恥ずかしがり屋さん必見!劇団講師に聞いた「緊張と上手に付き合う方法」
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恥ずかしがり屋さん必見!劇団講師に聞いた「緊張と上手に付き合う方法」

運動会や発表会など、練習ではできるのに本番になると緊張したり恥ずかしがったりして、うまくできないことってありますよね。子どもの緊張しやすい性格を直したいと思っているママ・パパは多いかもしれませんが、性格を変えるのはなかなか難しいものです。ただし直すのは難しくても、緊張しやすい性格とうまく付き合っていく方法はあるのだとか。SUKU×SUKU(スクスク)では、長崎県の演劇製作所『エヌケースリードリームプロ』を運営する渡邉 享介さんのブログより「緊張しやすい性格とうまく付き合っていく方法」について紹介します。

SUKU×SUKU編集部
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今回教えてくれた人
渡邉 享介(わたなべ きょうすけ)
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緊張しやすい性格は子ども時代につくられる?

どんなシーンでも平常心で済ませたいと思うのは、子どもも大人も同じですよね。しかし、人前に出たり新しい環境に飛び込んだりするときはどうしても緊張してしまうものです。

 

子どもに限らず大人になっても緊張しやすい人の特徴として、渡邉さんはブログ内でこのように語っています。

渡邉さん

渡邉さん

大人でも「喋るのが苦手」「あがり症」という人たちは、けっこういらっしゃいます。こういう人たちの多くは、これまでに経験や失敗をあまりさせてもらえなかったのではないかと思います。

 

たとえば口を開くと「しゃべるな!」と怒られ、挑戦して失敗すると「へたくそ!」と怒られる。このようなことが続けば「話すと怒られる」「失敗すると怒られる」という思考になり、その思考のまま、成長してしまいます。

小さい頃の環境が、緊張しやすい性格をつくってしまうこともあると渡邉さんはおっしゃいます。それでは子育て真っ最中のママ・パパたちは、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?

子どもが緊張とうまく付き合うためにママ・パパができること

恥ずかしがり屋さんへの「NGワード」を言わない

たとえば子どもと一緒にいるときに「うちの子恥ずかしがり屋で」「すぐに緊張してしまうんです」と、人前で言ってしまった経験はありませんか?

 

子どもを心配する気持ちもあって、つい口に出てしまいがちな言葉ですよね。ささいなことに思われる一言も、耳にした子どもの心には深く突き刺さることもあります。また「自分は恥ずかしがり屋なんだ」と、あらためて認識を深めることに繋がりかねません。

 

恥ずかしがり屋は、決してマイナスではなく「新しいことに対して慎重に取り組める」「繊細で細かいところまで気が付く」など、プラスにもなります。

 

個性のひとつと考えてネガティブにとらえず、ママ・パパは前向きな言葉で子どもを導いてあげたいですね。

失敗が許される環境づくりを心がけよう

渡邉さん曰く、子どもが緊張とうまく付き合えるようになるには、チャレンジしやすい環境が大切なのだそうです。

渡邉さん

渡邉さん

緊張とうまく付き合うには、子どもの頃からなるべく多くの失敗を経験させるべきです。正しい言い方をすると「失敗してもいいんだ」と思わせる環境が、大切だということです。

 

たとえば失敗したときに「ダメだ!」と言われると、次にやるのが怖くなります。しかし「惜しい!いい感じ!」と言われると、子どもはまたやりたくなるものです。

 

そうすると挑戦することに抵抗がなくなるため、子どもの経験値も上がり、いい連鎖がおこります。

失敗を否定されると、子どもは無意識のうちに挑戦することを避けてしまうと、渡邉さんはおっしゃいます。チャレンジの場をどんどん失っていくことで、結果的に緊張しやすい性格になってしまうのだそうです。

渡邉さん

渡邉さん

子どもが失敗しても許される環境を用意してあげることが、緊張とうまく付き合える能力を育むことにも繋がるのだと思いますよ。

ここでポイントなのが「まったく緊張しなくなる方法」ではなく、あくまでも「緊張とうまく付き合う」方法だということです。緊張は直さなくても大丈夫!と考えると、ママ・パパも少し気が楽になりますよね。

 

そして家庭以外で「失敗しても許される環境」のひとつとして、じつは演劇の世界もよいのだと、渡邉さんはおっしゃいます。

 

渡邉さんの子ども劇団には「恥ずかしがり屋だけど演劇をやってみたい」という相談もあるのだとか。

渡邉さん

渡邉さん

表現(演劇)の世界には、不正解がありません。そのため思い切って足を踏み入れてみるといろいろな挑戦が許されることを知り、お子さんの意識も少しずつ前に向き始めるでしょう。

 

ですから、恥ずかしがり屋さんには「演劇」もおすすめなのです。きっとよい結果に繋がると思いますよ。

恥ずかしがり屋さんに「演劇」とは、意外な感じがしますよね。しかし演劇は勝負が決まったり、試験があったりするものではないため、明確な失敗やNGはあまりないそうです。

 

初めの一歩さえ踏み出せれば、自由な世界に身を置くことで子どもの心は解放されやすいのかもしれません。

緊張の原因は「慣れていない」&「失敗してはいけない」

そもそも、人はなぜ恥ずかしがったり緊張したりするのでしょうか。緊張が引き起こされる原因について、渡邉さんはブログ内でこのように語っています。

渡邉さん

渡邉さん

「慣れていない」と「失敗してはいけない」状況が重なると、人は緊張します。そのような環境に立たされれば、人は誰だって緊張するものなのです。

2つの原因が重なることで、人は緊張しやすくなると考える渡邉さん。たしかに重要な会議やスポーツの試合前などは、大人でも緊張してしまいますよね。

渡邉さん

渡邉さん

緊張しないようにするためには「失敗しないための練習を繰り返す」ことにつきます。

 

練習を繰り返すことによって慣れてきて、そのうち緊張しなくなる。とてもシンプルな仕組みなのです。

解決策としては「失敗してしまうかもしれない」という不安にとらわれないよう、習い事やスポーツなどであれば練習を繰り返して、自信をつけることが重要なのだそうです。

 

新しい場所や知らない人がいる場所など環境の変化でお子さんが緊張しやすい場合は、普段からいろいろなところに連れて行って、少しずつ慣れさせてみるのもよいかもしれません。

緊張しやすい人が身につけておきたい分析力とは? 

たとえば大人になっても緊張してしまう人は、練習を積み重ねるほかに「分析力」を身につけることも、緊張を軽減させるのに役立つのだと渡邉さんはおっしゃいます。

渡邉さん

渡邉さん

「自分はいま、この状況に慣れていなくて、さらに失敗できない状況にあるのだ」ということを冷静に考えることができれば、比較的落ち着けると思います。

 

緊張しているときに「なるほど、この状況であれば緊張して当然だ」と、緊張している理由を冷静に分析することが重要なのです。

たしかに自分を俯瞰(ふかん)で見ると、緊張している当事者の自分と少し距離を置くことができますよね。状況分析して緊張するのも無理はない、と自分を納得させてあげることが、気持ちを落ち着かせることに繋がるのだそうです。

渡邉さん

渡邉さん

冷静な分析ができれば、緊張を楽しんだり、プラスに変えたりすることもできますよ。

子どもが成長したときに緊張しやすい性格で悩んでいたら「こんな解決方法もあるよ!」と教えてあげたいですね。

まとめ

緊張しやすいということは、決してマイナスではありません。「慎重で正義感が強い」「繊細で細かいところまで気が付く」などプラスにもとらえられます。「恥ずかしがり」「緊張しやすい」は無理に直そうとせず、時間をかけて子どもの気持ちに寄りそうことが大切です。

 

たとえば運動会や発表会に参加するのが難しかったら、無理に人前には出さず、ママ・パパと一緒に見ているだけでもよいのかもしれません。そしてうまくできないことを否定せず、子どもの気持ちの変化をゆっくり待ってみてはいかがでしょうか。

今回ご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいた『エヌケースリードリームプロ』渡邉 享介さんの詳細は以下のリンクからご覧ください。

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