「子どもをごほうびで釣る」コレってアリなの?ナシなの?
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「子どもをごほうびで釣る」コレってアリなの?ナシなの?

子どもがなかなか勉強せず「ちゃんとやったら○○あげるから!」とごほうびで釣ってしまうことはありませんか?モノで釣るのは教育上よくないのかもしれないと思いつつ、つい使ってしまうこともあるかと思います。
そんな「ごほうび」も、使い方によっては子どもにとってプラスになるのだそうです。SUKU×SUKU(スクスク)は、東京都杉並区でそろばん教室『中澤珠算教室』を運営する中澤先生のブログより「ごほうびの上手な使い方」について、紹介します。

SUKU×SUKU編集部
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今回教えてくれた人
中澤 嘉都美(なかざわ かつみ)
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子どもに「ごほうび」を使うのはどのようなとき?

小学生から高校生までの子どもをもつ保護者を対象とした比較メディア「家庭教師・比較くらべ〜る」の調査によると、6割以上の方が子どもの成績が上がったらごほうびをあげているそうです。

 

さらにスクスクが注目したのは、その理由。
78.9%の方が「ごほうびが成績アップのモチベーションに繋がっているから」と回答しています。

アンケートの結果からもわかるように、子どものモチベーションアップや学力の向上につながることを期待して、親がごほうびをあげることは珍しくありません。しかし「ごほうびをもらえなくてもいいやと諦めてしまったらどうしよう」「これから先もごほうびがなければ動かないようなら困る」などと、心配する声もあるようです。

 

一度ごほうびをあげてしまうと、やめるタイミングが難しいですよね。毎回あげるのではなく「重要なテストのときだけ」や「3カ月に1回だけ」など、ルールを決めている方も多いようです。

 

ごほうびによって、子どもの成績は伸びるかもしれません。しかし勉強する目的が、ごほうびをもらうことだけになるのは避けたいと思うのが、親の本音ではないでしょうか。

結果ではなく過程に対してごほうびをあげる

ごほうびの力でテストの結果がよかったとしても、果たして学習した内容がきちんと身についているのかどうかは気になりますよね。

 

丸暗記で高得点を取るのと、理解したうえで高得点を取るのでは、内容が違います。ごほうびがあるがゆえに、中身のない学習になってしまっては本末転倒です。中澤先生は、学習内容がしっかり身につくごほうびの使い方について、ブログ内でこのように語っています。

中澤先生

中澤先生

「試験に合格したらゲームを買ってあげるよ」
「毎日練習をしたらゲームを買ってあげるよ」

 

この2つの場合、ごほうびをあげるのは同じでも後者の条件のほうが学力は向上します。

 

結果ではなく、過程に対してごほうびをあげるほうが、学習に対する効果は高いとアメリカの研究でわかっているのです。

その研究では、学習の過程に対してごほうびをもらえた子どもたちの学力は向上し、結果に対してごほうびをもらえた子どもたちの学力は、あまり向上が見られなかったのだそう。

 

さらに興味深いのは「読書をする」ことに対してごほうびをもらえた子どもたちの学習力が、もっとも向上したそうです。

 

このように、ごほうびの使い方にも作戦を立てると、一時的な成績アップではなくきちんとした学習の力が身につくのだとわかります。

ごほうびをあげるタイミングにも注目

またごほうびをあげるタイミングに対しても中澤先生は、このように考えています。

中澤先生

中澤先生

「1時間勉強したら、終わったあとにおこづかいをあげるよ」
「テストでよい点を取ったら、お誕生日におこづかいをあげるよ」

 

これだったら、1時間後におこづかいをもらえるほうが魅力的ですよね。人は遠くの将来より、近くの将来に対する利益や満足をつい優先してしまう、とされます。

 

学習のモチベーションが維持できるようなタイミングでごほうびをあげるのも、ひとつの作戦です。

学習に対してなかなかエンジンがかからないお子さんには、少し先のテストよりも今日の勉強に対してごほうびをあげるほうが、効果的かもしれませんね。

まとめ

本来求める子どもの姿は、学習の本質的な楽しさに気づき、ごほうびの有無に関わらず努力してくれることだと、中澤先生はおっしゃいます。そうなってくれたら親としてもうれしいですよね。

 

とは言え、ごほうびがあることで子どもががんばってくれるのならば、応援とねぎらいの気持ちを込めて、あげたいというのも親心ではないでしょうか。

 

学習の本質を失わないためにも、何に対してどのタイミングでごほうびをあげるか、ぜひ考えてみてくださいね。

今回ご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいた『中澤珠算教室』の詳細は以下のリンクからご覧ください。

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