「宿題やったの?」はNG!自ら勉強する子に育つ"魔法の習慣"とは?

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「宿題やったの?」はNG!自ら勉強する子に育つ"魔法の習慣"とは?

今回SUKU×SUKUは「くもん、いくもん!」でおなじみのKUMONにインタビューをしました!数多くの子どもたちと接して独自の学習メソッドを確立しているKUMON広報の髙橋さんに、自宅でできる学習方法や学習を促す子どもとの接し方を教えてもらいました!「算数が苦手…」と算数に苦手意識のある子どもを持つママは必見です♪(2019.7.12公開記事)

SUKU×SUKU編集部
SUKU×SUKU編集部

提供:株式会社 公文教育研究会

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現在、算数だけでなく、プログラミングなど理系科目に注目が集まっています。
ですが「算数が苦手…」という子はめずらしくないですよね。
 
そこで、SUKU×SUKU編集部は「子どもたちの『算数への苦手意識』をちょっとでも変えられないかな?」と考えました!

家庭学習イメージ_KUMON

©SUKU×SUKU

会議をしていくと、編集部のママパパスタッフからはこんな意見が。
「算数以前に、家でなかなか勉強してくれない
『宿題やったの?』『今やるとこ~!』のやりとりを何度も繰り返している」
「勉強をしたとしても、集中力が続かない
 

考え抜いて出た結論が…
「算数や家庭学習のことなら、それに詳しい人たちに聞けばいいじゃん!!」でした(安易ですね笑)

 
そこで編集部が向かったのは

KUMONの中

くもん、いくもん♪
 

脳内再生、余裕ですね!笑
野村萬斎さんのCMでおなじみのKUMONさん!!
 

実はKUMONさん、昨年創立60周年を迎えられたとのこと。
(60年間も子どもたちを支えている企業。しかも世界中に生徒がいる…これは何かヒミツがあるに違いない!)

 
ワクワクしながら向かうと、
今回取材に応じてくださる広報、髙橋さんの姿が!
(突っ込んだ質問をする編集部にも嫌な顔をせず、とっても優しく説明してくれました…!)

 

――髙橋さん、今日はママたちの疑問をぶつけていきますのでよろしくお願いします!
髙橋さん「よろしくお願いします!」

KUMON広報高橋さん

あなたは子どもの学習習慣、キチンと作れていますか?

――まずはママから1番多く出た質問です!「家庭学習はどうすれば上手くいくのか?」KUMONさんからアドバイスをいただけますか?

カズミママ

カズミママ

家庭学習をなかなかやってくれない子どもへどう接したらいいでしょうか?

髙橋さん「まずは、生活の中で勉強を始める時間を決めておくことが効果的です。例えば朝学習ですとか、親御さんが夕飯を作っている間に目の届くところで宿題をやらせるといったように、学習を始める時間を毎日決めてやるようにしましょうね、と伝えています」

家庭学習イメージ_KUMON

SUKU×SUKU編集部

――なるほど、勉強する時間を決めちゃうんですね!子どもたちはその時間以外は好きに使っていいと。メリハリがつきそうですね!ちなみにママスタッフからこんな話が挙がりました

タカコママ

タカコママ

『宿題やったの?』『今やるとこ~』と言ってからもやってくれません…

髙橋さん「『宿題やったの?』『終わったの?』と聞いてしまう親御さんのお話はよく聞きます。そういった方は、まずは宿題を時間通りにスタートしたことを褒めてあげていただければと思います」

 

――なるほど。終わったの?っていう声がけから、まずは学習をスタートしたことを褒めてあげると
髙橋さん「私も親なので、それが難しいことは重々承知ですが、やはり『今日はスタートできてえらいね』とか『ちゃんと時間守れてえらいね』っていうプラスの言葉をかけることでその子の生活リズムが作られて、自然と机に向かうような習慣が身につくようになります。とはいえ、子どもの体調や他の習い事との兼ね合いであったり、疲れから学習できないことも当然あります。そういった時には、無理にやらずに教室へ持ってきてもらうということも大事にしています」

勉強をする男の子

SUKU×SUKU編集部

――振り返れば自分が子どものときもそうでした・・。でも気づかないうちに同じセリフを言ってました(笑)
ちょっとネガティブなお話になりますが、「宿題を手伝う」っていう声も挙がりました。

カズミママ

カズミママ

子どもが宿題を隠していて、つい子どもの宿題を手伝ってしまいました…。

髙橋さん「お聞きするのは無理やりやらせるか、もしくは『お母さんがやってしまう』とか『答えを全部言ってあげてしまう』というケースですね。本来のその子の実力が、ますます見えなくなってきてしまって、指導する側も『全部できてるからじゃあ次やろうね』って、どんどん子どもと教材のレベルが開いていってしまうということが起こります。まずは、ありのままの状態を知らせていただくことが大切だと考えています」

 

――自宅で学習する習慣をつけていきながらも、ある程度無理がない範囲で進めて、尚且つ実状を先生に伝えていくという形ですかね
髙橋さん「そうですね。先生たちもコミュニケーションを大事にしていて、定期的に保護者の方とお会いして、『おうちでの様子はどうですか?』などの質問をさせていただきながら、宿題量やレベルの適正を確認しています。そうしたフォローも、KUMONに通うメリットの一つだと思います」

 

――先ほどと同じような質問になるのですが、ぐずってしまう子へはどういった接し方をすると良いのでしょうか?

ユキママ

ユキママ

宿題が嫌で「やだやだ~!」ってぐずって泣いてしまいます。どのように接したらいいのでしょうか?

髙橋さん「子どもですから、ぐずって泣くこともありますよね。ぐずらない子の方が珍しいかもしれません。小さな頃のうちは、ぐずって泣いてしまった場合、無理やりやらせるか、どうするのかとなってきたら、それはやっぱりその時その時の状況に応じて対応するしかないですよね。
 

例えば、いつもきちんとやっている子がぐずった場合は『じゃあ、ちょっと落ち着いてから後で空いている時間にやろうね』と接すると良いでしょうし、いつも『やだやだ!』って言う子は『今日はちゃんとやろうね』って子どもの横についてやってもらうこともあって良いかと思います。その時の状況に応じて対応していくというのが大事なのではないかと思います」

家庭学習イメージ_KUMON

SUKU×SUKU編集部

髙橋さん「『勉強やりたい!』『好き!』と言う子も中にはいますけども、基本的に、宿題がどうしても嫌な子が多いというのは、KUMONに限らず他の習い事でもありますよね。ですが、宿題をやらないと力になっていかないという部分があることは、子どもたちもわかっていると思います」

実は子どもの『作業力』を伸ばすのは、大量のプリントだった!?

カズミママ

カズミママ

うちの子は算数がどうしても苦手で・・で、まずは何をどうしたらいいの?

髙橋さん「結論から申しますと、まずは『現状の把握』をきちんとすることが大切と考えています」

 
KUMONの場合ですと、まず教室に来られたら学力診断テストを受けていただきます。それをもとに、その子のできるところをしっかりと見極めます。具体的には、きちんとできた問題は何問あって、時間はどのぐらいかかったのかというところなどですね。
 
本当に算数が苦手な子は、例えば3年生であっても4年生であっても、最初に簡単な足し算を学習するということもありますし、足し算も難しいという子は、100までの数の並びを理解して、数えるところからスタートするケースもあります。まずは、その子が自分の力でスラスラと問題を解いて『できた!』という気持ちを持ってもらえるところを『最初の出発点』と呼んでいます。そこからスタートして問題をたくさん解いていくので、算数でいうと『作業力』がついていきます」

KUMON広報高橋さん

SUKU×SUKU編集部

――『作業力』という言葉が出たので、少し突っ込んだ質問になりますが、実はこんなママの意見もありました。これは先ほどの作業力に通ずる部分があるのでしょうか?

ユキママ

ユキママ

KUMONさんはとにかくひたすら問題を解く「算数の筋トレ」のようなイメージがあります

髙橋さん「そうですね、『作業力』というのは、問題をスラスラと解いていく力のことです」

 
例えば、足し算であれば1+1、2+1、3+1、4+1…というようにテンポよくポンポンポンと問題を解いていきます。たくさんの問題をこなしていくことで、パッと答えが出るようになり、例えば筆算をするときには繰り上がりを書かずとも頭の中で数字を置いて答えを出せるようになります。わかりやすく言うと『処理能力』という表現になります。子どもたちは、20分前後で5~10枚のプリントを解いていくので、集中力と作業力が身につくようになります」

KUMON教室の様子

画像提供:KUMON

髙橋さん「付け加えると、特徴として大きいのは学年を越えて学習をしていくことです。個人別でスタートする問題は一人ひとり違うのですが、ある期間経ってくると、学年相当レベルと言って、自分の学年と同じレベルの問題に追いつきます。そこから先は学年の内容で止まるのではなくて、自分のできる力を発揮していきながら、3年生でも4年生の内容、5年生の内容、6年生の内容といったように、先の内容を学習していくことが特徴ですね」

タカコママ

タカコママ

KUMONをやっている子たちは、だいたいどのくらい進んでいるんでしょうか?

髙橋さん「例えば小学3年生ですと、自分の学年を1つ越えて学習しているお子さんが1番多いです。次いで学年相当のレベルを学習している子が多くて、次が2学年先の問題を学習しているお子さんの順番ですね。全体として、自分の学年と同じか、もしくは1学年先か2学年先を学習しているお子さんが多いですね」

ほかの算数ドリルとはちがう!子どもの学力を伸ばすヒミツ

――実は…髙橋さんには少し言いづらいのですが、ママさんからこんな意見をもらいました

カズミママ

カズミママ

他社の計算ドリルをひたすら解いても同じことじゃないの?

髙橋さん「KUMONの教材は、一見するとただの計算問題ではあるのですが、実は、一問一問に意味や意図があるんです

 
全国で学習している子どもたちがどのような状況でどう解いたのかといった、解答データや先生からのヒアリングをもとに、教材を制作し、改訂を重ねています。場合によっては子どもたちにある程度考えさせるような問題も入れて、その問題が解けるかどうかも見ていきます」

指導者イメージ_KUMON

SUKU×SUKU編集部

――子どもたちに考えさせる問題は、どのくらいの頻度で入っているんですか?
髙橋さん「(考えさせる問題は)数問おきに入れています。

 
それによって指導する側は、『この子はこの部分につまずかずに解けるようになったんだな』ですとか『やっぱりここはつまずいたから、次の指導のときには気をつけよう』というように、それぞれのお子さんの能力を見極めることができます。そういった先生が気づいた情報をもとに、教材の改訂に活かすというような流れがあります」

KUMON原典教材

画像提供:KUMON「公文公が息子のために手づくりした教材。公文式教材の原型」

KUMON算数教材

画像提供:KUMON「改訂を重ねた現在の教材」

――単純な計算問題集とはまったく違いますね…すごいです
髙橋さん「KUMONの思想に、『子どもから学ぶ』というものがあります。やっぱり私たち(大人たち)が『この教材は素晴らしい!』と思っても、実際学習するのは子どもたちなので、子どもたちが問題に向き合った時にしっかりと次の問題にいけるようになっているのか、例題を見てスムーズに解けるようになってるのか、というようなところにすごく気を遣って教材制作をしています」

創始者公文公さん

画像提供:KUMON「創始者、公文公(くもん とおる)」

髙橋さん「『答えは子どもたちが持っている』という思想は、創始者の言葉なのですが、それは今でも受け継がれてます。創始者の公文公(くもんとおる)は『それは子どもに聞きましたか?』『子どもはどうでしたか?』と常に聞いていたそうです。会社が大きくなっていく中でも、創始者自ら現場である教室の先生に電話をかけて『子どもはどう解いていますか?』と聞いていたというエピソードが残っています」

KUMONはいつ始める?教室はどう選ぶ?

ユキママ

ユキママ

一番早い子で、何才くらいからKUMONを始める子がいますか?

髙橋さん「教室によりますが、0~2歳の「Baby Kumon」や幼児さんの受け入れを積極的に行っている教室もあります。年長さんや小学1年生から始める方が多いですね

KUMON先生と生徒

画像提供:KUMON

カズミママ

カズミママ

KUMONを検討しているのですが、教室をどのように選べばいいのかわからないです

髙橋さん「KUMONでは体験学習や教室見学を行っていますので、まずは教室に足を運んで、実際に先生とお会いした上でご検討いただけると良いかと思います」

保護者の方とKUMON学習者の皆さんへメッセージ

――それでは、最後に保護者の方と現在KUMONで学習されている子どもたちへメッセージをいただけますか?
髙橋さん「保護者の皆様には、KUMONを1つのツールとして使っていただきたいと思っています。夏の特別学習や体験学習の機会を上手に使ってもらって、まずはお子さまの学力を見極める良い機会にしていただいて、そのうえでお子さまに合うか、続けていけるかをご相談いただくところからスタートしていただければありがたいと思っています。

 

保護者の皆様にお伝えしたいKUMONの強みは、一人ひとりに合わせた個人別(学力別)の学習が提供できることです。幼児さんの教材から高校生、大学生の教材まで幅広いラインナップを揃えていることが特徴で、それを順序立てて学習して学年を越えていけるという仕組みになっていますので、より上のレベルを目指して学習を進めていただければ嬉しいです」

KUMON広報高橋さん

髙橋さん「(生徒のみなさんに)実は私も小学校時代に4年間KUMONをやってましたけど、なかなか終わりの見えない教材で(笑)学校の宿題もある中で、本当に大変な毎日だと思います。でも新しい問題に対して、例題を見たり、先生にヒントをもらいながらチャレンジして、正解できたときの嬉しさってきっと皆さん経験があるんじゃないかなと思います。

 

ときには『宿題をやりたくない!』っていうときも、間違えた問題の多さや悔しさでプリントをぐしゃぐしゃにしたくなることもあるかもしれません。ですが、難しい問題にチャレンジして乗り越えたその経験は、皆さんの中に残るものですし、それを積み重ねていくことが、きっと皆さんがこれから中学校・高校・大学を経て大人になったとき、『新しい課題を乗り越えていく力』になると思います。目標を持ちながら、毎日のプリントに取り組んでもらえたら嬉しいなと思っています。皆さんの先生も、私たちも応援していますので、一緒に頑張っていきましょう!」

編集後記

髙橋さんのメッセージでもありましたが、大量の宿題を前にしたらプリントをぐしゃぐしゃにしたくなることも宿題を隠したくなることも、正直ありますよね…笑
(筆者は宿題をやっていないのに、『やったけど忘れました』と言っていたタイプでした笑)

 
あらかじめ日常的に宿題をやる時間を作ることを、KUMONでは「KUMONタイム」と呼んでいるのだそう。
子どもの生活の中に勉強する時間を作ってあげることで、自然と自らプリントを出して勉強し始めるのだとか。
そうして自学自習する習慣が身につけられれば、将来的に受験や試験に挑んでいくための『地力』として、子どもの大切な財産になりそうですね。

 
とはいえ子どもたちは遊びに勉強に毎日大忙し。疲れてしまうこともあります。
だからこそ親は柔軟に声がけしてあげると良いんですね。(それが本当に難しいんですけどね…笑)

 

今から60年前に一人の父親だった公文公さんがお子さんのために作ったのが公文式。昭和から平成を経て、令和に入るまでに世界50を超える国と地域にまで普及しているのは、きっとたくさんの親子にとって強い味方だったからだと思います。
 

悩んでいるママさんがいたら、「近くのKUMONさん」に相談してみてはいかがでしょうか?

家庭学習イメージ_KUMON

SUKU×SUKU編集部

KUMON広報高橋さん
髙橋 清光

株式会社 公文教育研究会 広報部 広報チームリーダー。(2019年7月現在)
ご自身も小学校時代の4年間、KUMONを学習。小学生時代はKUMONのほかに水泳などの習い事にも通っていた。現在は、2児のパパとして育児に奮闘中。

※本記事は、2019年6月時点のインタビューに基づいたものです。

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