが成立しません。
仲間とコミュニケーションを取りながら協力してダンスを作り上げていくうちに、自然と協調性も育まれていくでしょう。
ダンスは、全身を使う有酸素運動です。よって、持久力や体力アップが期待できます。楽しみながら基礎体力がつくので、成長期の子どもにはまさにおすすめの習い事です。
ダンスでは、リズム感も養われます。リズム感がよいことのメリットは、ダンスの上達スピードが早くなるだけではありません。
ダンス以外の運動能力が向上したり語学学習もスムーズに進んだりと、うれしい効果が多くあるのです。
ダンス教室では、レッスン前に入念なストレッチを行うので体の柔軟性が高まります。柔軟性が身につくと、しなやかな動きができるようになるほか日常生活でのケガのリスクも軽減できます。
習い事は、お子さんの性格によって厳しい先生がよかったり褒めて伸ばす先生がよかったりとさまざまです。また手取り足取り教えてもらいたい子もいれば、ある程度自由にさせてもらいたい子もいるでしょう。
先生との相性はダンスの上達にも影響するので、体験レッスンに行って確かめておきたいですね。
1クラスあたりの人数は5~15人程度が一般的ですが、大手の教室であれば20人以上のクラスもあります。あまりにも人数が多すぎる場合は、個々への指導があまり受けられなかったりスペースが狭く思うように動けなかったりするので注意しましょう。
発表会は子どものモチベーションになり、刺激を受けられるよい機会なのであるに越したことはありません。ただし、頻度が高い場合は参加費や送迎など保護者の負担が増えるので、事前に確認しておきましょう。
教室によっては、生徒が集中してレッスンを受けられるようにするため保護者は見学できないところもあります。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
A先生
当教室では、母子分離ができない年齢以外のお子さんは基本的に見学はお断りしていますが、随時発表の機会を設けています。
たとえば、子どもが「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちなのにプロ育成をメインとした教室に入れてしまったり、覚えるのに時間がかかるタイプなのに進度が早い教室を選んでしまったりすると、長続きしません。
「どんな練習がしたいか」「ダンスを習ってどうなりたいか」など、子どもがダンスを習う目的と教室の方針が合っているかは、前もって確認しましょう。
ジャズダンスやチアダンスは専用のシューズがありますが、ヒップホップやK-POPダンスは基本的に自由です。ただし、変則的な動作に耐えられるものを選ぶ必要があります。おすすめとされているのは、バスケット、バレーなどの室内スポーツ用シューズやテニスシューズです。
走ることを目的に作られたランニングシューズは、ケガの原因になりかねないので避けたほうがよいでしょう。
ダンス用のTシャツは動きやすさが大切なので、ゆったりしたものやストレッチ性の高いものがおすすめです。汗もたくさんかくので、吸汗速乾機能の生地を選ぶとよいでしょう。
足にフィットするレギンスタイプやゆとりのあるスウェット、ジャージなど、パンツも動きやすさが重要です。とくにヒップホップやK-POPダンスは、トップスも含めて服装の自由度が高い傾向にあります。
上下そろったセットアップは、簡単にコーディネートが決まりかっこよく見えるのがポイントです。単品でも使えるので、1セットもっていて損はありません。
ダンスは、子どもはもちろん通わせている親御さんの満足度も高い習い事です。体力以外にリズム感や協調性が育まれ、踊れることで子どもに自信もつきます。特別な道具も必要ないため、気軽に始められることも人気の理由です。
もし子どもがダンスに興味をもったら、ぜひ近くのダンス教室を見学しに行ってみてはいかがでしょうか。
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