ベビースイミングにピッタリなママ用水着おすすめ14選！選び方のポイントを徹底解説

ワンピースタイプの水着は、上下繋がった水着です。一昔前の一般的なスクール水着をイメージしてもらえたらと思います。ワンピースタイプの水着は、水の抵抗を減らし泳ぎやすくするために、体にフィットするように作られています。
ノースリーブ（タンクトップ）でハイレグカットになっているタイプが多く、ピッタリと体のラインが出やすく、腕や足の露出が多くなります。

セパレートタイプの特徴は、水着の上下が分かれていることです。トップスは、ワンピースタイプのようにノースリーブや半袖、長袖があります。ボトムスの種類も豊富で、ショートパンツタイプやミドル丈のスパッツタイプ、足首まで隠れるレギンスタイプなどさまざまです。
ワンピースタイプと比べ、肌の露出が抑えられるので、二の腕やお腹、お尻周りをカバーできる点や、上下が分かれているため脱ぎ着しやすい点などがメリットです。

オールインワンタイプは、ワンピースタイプと同じように上下一体型の水着です。ワンピースタイプの水着と違うのは、袖がノースリーブだけでなく半袖もあるということ。また、ハイレグカットではなくスパッツのように丈が長いということがあげられます。
ワンピースタイプよりも布面積が大きいため、脱ぎ着しにくい一面もありますが、泳ぎやすく露出が少ないというメリットがあります。

フィットネス水着は、水泳やアクアビクス、水中ウォーキングなどを楽しむために適した水着で、競泳用の水着よりも生地は厚めになっており、胸にパッドが付いているのが特徴です。水着の素材は主にポリエステルとポリウレタンです。この他、ポリウレタン繊維やナイロン、コットンなどが使われています。

■ポリエステル：シワになりにくく、型崩れしにくい。速乾性があり丈夫。
■ポリウレタン（ポリウレタン繊維）：伸縮性があり生地が軽い。塩素などに弱い。
■ナイロン：シワになりにくい。弾力性がある。水をあまり吸わずカビにくい。
■コットン：心地よい肌触りで丈夫。濡れた後乾かすと縮みやすい。日焼けにより色褪せや変色する

これらの素材を組み合わせた生地を使うことで、伸縮性が高く、体にフィットした水着ができるのです。

ベビースイミングでは、機能性に優れたフィットネス水着がおすすめです。これらの機能が揃った水着は、動きやすくベビースイミングに適しているといえるでしょう。

■伸縮性（動きやすさ）
伸縮性とは、ゴムのように伸びる力のこと。伸縮性がない生地は、水に濡れると縮んで固くゴワゴワした感触になります。ベビースイミングでお子さんを抱っこしているときに、水着が縮んだり固くなったりして、抱っこや移動がしづらくなる、ゴワゴワした生地でママやお子さんの肌を傷つけてしまうということになったら、せっかくのベビースイミングを楽しめないですよね。
ですが、伸縮性がある生地で作られた水着なら大丈夫。ポリウレタンを使用して作られた水着なら、伸縮性が高く水に濡れてもゴワゴワせず柔らかいままなので、プールに入って水着が濡れても楽にお子さんを抱っこしたり移動したりできるのです。

■撥水性
撥水性とは、水を弾く性質のことをいいます。例えば、洗濯した衣類は洗濯前よりも重くなるように、水を吸収しやすい衣類は濡れると生地が重くなります。もし水着に撥水性がないと、水分を吸収して重くなり、泳いだり歩いたりしにくくなってしまうでしょう。
ですが、実際の水着は撥水性に優れているため、水を弾き吸収しないので、水着が重くならず長時間プールに入っても自在に泳いだり歩いたりできるのです。

■保温性
保温性とは、熱を一定に保つ性質のことをいいます。保温性のない水着だと、プールに入ると体が冷えてしまいます。また、プールの外に出たときにもどんどん冷えて寒くなってしまいます。ベビースイミングの場合、スクールが終わると先にお子さんの着替えをしますよね。そのとき、ママは濡れた水着を着たままの状態のため、体が冷えてしまいます。
ですが、保温性が高い水着ならベビースイミング中や、お子さんを着替えさせている間も体温を維持してくれるので、体の冷え過ぎを抑えてくれて安心です。

■耐塩素性
水着を長持ちさせるには、耐塩素性の水着がおすすめです。水着の素材のひとつであるポリウレタンは、塩素に弱く劣化しやすいという特徴があります。プールに消毒剤として使用されているのが塩素です。そのため、プールで長時間使用すると水着が劣化し、伸縮性の衰えや色褪せ、生地が薄くなる等の状態になってしまいます。水着を長持ちさせたい場合は、耐塩素性かどうか確認してみるとよいでしょう。

最近の水着に使用されているポリウレタンは、衣類に使用されているポリウレタンよりも耐塩素性に優れた生地が使われています。ですが、何回も使用していると劣化してしまいます。そのため、正しいお手入れ方法で長持ちさせるようにするなど工夫も必要です。

■UVカット対策
ベビースイミングの開催場所が室内プールでも、場所によっては日差しが入ってくることもあるでしょう。ですが、日焼け止めクリームを使用してプールに入ることを禁止されている施設もあります。そのような時におすすめなのが、UVカット対策が施されたフィットネス水着です。
ハイネックで長袖、足の甲まで隠れるくらい丈の長いレギンスが付いたフィットネス水着もあります。また、生地にUPF50+やSPF50+（紫外線対策の加工）が施されている水着もありますので、このようなタイプのものを選べば、UVカット対策できそうですよね。

ベビースイミング用にフィットネス水着を探していれば、ジムやヨガにも使いたいと思うママもいるでしょう。そこで、用途別におすすめの水着を紹介します。

■運動にも使うなら水陸両用タイプ
お子さんのベビースイミングだけでなく、ジムやヨガにも使いたいママには、水陸両用のフィットネス水着がおすすめ。一見するとウェアに見える水着や、シチュエーションに合わせて組み合わせを楽しめるタイプの水着もたくさんあります。

■自分のスイミングにも使うならオールインワン
「ベビースイミングだけでなく自分のスイミングにも使いたい。でも、露出が多いのは少し抵抗がある」というママにおすすめなのは、オールインワンタイプのフィットネス水着です。オールインワンタイプの水着は、ワンピースタイプの水着と同じように上下一体型の水着ですが、袖はノースリーブや半袖があり、ハイレグカットではなくミドル丈なので露出が抑えられます。
また、オールインワンタイプのように上下一体型だとお腹がめくり上がってくる心配がないので、安心して泳ぎに集中できるのが嬉しいですよね。

■めくれ防止付き
「着替えやすくて、ベビースイミング中に子どもに体や水着を持たれても、ずれたりめくれたりしない水着が欲しい」というママには、めくれ防止付きセパレートタイプのフィットネス水着がよいでしょう。
セパレートタイプの水着は、上下が分かれているので脱ぎ着しやすいです。水着は濡れると肌にくっついて脱ぎにくくなりますが、セパレートタイプの水着なら上下が分かれているので、上下一体型の水着よりも脱ぎやすいのです。
また、トップスとボトムにめくり上がり防止のフックやボタンが付いている水着もあるので、そちらを選べばベビースイミング中お子さんに水着を持たれてもめくり上がることはまずありません。

ママがフィットネス水着を選ぶ際に、もっとも大切なのはサイズが合った水着を選ぶことです。洋服を選ぶときのように「体のラインを隠したいから」と大きすぎるサイズの水着を選ぶと、プールに入ると体が水圧で小さくなるので、水着が緩くなったり水が入ったりしてしまいます。

反対に小さすぎる水着だと、きつく締め付けられるので苦しかったり動きづらくなったりします。そのため、体にピッタリ合うサイズか少しきつめのサイズを選ぶとよいでしょう。水圧による体型の変化や水に濡れると伸びる水着の性質から、少しきつめぐらいのサイズの方が、プールに入ったときにピッタリとして丁度よいフィット感になるはずです。

基準にするサイズは、バストやヒップ、ウエストです。水着に記載されているサイズ表記もチェックして、丁度よいサイズの水着を選ぶようにしましょう。
たとえば、バストLLでヒップがLなら水着のサイズはLLサイズがおすすめ。バストがLLでヒップがMなら中間のLサイズがおすすめです。可能であれば、試着してフィット感を確認して決めると間違いないでしょう。

「ベビースイミングは楽しみだけど、お腹やお尻周り、二の腕、太ももなど、体のラインが気になるから水着になりたくない」というママもいるかもしれませんね。そのようなときは、体のラインをカバーしてくれる水着がおすすめです。

■お腹周りが気になる場合はセパレートタイプ
■腕が気になる場合は半袖や長袖タイプ
■下半身カバーはオールインワンやスカートタイプ
■全身をすっきり見せたい場合は、ラインやデザイン切り替えが付いているタイプ

気になる体のラインをカバーしてくれる水着で、お子さんとベビースイミングを楽しんでくださいね。

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プールでは、スイムキャップの着用が定められているところがほとんどです。スイムキャップを着用するのは、
・プールの塩素から髪や頭皮を守るため
・抜けた髪がプールに浮かばないように
・抜けた髪がプールの排水溝に詰まらないように
といった理由からです。

また、泳ぎに集中したいときも、髪をスイムキャップにきちんと入れておくことで、水の抵抗を少なくし泳ぎやすくなるというメリットもあります。

ラッシュガードは、もともとマリンスポーツ用のアンダーウェアとして使用されていたそうです。そのため、トップスだけではなくレギンスやボードショーツなどさまざまな種類があります。最近では、日焼けや冷え対策、体型カバー、オシャレコーデとして着られることが多くなりました。

「ベビースイミング用の水着は腕やお腹周りが気になるからラッシュガードを着る」というママもいれば「プールに入っていると冷えるから冷え予防に1枚羽織りたい」というママもいるでしょう。ラッシュガードはいろいろな用途に使えるので、1枚持っていると便利かもしれません。

プールの水は塩素や雑菌などが含まれているため、綺麗な水だとはいえません。その汚れた水から目を守るのがゴーグルの役割です。また、ゴーグルを付けることで、水中の視界がよくなり泳ぎやすくなるというメリットもあります。泳ぐためには、おすすめのアイテムといえるでしょう。
ですが、ベビースイミングで使用するかどうかは、スクールによっても異なります。そのため、ゴーグルが必要か、使用してよいかなど、スクールに確認してから用意することをおすすめします。

ベビースイミングの日に生理になったら、お休みした方がよいのか迷ってしまうママもいるのではないでしょうか。生理中はプールで体が冷えると体調を崩してしまうこともあるので、体調がすぐれない日は無理をせずお休みしましょう。

反対に「生理だけど体調は問題ない」という場合は、タンポンを試してみてはいかがでしょう。上手にタンポンを使えば、体の中で経血を吸ってくれるので、経血がプールに流れてしまうことがありません。体の中にプールの水が入ってしまうこともまずないので、安心してベビースイミングに参加できますよ。
ただ、タンポンに抵抗がある場合は、無理をせずベビースイミングをお休みするようにしましょう。

1.水着を脱いだら、その場で軽く水洗いをする
水着を脱いだら、なるべく早く水洗いする必要があります。水着は塩素に弱い性質の素材で作られていることから、プールの水が付いたままの状態にしておくと傷みやすくなります。そのため、水着を脱いだらなるべく早く水で洗って水着から塩素を流すようにしましょう。

2.タオルドライする（ギュッと手で力強く絞らない）
水着を水で洗った後は、手でギュッと絞りたくなってしまいますが、このような行為も水着を傷める原因となります。優しくタオルドライして持ち帰るようにしましょう。

3.持ち帰り水着を洗う
帰ったら、水着をそのままにせず洗濯します。水着は水で洗ってあるから、そのまま干したいと思う人もいるかもしれません。ですが、水道水で軽く洗っただけではプールの水や汚れは落ちないので、しっかりと洗う必要があります。このとき、洗剤を使う場合はホームクリーニング用などの中性洗剤を使用するようにしましょう。
手洗いの場合は、洗面器に水（と洗剤）を入れて優しく押し洗いをします。洗えたら水を入れ替えてすすぎます。洗濯機はあまりおすすめできませんが、使用する際はネットに入れて手洗いコース（ドライコース）で洗うようにしてください。

4.水着を乾かす
洗い終わったら、タオルドライして風通しのよい日陰でしっかりと乾かします。水着は、使用する度に洗濯して乾かさないと、ニオイやカビ、生地劣化の原因になりますので、毎回は大変だと思うこともあるかもしれませんが、しっかりと洗って乾かすようにしましょう。
また、しっかり洗って乾かしていたつもりでも、カビがはえてしまうこともあるでしょう。そのようなとき、普通の衣類なら漂白剤などでカビ取りをするので、水着も漂白剤を使ってカビ取りをしたくなるかもしれません。ですが、漂白剤は水着を傷め劣化させてしまうだけです。カビを見つけたら、もう一度しっかり洗って乾かしてみたり、クリーニング店に相談することをおすすめします。

幼児を対象にしていることから、お子さんにとってもママにとっても初めての習い事になる場合が多い、ベビースイミング。
ベビースイミングの際に使用するフィットネス用水着は、「体型を隠したい」と大きなサイズではなくフィットするサイズで選ぶことが肝心です。

ご自身に合った水着を着用して、親子でベビースイミングの時間を楽しみましょう！

今回、取材にご協力いただいた湘南スイミングスクールの詳細は以下のリンクからご覧ください。