合気道は、柔道や剣道に比べると競技人口が少ない武道です。しかし世界中に合気道の愛好家は存在し、その数は約160万人とも言われています。合気道 は「護身術」として有名ですが、そのほかにも習得するメリットはあり、子供の習い事としてもおすすめなのです。そこで今回習い事スクスクでは、合気道の特徴や練習内容、習得するメリットや費用の目安などをまとめてみました!お子さんの習い事に合気道を検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
合気道は、相手の力を利用して技を返す「受け身重視」の武道です。正確に技を披露することや、相手と呼吸を合わせることを重視しています。
勝ち負けを決める試合はなく、稽古も「型稽古」が中心です。そのため、人と競うことが苦手な子に向いています。
「試合がないなら何を目標に稽古するの?」と思う人もいるかもしれません。合気道の稽古の成果を発揮する場所は「演舞大会」や「審査」です。演舞大会で入賞することや審査で昇級・昇段することを目指し、子供たちは稽古に励みます。
合気道は、早くて3歳から始められます。相手とぶつかり合うことはないので、先生の話を理解しルールを守ることができれば、小さな子供でも安全に取り組めます。
年齢制限を設けていない道場もありますが、実際には合気道のおもしろさやかっこよさを理解できるようになる小学1~2年生くらいから習い始める子が多いようです。
合気道教室では、安全に稽古するために受け身の習得から始めるのが特徴です。どの方向に投げられても身を守れるよう、前・うしろ・横方向に対して受け身をとる練習をします。
受け身のほかには、ひとつひとつの動きを止めながら行う「基本技」や連続して技を繰り広げる「自由技」の練習もあります。
低学年の稽古では、稽古の前半をウォーミングアップに費やし、基礎体力やバランス感覚の向上に力を入れている教室もあるようです。
合気道教室の月謝は、週1回で2,000~5,000円が目安です。月謝以外にかかる費用としては、入会金やスポーツ安全保険料、道着代や演舞大会・審査への参加費用などがあります。
流派にもよりますが、黒帯(初段)以上になると袴の着用が認められます。よって、昇段す袴代もかかるでしょう。
合気道は、教室への送迎以外にかかる親の負担はほとんどありません。ただし、就学前の子が習う場合は、稽古の同伴を求められる場合があります。
演舞大会や審査の際は、会場でのサポートや送迎が必要になりますが、頻繁ではないのでそこまで大きな負担にはならないでしょう。
合気道は、相手の力を利用する武道なので肉体的な強さは不要です。小柄で細身な子でも問題ありません。合気道では筋力アップに励むよりも、相手の呼吸を読む訓練をしたり身体の造りを学んだりするほうが上達に近づきます。
パワーを必要としないことが、老若男女から親しまれている理由のひとつなのです。
ぶつかり合うことのない合気道では、ほかの武道やスポーツに比べてケガのリスクが少ないと言われています。なかには、ケガをしない、させないことをモットーにしている教室もあります。
武道に励みながら、安全に身体を鍛えられることは大きなメリットです。
合気道は、相手の攻撃を受け流す技が習得できるため、護身術として有効だとされています。もちろん危険な状況に陥ったら逃げることが最優先ですが、合気道を習っていたおかげでとっさの攻撃を交わせた例もあるのです。
護身術として使う機会がないに越したことはありませんが、いざというとき自分の身を守れるよう習っておいて損はないでしょう。
護身術を身につけて心身ともに強くなってほしいと願う親御さんから人気のある合気道教室。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんが合気道教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんに合気道をやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
稽古中は厳しい雰囲気でも、始まる前と終わったあとは明るく笑顔にあふれる道場があります。そのような雰囲気の道場なら、子供も楽しく稽古に取り組めるはずです。
反対に、終始子供たちが委縮していたり活気のなかったりする道場では、長続きしないかもしれません。見学に行ったときに感じる道場の雰囲気は、入会において重要な判断材料となるでしょう。
生徒の人数は、ある程度多いほうが上達は早いかもしれません。なぜならいろいろな人と稽古することで技を早く覚えられたり、ほかの人たちの稽古を見て勉強できたりするからです。
上達するには、本人の努力はもちろん周囲からの刺激も重要になります。入る前に何人くらいの子供たちがいるのかは確認しておきましょう。
合気道は子供に適しています。身体的な力を必要とせず、柔軟性やバランス、相手を尊重する精神を養うことができるため、小学生にも向いています。また、自己防衛の技術を学びながら、集中力や礼儀作法も身につけることができます。
合気道では、攻撃を避ける技術や相手をコントロールする技術を学ぶため、他の格闘技に比べてケガのリスクは低いです。道場では安全を重視し、特に子供向けのクラスでは無理のない範囲で練習が行われます。
合気道には一般的に試合がありません。技の習得や精神の成長に重きを置いているため、勝ち負けではなく、自己成長を目的とした練習が行われます。
通常、週1〜2回が一般的です。特に初めてのうちは、無理なく通える頻度を選び、習慣として続けられるペースを大切にします。
合気道の稽古では、道着を着用します。初めてのうちは、貸し出しが可能な道場もありますが、継続して通う場合は、購入する必要があります。
周りの子とは少し違った習い事をさせたい、自分のペースでコツコツ取り組めるようなことをさせたい場合、合気道はぴったりです。
体力を使わないぶん年を重ねても楽しめるため、子供にとって生涯の趣味となるかもしれません。身体は鍛えてほしいけれどケガが心配……という親御さんは、ぜひ合気道を検討してみてください。
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